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滝番小屋

新城市出沢と鮎滝の近況を紹介、その他雑感を少々。

■泣く子も地頭もヘルニアには勝てぬ;2022-07-01

2022年07月01日 | 瑠璃光浄土

.先月31日、口開け前日の朝
腰の痛みで起き上がれず。
2日に滝番だったこともあり、
湿布を貼り、痛み止めを飲んで我慢をしていたが、
2日になると、鮎滝どころかトイレに行くのも一苦労
あまりの痛さに、耐えきれず、救急車を呼んで
新城市民病院へ救急搬送。

『画像がボヤケますので、動かないで下さい』
カンカンカンカン・・コンコンコンコン・・・
ボォーンボォーンボォーンボォーン・・・
激痛に堪え30分、MRIで地獄の責苦

.『ヘルニアです。
 齢で骨が角ばっていて、脊柱管も少し狭くなっていますが、
 骨折はないし、この程度なら、二週間からひと月ぐらい
 家で安静にしていれば、8割ぐらいの人は回復しています。』
 
 医師の説明に、一安心すれども、この痛みは耐え難い。
「先生、自宅でこの痛みに耐える自信がないのですが・・・」
『大丈夫、よく効く痛み止めを出します、座薬も出しましょう
 一週間後に診察に来て下さい』
 と、トラマールを処方してくれた。
 
 自分も家内も入院するつもりで、準備をしてきたのだが、
 病院もコロナでリソースが足りないのか、
 こんな年寄の面倒見るのは大変だと思ったのか、
 自宅療養を進められて、家に帰されてしまった。

あれからひと月、医者の言った通り、
最初は這ってトイレに行っていたのが、
徐々に回復して、なんとか歩けるようになった。
まだ少し痛みが残っているが、この分だと何とか元に戻れそうだ。
有難いことである。
まだまだ、果たすべき業が残っているという事だろう。

.それにしても、待ちに待った滝番の日に、
救急車で病院に運び込まれるとは・・・。
これも日頃の不徳の致すところか・・。

『今年は鮎を捕るな、っていう事だワ』
・・・・家内の一言が重い。

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三途の川も六方踏んで

2022年03月24日 | 瑠璃光浄土

仁君の『今しか出来ん』との提案で
区民総出で、2月27日に、お宮の舞台や芝居道具を片付けた後、

『これで何も思い残すことはない』と言っていた仁君は、僅か十日後、3月10日、
急に持病が悪化し、あっけなく黄泉の客となってしまった。

安達三の貞任、大蔵卿、大高源吾、太十の操、どんどろのお弓、
寺子屋のよだれくり、・・・
二枚目が任だったが、何でも踊った、いい役者だった。
お宮の舞台から、豊橋文化会館、芸文センター、NHKホール・・・
今にして思えば夢舞台。
若い頃は、一杯呑めば何でもできた、何処でも行った。

長年、新城歌舞伎の代表として頑張ってきた仁君は、
三途の川も、花道を架け、六方を踏んで渡りたかったのだろう。
享年73歳、ご冥福をお祈りします。

急な旅立ちで、未だに信じられん。
まだ、まだ、やり残したことがあるので、
共に行くことはできないが、
いずれ皆んなで踊るのを楽しみに、
浄土に小屋掛して、師匠と一緒に待っていてくれ。

浄土の初幕は、やっぱり太十だな・・・。

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悪魔の寄生虫『ハリガネムシ』

2021年12月31日 | 瑠璃光浄土

■カマキリを入水させるハリガネムシ
.ミッちゃから電話;
『表に細くて長い・・50センチぐらいはある・・
何だかよくわからんがプラスチックのバネ?
みたいのが動いているけど、見にこんか?』
・・・このクソ寒いのに、そんなもの外にいたら凍ってしまう。
ミッちゃも老眼が進んで、太めの糸くずか、針金の切れ端が
動いているように見えるんじゃないか?と思いつつも、
本当に動いていて、50センチもあるなら、笄蛭かも知れん。
面白そうだ、見に行くことにした。

.ミッちゃの表;
寒いのか、まるまって絡まっていたが、
伸ばして水をかけると、ヘビのようにくねってゆっくりと進んでいる。
確かに動いている、生きている。
くねくねとした様子はまるで針金。
〈針金のような虫〉でググってみると、
その名もズバリ、ハリガネムシ
なんと、カマキリに寄生し入水させるらしい。
https://www.shinchosha.co.jp/book/353151/preview/
自然は厳しい。
様々な生き方があるのは仕方がないが、
自分としては、寄生はしたくない。
宿主或いは共生までとしたい。

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せと淵で浄化

2021年11月21日 | 瑠璃光浄土

.■鮎滝周辺草刈り
区の環境整備で鮎滝周辺を草刈り&清掃。
先週、巣山で大きな事故があった。
報道によると、奉仕作業の隣人同士の事故のようだ。
まずは亡くなった人の冥福を祈りたい。
草刈り機が危険なのは分かっているが、
田舎では必需品だ。使わずに暮らすことはできない。
電動草刈機が増えてきたので、より一層の注意が必要だ。

■七久保お不動様参道清掃
何かと忙しくて、すっかりご縁日(10月28日)を忘れていた。
参道の清掃を兼ねて、お不動様にお参り。

■せと淵で浄化
帰りしな、久しぶりに【せと淵】に降りた。
今夏の大水で少し深くなったようだ。
滝は良い。流れ揺らぐ水音は、日々の不浄を洗い落としてくれる。
目を閉じ、暫し佇む。
この贅沢な時は、お不動様の贈り物かな?。

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財賀寺のご本尊お前立様 田村組へ

2021年09月21日 | 瑠璃光浄土

■2021-09-21;1530
豊川市財賀寺の開創1300年記念行事で巡行中
ご本尊お前立の観音様が、田村組にお出でになった。


立派な光背、千手観音様、高さは210㎝、慈悲深いお顔、思わず合掌。

ん、財賀寺?、そう言えば、昔(五十年近く前になるが)
早朝、財賀寺で座禅を組み、肩にバシッと警策を頂いたのを思い出した。
この度はわざわざ出向いて諭してくれるとは・・。これも何かの縁だろう。

如来になる為に
『衆生が私の名前を呼び、助けを求めるならば、
天耳・天眼を持ってその衆生の苦しみを救うなり。』
と請願された観音様。
人々の苦しみの声を聞いて下さることから、
慈悲の菩薩と言われている観音様。

「南無大慈大悲の観音様、
どうか一刻も早くコロナを終息させ、安全安心な世にして下さい。
・・・・そして願わくは、わずかなご利益を・・・」
『オン・バザラ・タラマ・キリク』

財賀寺
愛知県豊川市財賀町観音山にある、高野山真言宗の寺院。本尊は千手観音。
観音山の中腹から山麓にかけて伽藍が展開する山寺である。
国の重要文化財に指定された平安後期の金剛力士立像で知られる。 
 【ウィキペディア】

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シンジュサン

2021年08月31日 | 瑠璃光浄土

『うわぁー、大きい』
家内の声に振り向くと、大きな蛾が網戸に張り付いて
中の様子を伺っている。
こんな大きなのはヤママユガに違いない。
だがヤママユガは黄色で、モスラみたいな、
如何にも蛾です、という格好をしているはずだが・・。
こいつはアゲハ蝶みたいだ、蛾らしくない。

写真を撮って、調べて見ようと、外に出た。
コンベックスを出すと、羽根を大きくゆっくり開閉し
不気味な両端の目玉で威嚇してくる。
何とかなだめてカメラに収まって貰った。
開張18センチ近くある。立派な蛾だ。
美しい模様。自然の造形美に感嘆。

4つの横向き三日月模様。前翅の先端部分にあるヘビの目の模様。
ググるとシンジュサンとある。名前も綺麗だ。
おそらく幼虫が真珠のように美しいので名付けられたのだろう。

そう言えば昔はよく見かけたような気がするが、
ヤママユガ同様、最近はあまり見かけなくなった。

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二回目の副反応は軽かった。

2021年07月04日 | 瑠璃光浄土

.接種(ファイザー;二回目)後の経過記録

旧新城東高校で集団接種
接種;2021-07-03_1347;♂73.9才;170cm;59kg;BMI_20.4
⇒接種箇所(左上腕)に張り;2021-07-03_2200(8時間後)
⇒接種箇所に軽い痛み;2021-07-04_0600(16時間後)
⇒痛みもほぼ消える;2021-07-04_1800(28時間後)

※『副反応は二回目のほうが酷い』
と聞いて構えていたが、自分の場合はほぼ一回目と同程度、
むしろ腕の痛みは一回目より少なかった。
一回目にあった発熱もなし。有り難し。
コロナに対する効果はよく分らないが、何よりワクチンを打ったという
安心感が大きい。これで少しは安心してオリンピックを楽しめる、
と思っていたら熱海で大規模土石流、
マサ山を抱える出沢も他人事ではない。
世に心配の種は尽きまじ。

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新型コロナワクチン接種(一回目)の経過_2021-06-14

2021年06月14日 | 瑠璃光浄土

※新型コロナワクチン接種
かかりつけの内山先生に、混んでいるので一月ぐらい先になりそうだと言われた。
反対を押し切ってオリンピックも開催されそうだし、少しでも自己防衛するしかない。
どうせ打つなら早いほうがいいと、旧東高校跡の集団接種会場での接種を申し込んだ。

12日午後、13時30分~14時が指定の時間帯だ。
遅れないようにと、早めに出かけ、会場についたのは13時10分だった。
スタッフが慣れてきたのだろう、思ったよりスムーズに流れていた。
午後1時半に始まり、書類のチェックから問診、接種、経過観察の15分を含め
約30分、2時には会場を出ることが出来た。

家で大写しのテレビの画面で見ると、ど太い注射器でブスリとやっているので、
相当痛いぞと覚悟していたが、担当がきれいな女医さんだったこともあり、
実際には打ったのに気が付かなかった。
月一度、内山医院での採血のほうが余程痛い。

副反応には個人差が大きい、二回目のほうが酷いと聞いているが、
とりあえず、自分の場合は下記の通り。

.接種後の経過記録(一回目)
接種;2021-06-12_1338;♂73.8才;170cm;58kg;BMI_20.1
⇒接種箇所(左上腕)に張り;2021-06-12_2100(7時間後)
⇒接種箇所に軽い痛み;2021-06-13_0600(16時間後)
 ※筋肉痛(一匹でも多く鮎を捕ろうと、笠網を振り回した翌日の感じ)
⇒+0.7℃の発熱(36.8℃);2021-06-13_1500(25時間後)
⇒痛みも消え平熱(36.1℃)に戻る;2021-06-14_0600(40時間後)

★最大の副反応は【二日間酒が呑めない】こと。
 この副反応に耐えられない人は、接種を控えたほうがいいだろう。

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クローンで生き返る

2021年01月12日 | 瑠璃光浄土

.PCダウン
まさか、コロナに感染したわけでもあるまいが、正月早々PCがダウン。
システム異常で再起動を促す警告が出て、そのまま立ち上がらず。
購入から5年、当時としてはハイスペックだった LIFEBOOK-WS1/M、
Win8からアップグレード。
CPUはi7-4500U,メモリーは10Gに増設,ストレージは500GのHD⇒1TのSSDに換装、
まずまず順調に動いていたのだが
Win10_20H2にアップデートしてから、調子が今イチ。そろそろ寿命かも。

.SSD交換
幸い、クローンを作成してあったので、即交換、復旧。
一昔前ならクローン作成などは夢のまた夢。
PCがダウンすると、リカバリーして、ソフトをインストールし直し、
もとの状態にするのに早くても2・3日かかった。
それが今ではSSDを交換すれば、一時間ほどで元通りになる。楽になったものだ。

.お先にごめん○
コロナ渦中また一人、仲間が旅立った。
11日、イナンバのマサが亡くなったと聞き、通夜の焼香に行った。
きれいに化粧された顔を拝み、一緒に歌舞伎を踊ったのを思い出した。
『氏より育ちと言うが、何れを見ても山家育ち』・・・寺子屋の源蔵だ。
『湯の辞儀は水とやら、お先にごめん○』・・・太十の久吉だ。
いずれもマサの当たり役だった。
自分より六つも年下の六十七才、
気さくな性格で、いつも場を和ませてくれた、マサ、
車の運転が大好きだった、マサ。
追い越し禁止だと言ってあったのに、標識を見落としたか先に逝ってしまった。
通夜は皆で集まり、夜通し昔のことをあれこれ語って、故人を偲ぶところなのに、
参列どころか、会話さえ禁じられ、供養ができぬ、成仏できぬ。
身を潜めて、何とかコロナ嵐をやり過ごそうと思っているのだが、もう限界だ。
「マサ、まんだ早すぎる、戻ってこい、呑み直しだ」
クローンがあったら交換して元に戻したい・・・。
■2021-01-11;1800;東海典礼

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冬至はゆず湯でコロナ祓い

2020年12月21日 | 瑠璃光浄土

.本ゆず
『ゆずいるかん?』
表で落ち葉を集めていると、シゲちゃが軽トラで通りかかった。
荷台を覗くと、箱に入った黄色い大きな実が十数個。
「おおきいのん。ゆずというよりカボチャだのん」
話の種に一つ貰って玄関に飾ることにした。

.ゆず湯
そういえば今日は冬至だ。
冬が旬の柚子は香りも強く、邪気を祓う力があるので、
冬至の日に柚子湯に入ると、風邪をひかずに冬を越せると言われている。
きっとコロナにも罹りにくいに違いない。
【桃栗三年柿八年、柚子の大馬鹿十八年】
十八年はかからないと思うが、柚子は実るまでに長い年月がかかるので、
ゆず湯に入れば、長年の苦労が実ると言われている。
自宅裏の柚子は、今年はなりが悪かったところに、
12月上旬の暖かさで殆ど実が落ちてしまった。
それでも何とか、風呂に入れるのは確保できた。

今日はゆず湯でコロナ祓いだ。
■2020-12-21;冬至

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