よしべや自然博物館

2022年11月の月蝕を契機に電視観望を始めました。
通信販売とSNS頼りに頑張ります。
天文初心者の悪戦苦闘の記録。

電視観望の記録122(へび座 IC4756散開星団)

2023-07-29 05:00:00 | MC天体

へび座 IC4756散開星団

画像① 元画像よりSVGA切り出し

たて座の電視観望のついでに観望。日本語Wikipediaでヒット無し、英語版を翻訳で読む。へび座の明るく大きな散開星団で、肉眼でも見えるという。またグラフの星団との名前があり、どうも月のクレーター グラフ・火星のクレーター グラフの名前にもなっているドイツの天文学者カシミール・グラフさんにちなんだ名前らしいがはっきりとは確認できなかった。広角でへびつかい座のNGC6633散開星団とペアで撮されることが多いらしいが、私の場合はそれぞれ別で撮した。(なお、NGC6633は架台の震動で星が流れ、画像は没。館長きっと減量します!)

なお、せっかくの機会なので、へび座の位置を確認してみた(画像③)。本当に2つに分かれている。驚き。ステラナビゲターLite本当に役に立つ。

 

画像② SharpCapProによるプレートソルブ、アノテーション

(画像の縮小で読めないことを懸念して、文字書き加え)

画像③ステラナビゲーターLiteによる観望位置

参考資料

1)中西昭雄著「メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド」誠文堂新光社

2)浅田英夫著「エリア別ガイド 星雲星団ウォッチング」地人社館

3)早水 勉著「The Book of The Starry Sky 星空の教科書」技術評論社

4)渡邉耕平著「電視観望 実践ガイドブック Ver 1.1」株式会社サイトロンジャパン

5)JUNZO著「アンドロメダ銀河かんたん映像化マニュアル」日本実業出版社

6)電視観望の機材07(機材一覧表)

7)へび座~Wikipedia

8)IC4756~英語版Wikipedia

9)星座八十八夜 #9 分割されている唯一の星座「へび座」~AstroArts

 

撮影データ
2023年7月17日 ベランダ観測所
へび座 IC4756散開星団
FMA135+Ceres-C+赤道儀化AZ-GTi+UV IR- CUTフィルター(RIver2付属品)
SharpCapPro4.0でライブスタック、Save exactly as seenでpng保存
Raw16、Area1304x976、Offset=100、Gain=200
Exposure=4s×81frames=324s
ホワイトバランス(AUTO)、ダーク補正(あり)
Microsoftフォトで、色・明るさ調整、スポット修正、トリミング等


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