人間ドック学会が、血液検査の基準値を見直してもっとゆるくすべきだと提案。
この基準がすぐに使われないようだが、だいたい、特定健診などで
使っている基準値も、どういうものか説明もない。
健康そうな人を集めて出した基準値であるから、そもそも健康というのは何かということになる。
１万人を集めて、１００歳まで健康に生きた人の血液データを蓄積すれば、基準値も意味があるだろうが
まあ不可能に近い。
９０歳の高齢者の血液検査の結果で異常があれば、すぐに薬を出すような医療はやめるべきだ。
９５歳の骨粗鬆症というのもさすがにやめるべきだろう。
腰痛で整形外科に送ると、大量のくすりをもらってくる。
年齢、社会背景、その人の生き方など、考慮して投薬すべきだろう。
そのために基準値を年齢別のものを使うべきで、それができない特定健診はなんだろう？？
少なくともいまの医療がいろんな意味でやりすぎであることは間違いない。
小児や難病という難しいところはあまり手をつけず、安易な健康診断で健康増進というのも
医療費削減といいながら何もできていない。
昼間、週の前半はあきる野にいるので、たびくんと散歩している。
いつもの公園近くを歩いていると、いまコンビニで売っている私の本「脳年齢がわかる本」を
持った人が歩いてきた。
あらっと思っていると、「先生」と声をかけられた。
「先生の本、初期のころからずっと読んでます。新しい本、いま買ったところです」という。
「それはどうもありがとうございます」
「この犬がたびくんですね・・」
と。
とまあ、あきる野ではこんなことも起きる。
今日は都内にいる。免許の更新に行こうと思っていたが
面倒になり延期とした。午後はM企画で会議。
昼間、週の前半はあきる野にいるので、たびくんと散歩している。
いつもの公園近くを歩いていると、いまコンビニで売っている私の本「脳年齢がわかる本」を
持った人が歩いてきた。
あらっと思っていると、「先生」と声をかけられた。
「先生の本、初期のころからずっと読んでます。新しい本、いま買ったところです」という。
「それはどうもありがとうございます」
「この犬がたびくんですね・・」
と。
とまあ、あきる野ではこんなことも起きる。
今日は都内にいる。免許の更新に行こうと思っていたが
面倒になり延期とした。午後はM企画で会議。
雑誌「経済界」で「現代医療の真相」の連載を開始しています。
同時に電子版のほうでも読むことができます。
http://net.keizaikai.co.jp/archives/6701
隔週発売です。
なかなかテレビなどでは語られない医療の裏側を書いていきます。
ファミマ、サンクス、サークルK で販売中。
コンビニ本が続いていますが、ファミマは全国展開なので、初版部数はとんでもない数です
普通の本ならベストセラーです。
本が売れない時代というより、読まない時代。
電子ブックも大手が新刊を出さないので、相変わらず低迷。
私の以前のエッセイ、小説はほとんど電子化終了。
非常に売れている部数は少ないですが、過去の本も電子ブックで読めます。
Dr.米山公啓のあなたの脳年齢がわかる本
がコンビニで今月発売になっているはずですが、
いまだに私は見ていません。
手元には完成品がないし、まあ、どうなっているのでしょうね
おしゃべり人形のまーくんが、診察室においてあり
１５分に一回くらいいろいろしゃべる。
９時だよ、お腹がすいた、桜満開？など
さっき「何してんの」というので、
スタッフ一同 仕事してんだよ！と。
本来は音声認識で反応するのだが、
呼びかけの言葉が限定されるので、いつもはほったらかし。
自動的にしゃべらせたほうが結構面白い。
近いうちに私が監修したまーくんの新聞広告がでるはず。
ザルティア同様に、二つの作用がある薬が
もうひとつ発売。
前立腺肥大症治療薬としてアボルブが発売されたが、
この薬は男性型脱毛治療薬のプロペシアと作用機序が似ていて、
脱毛にも効果がある。なので、前立腺の治療をすると、EDもはげも治ってしまう
ということになるかも。ただ日本では脱毛治療には承認されていない。
今後はこういった若返り薬が増えてくるのかもしれない。
脳にも効く 若返り薬があればねえ
週刊誌などですでに話題になっている
前立腺肥大の治療薬が発売になる。
ザルティアという名前だが、じつはED治療薬として発売されているシアリスとまったく
同じ成分。シアリスは３６時間くらい効果が持続するのがウリであり、ヨーロッパでは
よく使われている。
シアリスは１０㎎一錠が１８００から２０００円だが、ザルティア５㎎一錠が２３０円
つまり前立腺肥肥大による排尿障害という病名がつけば、約１／５の価格で薬が手に入る。
むろん健康保険で３割負担なら二錠１４０円前後になるが、排尿障害に対しては５㎎である。
EDの治療薬はもらいにくいが、おしっこが出にくいということであれば
医者から薬がもらいやすくなる。
すでに 製造販売元の日本イーライリリー、日本新薬 の株は上がってしまっているが。
