1日診療。午前中は患者さんが多かったが、
午後は暇だった。
ただ日中、銀行の人やら来て、忙しかった。
医療というのは、患者や家族側の視点で見ると
まったく違うものに見える。
ナースのあたたかい言葉が、家族をいかに救うか
たぶん、ナース自身もわかっていない。
なかなか患者の社会背景を考え、対応することはできないだろう。
医者も同じで、いかにひとことが、患者さんを不安にさせたり
安心させたりしているか それがわかっているようで
まだまだわかっていない。
夕方、青梅にある介護では有名な某病院へ紹介した
患者さんの家族の方がみえて、すごくいい病院でよかったと
感謝をしていた。
本人が家より元気になってしまったと
喜んでいた。
そういう家族の満足度が高いことが
いかにすごいことであり、いまの医療では
難しいことだろうか。
悲しいかな多くの病院では耐えねばならない
肝硬変の治療薬が動物実験で成功したという
5年後には実用化を目指すという。
10年前なら肝臓ガンも治療がなかったが
インターフェロンなど、肝臓病の治療が
革新的に進んでいる。
あと数年生きていたら、治療薬がでたのに、
そんな時代になりそうだ。