横浜の大桟橋にセレブリティ クルーズの ミレニアムという大型の客船が来て
プレス向けの説明会があったので行ってみた。
いま日本は、サンプリンセス。ボイジャーといった大型客船が日本周辺のクルーズをやり始めて
業界では大騒ぎである。
ミレニアムは高級クルーズ船の仲間であるので、ボイジャーとかサンプリンセスなどに比べ
お金持ちが乗る船というイメージだ。船内のデザインやアートがいい。
落ち着いている感じ(貧相な内装をシック呼んでごまかすのとは違う)。
料理の質がいいことでも有名。
ただ2週間というような長い クルーズが多いので、なかなか乗るチャンスがない。
そのあと、山手のドルフィンに10年ぶりくらいに行ってみた。
あのユーミンの歌に出てくるドルフィンだ。
建て直す前に何回か来ていて、建て直したあとも、数回来ていたが、
かなりがっかりした。
船内のセンスのいいインテリアを見てしまうと、ドルフォンの内装が
あまりに貧相。
テーブルにビニールクロスはないでしょう。原則布のテーブルクロスでしょう。
夜景も手前にマンションが増えて、かつての綺麗な夜景は望めない。
時代の変化なのだろうし、まあしょうがないのかもしれない。
日本に内装が素敵なレストランがどれくらいあるだろうか。
有名レストランでも内装までお金をかけているところはほとんどないように思う。
まだ食事そのものがよくても、レストランの内装が楽しめるようなところがない。
船のアイデアを凝らした内装を見てしまうと、ドルフィンも吹っ飛んでしまう。
画像は、ミレニアムの中にあるレストランで、あのタイタニックの姉妹船として有名なオリンピックという
客船の内装に使われていたものを、ミレニアムがオークションで落札して、復元したという。
そんなストーリーもなかなか面白い。