米山公啓のブログ

作家で医師の米山公啓の公式ブログ

音の攻撃

2007年05月30日 23時51分41秒 | Weblog


  1日、診療。
  患者さんは少ない日だった。

  昼間、あきる市にある実家で昼寝をしていると、
  午後1時半になり
  すぐよこにある、画像のようなスピーカーから、
  子供を見守りましょう という市の放送が流れ、
  とんでもなく大きな音で、目が覚めてしまう。

  昔のテレビドラマの「プリズナーNO6」のような感じで
  住民が管理されているようだ。

  今日はさらに2時過ぎにヘリコプターから
  振り込め詐欺の防犯キャンペーンの放送を 地元福生警察が
  流していた。

  横田基地の騒音公害で、地元住民が勝訴したばかりなのに、
  警察が騒音をまき散らすとは。

  自治体にしろ、警察にしろ あまりに音に対して無神経だ。

  都内では少なくともこんなことをしていたら大騒ぎに
  なってしまうだろう。都下という環境がそれを許していると
  しても、おかしな話だ。

  こういうことに金をかけること自体無駄だろうし、
  いまや他のメディアで防止を呼びかけることも
  できるだろうにと思うが。

  夜は、川崎市の王禅寺で開業しているF先生と美人フルートの先生と
  3人で食事。
  
  F先生、夢見る団塊世代です。



よき時代

2007年05月29日 22時32分30秒 | Weblog


  午前中診療、午後は原稿書き。
  来年2月の講演依頼などあって、もうすでに来年の予定を
  書き込まねばいけない。
  でも聖路加の日野原先生は2年先の講演がつまっていると
  いいますから、まだまだですね。

  予定があいていると思うと、次々 打ち合わせが入ってきて
  よくぞまあ、こんなに話があるものだと感心する。

  写真を整理していたら、 
  こんな懐かしい写真が。
  天本病院に勤務しているときに確か10周年記念で、
  新宿のホテルで、袴をはいて、祝辞を巻紙に延々と書いて 
  読んでいるところ。

  まだ病院にこんな余裕があった時代だった。
  もはや、こういう余裕はなくなった。
  と同時に医療崩壊である。

  日本の医療が医者の努力と我慢で成り立っていると
  以前から指摘しているが、
  それでもマイナス面ばかりメディアが叩くので、
  臨床の最前線からとうとう医者が逃げ出したのだ。

  私が医療エッセイを書き始めた10年前、
  普通の医者の大変さを描きたいという思いからだった。

  それはただのギャクエッセイと読まれたかもしれないが、
  すでにあのときから、予兆はあったような気がする。

  私のいた医局の主任教授が2代目になり、
  やたらにインパクトスコアー(研究論文が
  掲載される雑誌の評価の点数)が高い、研究が
  いい研究ということになり、内容のオリジナリティなど
  無視し始め、なんとも研究がつまらなくなったことがあった。

  医局員どうしの年賀状は禁止
  医局旅行は医者だけで行く、
  コピーは自腹で支払う

  など、あのあたりも、すでに医局というものが
  崩壊し始めていたのだろう。

  メディア、患者が医者に過大な要求と期待して、
  医者を追いつめてしまえば、イギリスの医療のように
  最後は医者が国内から逃げ出すということになるのだろうか。


 

  




大阪講演

2007年05月28日 23時56分00秒 | Weblog

 
  某大手住宅メーカーと信託銀行が、アパート経営者向けに
  セミナーをやったのだが、その一部として、健康の話ということで
  認知症予防の話を大阪で講演していた。

  姫路のときとは違い90名くらいいたように思う。
  会場の関係で、反応いまひとつだったが、まあ、そこそこでしょうかね。
 
  1日費やして、大阪遠征で講演するというのも
  時間的なことを考えると、いつもどうなんだろうとは思う。

  だから、往復の新幹線の中では、読書に徹して、2冊読破でした。

  それにしても、朝の中央線の雰囲気は、どうも好きになれない。
  混んでいるというだけでなく、マイナスパワーを感じてしまう。

  これから仕事に行くぞという、エネルギーが感じられない。
  乗っている人の年齢が上だった時間帯のせいかもしれないが。

  007 カジノロワイヤルのDVDが出たので、買った。 
  映画館でも観たが、あまりのできの良さに、もう一度観たかったのだ。

  週刊ダイヤモンドに日本のテレビ局の問題が書いてあるが、
  あてにならない視聴率をなぜ、重要視するのか
  実際にテレビを観ている数はかなり減っていると思うがそういう
  データを出すことはない、スポンサーに対してマイナスだからだろう。

  ニュース、ドキュメンタリーを観たいという要望が高いのに
  なぜつまらないバラエティやドラマを作るかも謎である。

  カンヌ映画祭で、海外の監督は非常にしゃれたまじめな内容なのに、
  たけしのコメントのつまらなさ、恥ずかしい限り。
  ちょんまげも、ギャクにもなっていなし、それを非難するメディアもない。
  やるなら、本格的に自分の髪でやるべきだろう。侍に失礼である。

 


 
 




ウォーキング

2007年05月27日 23時20分27秒 | Weblog


 本日も外に行くことなく、原稿書き。
 ようやく締めきり原稿をいくつか書き上げ、メールで送る。

 昨夜は途中で目が覚めて
 「24」のシーズン6を最後まで見た。
 最初からシーズン6はストーリー展開が暗い。
 最後もすっきりしない。日本でのDVD発売は先だろうが、
 シリーズの中で一番できが悪い。キャスティングもいまひとつ。
 ま、そうそうクオリティは保てないだろうから、しょうがないでしょうが。

 さすがに家の中にずっといたので、
 久々にウォーキングすることにして、夜10時くらいになってから
 1時間くらい歩いていた。「ミセス ロビンソン」を聴きながら
 ウォーキングでした。

 Paul McCartneyの新曲Ever Present Pastが出たので、
 itunes からダウンロード。アルバムはまだでないで、その中の一曲だけ
 しかまだダウンロードできない。こういう売り方ができるのが
 ネットの面白いところかも。
 Paulらしい楽しい曲。
 
 
 明日は大阪で講演。週の後半にはNHKでBSブックレビューの
 撮影もあるので、本も読んでおかねば。




爆走 原稿書き

2007年05月27日 00時27分47秒 | Weblog


 1日、原稿書きに集中。
 電話もないので、原稿を書き続けた。
 いつもは2時間もすれば眠くなるが、資料の本を読みながら
 書き続けた。
 一応、ちくま新書の原稿が8割がたできあがった。
  
 「24」シーズン6 ついに最終に。
 itunes のアメリカサイトでダウンロード。
 それを見てから寝ることに。

 



鍛えない脳

2007年05月25日 21時41分57秒 | Weblog


  予定のなにもない日だった。
  某テレビ局からテレビの出演依頼。
  バラエティだったので、どうしようかと思ったが、
  残念ながら私が地方へ出かける日に重なっていて、お断りした。
  残念というかまーしょうがないというか。

  ホリプロ所属になって、特別にテレビ出演が増えたという
  こともない。というのも、バラエティの出演は断ったりして
  いるので、いまのテレビ、バラエティにでなければ
  出演する番組はないと同じことだ。

  あくまでもマイペース主義でいきます。

  ダイエットエッセイの原稿やら、連載ものの原稿を書いていく。
  来週あたり、さらに新刊の企画の打ち合わせになりそう。

  しょういん という出版社からでた「スピンドル式鍛えない脳」
  中もゲーム的作りになっていたりして、結構こってます。
  


  



神楽坂の夜

2007年05月24日 22時25分42秒 | Weblog


 午前中診療、
 昼間新宿で、しょいんから出た「スピンドル式 鍛えない脳」
 と、インプラントの本(私の対談がある)2冊をYさんから受け取る。

 ゲーム作家との対談やその批評が本になった スピンドル式・・
 は、なかなかマニアにはうけるかもしれない。


 夜は日刊ゲンダイのSさんたちと、神楽坂のしゃぶしゃぶ屋で食事
 昨日の福生とはずいぶん違う感じだ。

 やはりみな昔の文化の上に成り立っているとつくづく思う。
 しかし、暑い日でした。

 原稿締め切り、いろいろあって集中しないと。


福生の夜

2007年05月24日 00時54分22秒 | Weblog


  あきる野で1日診療。患者さんはそれほど多くなかった。
  
  夜、隣町の福生(ふっさ)市の中学校時代の仲間と、
  講演会などでお世話になっている地元の歯科の先生と
  食事会だった。

  中学校時代、福生の中学へ通っていたが、
  福生の歓楽街の夜の姿を見たことがなかった。

  小さなスナックが数百軒並んでいる。
  実に不思議で、どこか懐かしい雰囲気。

  つげ義春の世界というか、時間が止まった感じ。

  以前、老人保健施設の施設長をやっていたときの
  仲間というか婦長(師長)さんもいて、
  ひさびさに大騒ぎでした。

  





インタビューの日

2007年05月23日 00時03分40秒 | Weblog


  午前中、フリーペイパーの取材を受ける。
  私の本を昔から読んでいたというライターの女性でした。
  ありがたいことです。

  午後、なーんねんぶりでしょうか、
  週刊プレーボーイの取材を受ける。
  内容は週プレらしくないまじめな医療ものでした。

  そのあと、某雑誌の取材を受け、
  1日ハイテンションでしゃべっていたら、疲れてしまい
  夕方寝てました。

  というわけでほとんど今日はなにもできず。

  新しいことをやらねばという意欲が少し出てきた
  別に何というわけではないが
  こういう感覚のときは いいアイデアが突如生まれる。

  昨日、明け方、テレビでマイルス・デイビスのジャズを解析していた。
  モード進行 という意味がようやく理解できた。

  マイルス・デイビスがそのアイデアを考えつくのも
  ある民族音楽を聴いたときだ。

  天才ですら、そうそう思いつかないのだから、
  ま、すばらしいアイデアがそうそう出るわけがない。

  1年のうちの99%はたいしたアイデアではないが
  1%というか、ほんのひとつ二つ、いいアイデアがでる。

  それは努力というより、いかに無駄な時間を過ごすかだ。
  無駄の中で突然ひらめくのだ。
  といっても常に考え続けていることは間違いないが。
 
  最近画像がないので、
  今日は数週間前に一緒の食事をした、昔のMRと同僚。
    



米山式ダイエット

2007年05月22日 00時20分39秒 | Weblog


 昼間、友人の紹介でフルートの先生にお会いしてました。
 もちろん美女です。
 
 いえ、私がフルートを習おうというわけではないのですが、
 一緒にコラボレーションできるようなことが
 あればということで。

 どんな世界も生きていくのは大変です。
 とまあ、そんな話をしてました。


 集英社の携帯サイトで、好評連載中の
 「人はどうしてやせないのか」
 のエッセイは今年1月から開始して、実際に私がいろんな
 ダイエットをやっています。数ヶ月で5㎏以上体重が減って、
 順調ですが、
 毎月新しいダイエットを試していくので、
 まあ、大変です。

 どんなことをやっているかは、読んでいただくしかないですが・・

 今回はあの例のダイエットをやっています。
 とーんでもなく大変です。

 画像は、オランダクルーズのときに寄港した
 港のお店で売っていた 塩と胡椒入れです。
 磨いたら、ぴかぴかです。
 古いものではないですが、光るとそれなりにいい感じです。