コンピュータとプロ棋士の戦い
今年も人間は5戦して一勝しかできなかった。
囲碁は展開が多いので、まだ人間には勝てない。
チェスは取った駒を使わないので手数が少なく、すでに、コンピュータに勝てなくなっている。
ごく近い将来、トップにいる棋士も負ける日が来るはずだ。
コンピューターが人間を超えていくのは間違いない。
情報数に限界があるものであれば、コンピューターは負けないだろう。
ただあくまでも数値化できるものでないと駄目であるが。
医療分野もかなり自動診断が入ってきている。
心電図などは、以前から自動診断である。
アナログのデータを診断していくわけだが、
先日眼底カメラで自動診断できないかと聞くと、まだ無理とのこと。
人間のカンとか総合判断能力はまだよくわかっていないので、
そのあたりが解決できれば、物事を判断するのはコンピュータに任せるようになるだろう。
10年かからないで、そのあたりまで到達するかもしれない。
電子カルテをつかって医療が行われているが、
それはデジタル化ではない、人間がアナログ的に診断しているのだから、
医療の自動化はまだ時間がかかりそうだ。