明日の土曜日テレビ東京の 午後9時からの
アド街ック天国 で 私が40年近く通っている
トーフステーキの店 一億が 紹介されるようです。
今年、雑誌で横尾忠則さんと対談したときに、
サンタナと映っている横尾さんの写真が一億のトイレにおいてあって、
その話をしたら横尾さんも覚えていて、盛り上がったのです。
サンタナが横尾さんにアルバムのカバーを依頼したので、一億で
写真を撮ったのでしょう。
新刊です。『ぼけないのは、どっち?』リンダパブリッシャーからでました。
ボケの予防を二択で解説しています。
できることが是非実施してみてください。
同名の本が1週間遅れで出てますが 私のほうが1週間早いので「元祖 ぼけどっち」です
リンダパブリッシャーはTSUTAYA系の出版社です。
ノーベル賞の影に
1年間に世界中で3億人以上に使われている使用量として最大の薬がある。
イベルメクチンという薬で、オンコセルカ症という熱帯の寄生虫の病気の特効薬だ。
この薬によって、多くの人が失明から救われている。
実はこの薬は日本人 大村智の研究から開発された。
以前、熱帯医学のことを書いたが、世界規模で考えると熱帯の病気のほうが圧倒的に多く
そこに貢献することは、非常に大きな意味がある。
この薬は最初は犬のフィラリアの治療などに使われていたが、人の寄生虫(ミクロフィラリア)にも
効果があることがわかり、あとから人に使われるようになったという不思議な薬だ。
メルクという世界的な製薬会社との協力によって、最終的には薬になっているが、
最初のアイデアは大村氏によるものだ。
今年3月に ガードナー国際保健賞を受賞している。(途上国への保健に貢献した人に与えられる)
えらそうに書いているが、今月号のメディカル朝日の記事を元にしている。
こういった事実はまったく知らなかったし、日本のメディアではほとんど取り上げない。
海外の大手製薬会社は早くから大村の研究に目を付け、大村の努力もあって
共同開発して薬になっている。
いわゆるノーベル賞ものの発見と研究であるが、なかなか日の当たらない研究なのかもしれない。
とくに日本では海外で評価の高い人の認知度があまりに低く、それはメディアの責任もあろう。
あるいは自国できちんその人の業績を評価できない、日本の科学のあり方が最大の問題ではないだろうか。
今回のノーベル賞受賞者の中村氏も 会社側との訴訟問題がなければ、あれほど知られることはなかっただろう。
まだまだ知らない評価しなければいけない科学者は多いはずだ。