米山公啓のブログ

作家で医師の米山公啓の公式ブログ

日本アカデミー賞 作品を見る。

2015年02月27日 23時41分56秒 | Weblog

日本映画は最近ほとんど観ないが、それもよくないと思い、

昨夜、がんばって「桐島、部活やめるってよ」「舟を編む」の2本を見た。

 

結論、見るのが辛かった。これを映画館で見るのはかなり忍耐が必要だろう。

エンターテイメントとしての要素がまったく両作品ともない。

ドキドキ感、先がどうなるのだろう、意外性などとにかく、もっと見たいと思う

時がまったくないのだ。

この2つの作品が日本アカデミー賞である。

 

いった日本の映画界はどうなっているのだろう。

作品のどこがどうこと言うことすら意味がないように思う。

つまり描きたいものがなくなってしまったのではないだろうか。

 

日常が魅力のない俳優たちによって演じられる まさにそんな感じである。

 

やはり見る側が目を覚ますしかないだろう。

そんな映画批評が聞こえてこない、メディアもどうかしているし、ベストセラーを映画化するという

安易な企画。となれば、メディアも正面きってスポンサーの関係もありできない。

 

ネット上ではいろいろ言われているのだろうが、きちんと映画を評価するメディアがないのが

日本映画界の最大の問題なのではないだろうか。

 

黒沢の「生きる」のようは作品が作れないのか。

 

 

 

 

 


お役所仕事

2015年02月23日 10時23分00秒 | Weblog

http://www.himawari.metro.tokyo.jp/qq/qq13tomnlt.asp

ひまわり という 東京都の医療機関の紹介サイトがあるが

これが毎年更新しないと公開してもらえない。

 

まあ、それは仕方がないにしても。その更新が面倒なこと。

中身が変わってなくても、クリックを20回くらいしないと

更新を受け付けない。公開するのが義務と言っているが、

これでは面倒で更新しない医療機関も多いのではないだろうか。

 

そもそもこの ひまわり がどの程度利用されているのだろう。

 

グーグルで検索して直接医療機関のサイトへ行くほうが

早いのだろうし。

 

それに欲しい情報はもっと深いところで、

どんな技術を持ったどんな専門医がいるのかを知りたいところである。

先日も講演会で 心臓のアブレーション治療の専門家が近くの病院にいることを

初めて知った。

医療情報の発信は、まだまだ改良の余地ありだ。


プロフェッショナル

2015年02月17日 10時25分20秒 | Weblog

昨日のNHKの「プロフェッショナル」で 日本一のコンセルジュの人を

紹介していた。

なかなか面白かった。

 

相手の表情、動きから 何を望んでいるのか先読みすることが重要だということ。

浅草へ行きたい という要望に 単に浅草への行き方だけを紹介するのではなく、

相手はもっと面白いところを探していると感じれば、別の場所を紹介するというような能力が

あってこそ、コンセルジュということ。

 

コンビニでは、相手の顔を見るわけでもなく、同じ時間に同じような

ものを買っているのだから、いいかげん顔を覚えるだろうにと思うが

相変わらずの「Tポイントカードお持ちですか?」である。

マニュアル通りに動くことの不愉快さを そろそろ脱却すべきだろう。

 

これだけコンビニがあるのだがら、もっと昔の商店街のような接客対応が

できるところがあってもいい。

 

まあ、開業医もしかりで、患者さんが何を望むか、先読みしなければいけない。

病気の話ではなく、家族との問題の相談にのるべき時もある。

 

別件ですが、

先日股関節に障害があって、脚がまげられず、爪が切れないという方が

やってきた。爪は恐ろしく伸びていた。爪を切ることは、ヘルパーさんはできず(やってはいけない)

医療行為?? ともかく、切ってあげて終わった。

医療はいろいろ制限があったり、やったことが保険診療で請求できなかったり。

まあ、そんなことはどうでもいいが、困ったことを助ける 基本でしょうね。

それもプロフェッショナルか。

 

 

 

 


あきる野でできること

2015年02月07日 23時07分55秒 | Weblog

 


http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/17/135cc2d8b7feac9bea16d99059cbfd1a.jpg

http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/e3/47d4c49bcc6b752b38ee478965536958.jpg

ここ数年、あきる野での生活が中心になり、何かあきる野ならではのことが

できないものかといろいろ思案していた。

 

プライベートドッグランがあればいいと思っていたが、

偶然患者さんの紹介で畑を借りることができ、ドッグランに使ってもいいが

野菜も作らないといけないということになった。

 

まずは柵を作るということで、ネット資材を買って、

自分でやろうと思ったが100坪の土地を一周するのは、とんでもなく大変なこと

 

ログハウスの外構工事をしてくれたFさんに頼んで、やってもらった。

入り口は二重扉のようにして、完成。

 

今日、初めて たびくんを連れてプライベートドッグランへ行ったが、

たびくんが全力疾走できる距離より広いので、まあとんでもないです。

 

もうひとつは、ログハウスにしてから、デッキの部分をいろいろ改良してきた。

ジャグジーを作り、夏には竹を使って流しそうめん、屋外スクリーンを貼り、夏の夜は映画をデッキで鑑賞、

東屋のような中二階をデッキに立ち上げ、一部にはボルダリングのボードもつけた。

 

で、滑り台を部屋の中に作り、それで終わりにしようと思ったが、ドアを開けて

外まで滑れるように延長した。これは大工のMさんが作ってくれた。

大工のMさんもさすがに 滑り台は作ったことがなく、私といろいろ試行錯誤で完成した。

写真ではわかりにくいですが ウレタン塗装を何層もしてあり(塗装に3日かかったと)、工芸品のようなできです。

大工のMさんも完成がうれしそうで、自分のデジカメで滑り台を撮っていた。

 

夏にはまた子供もたくさん来るので、とんでもないことになりそう。

まずは大人だけでパーティかな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


日本が医療で世界一のこと

2015年02月02日 17時10分20秒 | Weblog

医事新報の1月の特集号から

 日本が医療において世界一のこと何でしょう?

 

   1) 脳梗塞入院30日以内 院内死亡率 が世界で一番低い。

        脳梗塞の急性期の治療がいいのでしょうね

 

   2)人口100万人あたりのMRI数 世界一  

        それも関係して脳ドックも多いのですが。

    

    ところが心筋梗塞救命率は先進国で最低。