米山公啓のブログ

作家で医師の米山公啓の公式ブログ

診療の日

2008年01月30日 17時46分28秒 | Weblog


 1日、診療。患者さんが少なく。合間に原稿を書いていた。
 
 インフルエンザの患者さんがいて、タミフルを出そうと思ったが、
 10代は投薬禁止に近いことになっていて、出せず。
 
 こういった情報を、MR(製薬会社の営業マン)が
 きちんと伝えに来ないのが、謎である。

 営業だけを優先してしまうのだろう。

 診療報酬の改訂で再診料の引き下げは
 なんとか踏みとどまったようだ。
 本当は医療費を削減したければ、初診料や再診料を
 上げて、病院へのアクセスを制限するほうが
 ずっと効率のいい、医療になるのではないだろうか。

 自己負担が3割といっても、ほかの
 物を購入する場合を考えれば安いものだ。
 セカンドオピニオンで、相談するのに、30分1万円とか
 1時間1万円くらいであるが、
 専門的な相談を受けるのであれば、それではまったく安すぎる
 しかし、医療は安いという感覚になっているから
 病院で1万円払うということに抵抗を感じるだろう。

 風邪などで医者にかかれるのも、医療費が安いからだろうし、
 アメリカでは風邪で医者ということは考えられない。

 診療報酬の多少の上げ下げという小手先の改革では
 なんの変化も起きない。

 本当に困ったときに、最良の医療をいつでもうけらる
 これが理想であろう。
   
 患者側の意識改革も必要だし、
 救急医療を麻痺させる原因のひとつに、患者が
 安易に救急車を呼んでしまうということもある。

 夕方、往診にいき、
 ムクドリ?が電線にたくさんとまっていた。
 二宮神社がすみかのようで、往診の家から
 出てきたら一斉に飛び立って行った。

 「寒空に 暮れて飛び立つ ムクドリかな」



岐阜

2008年01月30日 00時48分23秒 | Weblog


 午前中、なにもなかったので、今後の仕事などメールを
 いろんなところへ送る。
 昼間には返事が一斉にきて、大忙し。
 
 新幹線に乗り込んで、携帯でメールの返事と、打ち合わせの
 日程調整。さらに電話で取材依頼がいくつかかかってきて、
 新幹線でおちおち寝ていられなかった。

 名古屋に着くと同時に、某新聞社から取材の電話。
 まあ、忙しかった。

 岐阜で講演でした。岐阜の銀行が主催の会で、
 場所は歴史のある旅館でした。
 長良川の近くのいいところです。
 岐阜城が見えたけど、小学生のときオヤジと来た記憶がある。

 男性ばかり40名くらいでしたが、非常に反応がよく
 やりやすい講演会でした。
 講演会が終わり、パーティとなり、
 久々のお座敷での宴会でした。
 医局旅行を思い出した。

 帰りは、新幹線の中で、脳と絵画のことを
 書いた本を読破。
 絵の評論を書かないといけないので。
 
 



キャノン PIXUS MP610

2008年01月28日 23時35分08秒 | Weblog


 1日、診療。患者さんは午前中来たが、午後は少なかった。
 
 インフルエンザの診断キットでA型と陽性にでる。
 流行とまでいかないが、ときどき高熱の患者さんが来る。

 YBSラジオの収録が明日に変更になると思ったら、
 予定通り来週になり、送ってもらった切符の変更に
 行かねばならなかった。

 東秋留駅にはみどりの窓口はなく、テレビ電話のような
 器械があって、切符を読み取らせ、画面を見ながら電話で
 係の人と話をする。しかし、待っている人がいないので、
 結構早く変更できてしまった。意外に便利なシステム。

 新宿のみどりの窓口に並ぶより断然早い。

 午後は患者さんが少なかったので、原稿書き。
 夜は、某社の編集者と食事をして、単行本の内容をつめながら
 さらに次の本の企画など話し合う。
 雑談こそアイデアがわいてくるもの。

 講演の依頼、また2件。

 ヨドバシへ行き、プリンターを買う。
 というのも、コピー機が壊れてしまい、もうあまり
 大量のコピーをしないので、コピー、スキャナー、プリンターの
 複合機があれば、用が足りてしまうので、
 キャノンのPIXUS MP610を買う。
 正面から紙の補給ができたり、コピー速度もまあまあ早い。
 ただし、インクがすぐになくなりそうだ。

 プリンターは器械は安いが、インクで元を取る価格設定で
 携帯電話のシステムに近い。つまり携帯本体の値段は安く、
 通話料金で稼ぐということ。最近はそうでもなくなっているが。

 TBSの番組収録が日程変更になった。祭日にはスタジオ
 撮影となる。

 明日は夕方岐阜で講演。

 DVDで「トランスフォーマー」を見ている。
 CGでなんでもできてしまう映画の典型。
 緊張感がやはりない。かえって最近始まったTV用の「ターミネーター」
 のほうができがいい。



再び トルコライス

2008年01月27日 23時49分08秒 | Weblog


 1日 原稿書き。連載原稿締め切りがいくつかあり、
 午後も原稿書き。WEBで連載開始の恋愛ものを書いた。
  このままいくと、4月以降連載が12本くらいになる。
  かつてない状況。

  ケーキを食べたら、顔がほてってきて、
  よく考えたら日本酒入りのケーキでした。
  まったく酒が飲めないのも不便なもの。

  以前、長崎でトルコライスを食べたと書いたが、
  いまでは長崎空港でトルコライス弁当を売っているようで
  (結構前からのようです)
  それをおみやげにもらったので、食べてみる。

  スパゲッティー、トンカツ、カレーの組み合わせ。
  本場長崎では、トンカツの替わりにハンバーグを交換 
  してくれる店もあるそうで。

  新幹線の弁当も飽きているので、たまにはこんな
  弁当も入れて欲しいところだ。
  天下り弁当会社がJRなど仕切っているだろうから
  決して自由競争にはならないだろうが。
  デパ地下弁当を東京駅構内に入れれば、
  もっと弁当は活性化するはずだ。







健康偽装

2008年01月27日 01時25分46秒 | Weblog


 京都、岡山と講演で、今日、東京に戻りでした。

 岡山では まち歩きと脳 というような内容で講演。
 クルーズでの話など交えてやっていました。
 なかなか皆さん熱心に聞いていました。

 帰りの新幹線の中ではずっと読書。
 神経心理で有名なルリアの弟子が書いた、認知科学の本を
 ずっと読んでいた。

 いやー面白い、やはり男脳 女脳は認知科学からみても
 違うようだ。

 右脳左脳論もだいぶ今は変わってきている。
 
 新幹線で何年ぶりかで隣に推定年齢35歳の女性が座ったのですが、
 その女性はずっと弁当を食べておりました。
 いえ、別にいいんですけど。

 深夜にウォーキングで、事務所まで郵便物をとりにいく。
 ビジネス社から「健康偽装」の新刊がとどいていた
 昨日あたりから書店に出ているはずです。



京都

2008年01月26日 01時45分05秒 | Weblog


 京都へ講演会に。
 途中雪でした。
 
 京都の様々な会社の方々。
 ぼけの話ではなかったので、ちょっと準備が大変でした。

 講演が終わってから
 「先生は京都の町について書いてますが、ご意見を」
 と言われ、京都の町に苦言を。

 町は結局住んでいる人が意識を変えて
 町作りをしないと無理だろうと答えておきました。

 画像のような木目調の外装材を使っている家もある。
 せめてこんな配慮があれば、だいぶ違うのだろうが。

 京都タワーを建てるのを、阻止できなかったのだから
 難しいだろう。

 京都の仏教界は非常に規制を望むが、
 マンションが増えていってしまう、とのことでした。





女性社長

2008年01月25日 02時32分23秒 | Weblog


 午前中診療で、患者さんが待合室にいないときに
 近くまで往診。

 午後、新連載の業界雑誌の編集者と打ち合わせ。
 1時間後、筑摩書店のNさんが来て、文庫のゲラ校正を渡す。
 表紙は私が書いたイラストにデザイナーが色をつけてくれた。

 本の中で自分のイラストを使ったことはあったが、
 表紙になったのは初めて。
 文庫は3月に発売。

 そのあと新宿へ移動して、
 サプリメント評議会の仕事で、Hさんたちと打ち合わせ。

 さらに、これまた新連載の雑誌の編集者と打ち合わせ。

 夜は元プロ野球選手の金石さんが経営する麻布にあるお好み焼き屋
 で、経済界のS社長とその仲間の女性社長たちと食事。
 お店の前で金石さんと写真を撮った。さすがに背が高い。
 奥さんの陣内さんも店にいた。

 今日はなぜか、夜になっても、取材の申し込みのメールが
 続く。さらに驚く依頼があった。ま、それは実現したら
 言いましょう。

 で、いつものようにカラオケ屋へ行き、1時過ぎまで歌っていた。
 
 実業家というのは、なぜあんなに元気がいいのだろうか
 まあ、すごいパワーである。

 今日は京都へ行き、講演。







プリズンブレイク シーズン3

2008年01月23日 21時53分13秒 | Weblog


 本日も午前中から忙しく、新企画の打ち合わせ、
 午後はテレビ局の人がきて、番組の相談。
 2月放映予定の番組に出ることになりそう。

 夕方、新宿で講演。雪でどうなるかと思っていたけれど
 まったく影響はないようでした。

 アスキー新書の「新老人論」を会場で、アスキーのSさんと
 講演を聴きにきたTさんに手伝ってもらい販売。

 プリズンブレイク シーズン3の配信はitunes USA で
 再度開始。一時期、半分くらいで止まっていたが、
 また始まったようだ。
 すぐにダウンロード

 アイポッドタッチのバージョンアップもネット上で始まり
 グーグルマップや、メール機能がつかえるようになった。


 

 




スタジオ 撮影

2008年01月22日 23時36分47秒 | Weblog


 いやー、さすがにこう毎日いろいろあると 疲れますね。

 午前中は 新しい企画のことで相談。秋には商品になる予定だが
 どうなりますか。本ではないのです。

 午後、ソフトバンク新書の取材。今日は眠くなかったので
 話をしていてアイデアがでた。

 夕方、六本木のスタジオへ。
 ある会員制の雑誌で、私のコメントとのところで
 写真を使うということだったのですが、
 次第に話が大きくなって、スタジオ撮影となった。

 鈴木心という若手の有名カメラマンが撮影。

 先週はスマップが撮影に使ったという 大きなスタジオで
 本格的なライティング、スタイリストの女性が 私用の大きな
 シャツ、パンツ、靴を用意していてくれて、何度も着替える。
 メイクさんもいて、髪、顔もメイク。

 撮影自体はそんなに時間がかからないが、
 撮ってすぐにマックで画像処理して、雑誌編集者とデザイナーが
 意見を言いながら画像構成していくので、そこで時間がかかってしまう。

 いまのカメラマンはシャッターは切りませんよ、と聞いていたが、
 確かに、カメラにつないだマックのほうで、画像をいじる
 時間のほうが長くなってしまう。

 カメラのアシスタントも数名いて、まあ大変な撮影でした。

 でも、スタイリストがいると、なんと楽なのでしょう。
 テレビ撮影では、着るものを考えるのが本当に大変だった。
 今度から、スタイリストを頼んでしまおうかなと思う。

 一枚の写真、あんなに苦労して撮影するものなのだと
 感心してしまう。

 3時間以上かかって撮影が終わる。
 そのまま青山へ行き私が、巻頭のほうでエッセイを連載している
 「ブリオ」という雑誌が創刊10周年ということで、パーティでした。
 
 業界の方ばかり、辰巳琢郎さんとか、加納典明さんがいた。
 担当編集者と編集長にちょっと挨拶して、すぐに帰ってきた。
  
 明日は新宿で講演。





東京電力広報問題検討委員会新年懇親会

2008年01月22日 03時51分24秒 | Weblog


 1日診療。風邪は少ない。
 「風邪の注射してください」という患者さん。
 「風邪で注射はもうしないんですよ。それに風邪の注射というのは
  効かないんですよ」
  そう言っても、不満そうな顔をしていた。

  小児への風邪の市販薬を規制する動きがアメリカで。

  そんなことより、風邪薬全体を規制すべきだろう。
  医者が使う薬であれ、市販薬であれ、なぜ効果が証明
  されていない風邪薬というものを、いまだに販売許可
  されているか謎だ。

  医療費の無駄はそういったところにある。
  救急医療の医療体制の不備を言うが、救急の半分以上は
  本当の救急であることは少ない。
  
  ま、そのあたりは、月末発売の「健康偽装」ビジネス社
  で。

  なんともう来年の講演依頼。
  先週の岩手での講演の反響?で、モレスキンの手帳の
  来年の2009年の年間予定のページ、今年はのり付けしないで、
  残しておいたので、よかった。

  しかし、聖路加の日野原先生は3年先の手帳を持ち歩いて
  いるということで、かないませんが。

  夜、帝国ホテルへ。
  以前2年間、やっていた 東京電力広報問題検討委員会の
  OB会の新年会に出席。
  この検討会の委員は、超有名人が多く、毎年いろんな方に
  お会いできるので、楽しみにしている。

  俳優の児玉清さんが風邪で欠席で残念だったが、
  直木賞作家の篠田節子さんがいらした。八王子にお住まいとのこと。
  もと八王子市役所職員ですからね。

  猪瀬直樹さんとか、養老孟司さんなどメンバーになっていたが、
  みえてなかった。

  東京電力の田村会長とずっとクルーズの話をしていた。
  
  戻ってきて、眠くなって、寝てしまい、午前2時過ぎに 
  目が覚め、原稿書き。

  今日22日は、なぜか、ある雑誌で私がモデルになって
  六本木のスタジオで写真撮影。とうとうモデルです。
  というのは嘘で、ちょっと凝ったページにしたいということで
  スタイリスト、ヘアメイクなどがついて、写真撮影となった。
  どうなりますか。