喜寿から始まる

気づき・観察・発見・元気キレイ・自分らしく・生きる

ぶつかってくる人、心にゆとりを!

2020年08月02日 | 写真・絵日記

今年はまだ梅雨明けしていない。
日照時間も一日当たり2.3時間少なく、戦後最短記録。台風発生ゼロと異例の7月。
今日は、鬱気味。7月の疲れが出たかも。

・・・・・

1日の日経夕刊の山下洋輔氏(ジャズ・ピアニスト)の「あすへの話題」。
昨日同じ経験をしたばかり。
背に背負った大きなバックがぶつかってきた。その男性、チェックするように振り返ってバックを見たが、
ぶつかった相手である私の方には一切関心なし。すいませんという言葉は当然ない。

また、比較的混んだ通勤の時間帯、改札口のところでぶつかってきて、押しのけて出て行った。
すいませんという言葉はない。自分の進む道に人がいるかどうかも関心なし。
決めた方向にマッシグラ。前に人がいれば、ぶつかって進むのみ。女性である。
押しのけたという意識はない感じを受けた。

いずれの場合も、自分のことしか関心がないことが明らかに見て取れた。
ぶつかったときには必ず相手がいるはずだいう意識がないのである。他者に迷惑をかけるという認識がない。

山下氏は「たまたま遭遇した場面の相手が」というが、たまたまではない。
それが、今の日本のノーマルのように思う。

礼儀知らずというのかどうかは分からない。
昔の基準でいうと「礼儀知らず」であることは間違いない。
自分と関りのある人の範囲が極めて狭くなったということではないか。
「ゆとり」「心のゆとり」がなくなったのではないだろうか。
「気配りをする」というゆとりがなくなったということである。
自分のことで精いっぱいということなのだろうか。

そうだとすると、もっと深刻なことかもしれない。
少々、暗い気分になるものやむを得ない。

  # # #

マナーは他人を思いやる心のゆとり