龍体力学覚え書き

ジョギング日誌・中央競馬メインレース雑感・ヘミシンク&夢日誌・読書備忘録、その他諸々

久しぶりにハーフタイツを履いてジョグってみたら

2023-05-15 23:51:03 | jogging
前回のジョグの時はjapan4を履いたので、今回は同じadidasでもワングレード上のラインナップだったアディゼロPRO(最高級品のアディオスPROではない)を履くことにして、しまってある箱から出した。

その際にふと・・・、さらに機能的な走りが出来るかもしれないハーフタイツも身に着けることにしようじゃないのと思い立ち、ランニング関係の衣類が詰まっているタンスの引き出しから取り出した。

3~4年前に買っていて何度か履いてはいたのだが、巷で聞くように劇的な効果を感じていなかったため、最近はとんとご無沙汰であった。機能性をうたってあるラインナップのうちで最高級品でもないし、買った商品は元々そこそこレベルだった可能性はあるが・・・。

まあそういうわけで、アディゼロPROにハーフタイツ着用。さぞかしスタートから違いを感じるでしょ!?とちょっと期待していたものの、脚の動きの豹変を体感出来るわけでもなく、あれ?・・・という感じに終始。

何せガーミンの示す数字は正直。序盤は冴えない感覚でも、中盤以降は徐々にペースを上げてキロ5を少しは切って、ラスト2kmは4:50/km前後に上げるつもりでいたにも関わらず、そもそもキロ5がなかなか切れないで、切れたのはラスト1kmのみ・・・。

キツめのフィット感で股関節界隈を固めてくれると、「肉の揺れ」を抑えるので走っている最中に効率が上がるのが売りのはず。しかし肉の揺れ云々以前に、股関節の稼働が制限されて、脚の動きがこれまでとあきらかに変わってしまい、せっかくアディゼロPROの着地感に馴れてきていたつもりだったそのフィーリングまで消されていたイメージ。

かなりがっかりして帰宅しガーミンのデータをチェックしてみる。試しに前回アディゼロPROを履いて自分なりに気持ちよく走った3月終盤の記録と比較すると、1km目の歩幅が8cmも減っていた。平均でも4cm。

これでは数字が悪くなるのも当然。ストライド重視の走り方をしているため、股関節周りをハーフタイツでキツく固められるとテキメンに動きが駄目になったようだ。これがハイピッチで刻む走り方の人だと、ケツや太ももの揺れ軽減が、動きの効率をより良くして「機能的効果」を発揮するであろうことは充分想像できる。

もちろん最近せいぜい10km前後しか速めに走っていない。それ以上はゆるジョグ込み。頑張っている時のストライド重視なフォームは余分な動きも当然あるわけで、いざフルマラソンの距離では爆死すること確実。もう少し無駄な動きを廃したフォームにするため歩幅も自ずと狭めるし、ピッチ重視とまではいかないものの、脚の回転を増やす方向へ変えることになる。

そういうフォームのケースなら、長い目で見たときに「肉の揺れ」軽減作用は動きの合理性に繫がるだろうことも想像に難くはない。しかしラスト500メートルで全力を出したい時にややリミッターとして働いちゃうかもしれないな・・・という危惧もあり、この先いつかマラソン大会に出走する場合に、いかにもプロっぽく見えるハーフタイツを履くかどうかはまだわからんのであった。

ゆるジョグ 7.29km
本編 10.16km(5:08/km)
合計 17.45km
5月合計 74.95km

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする