今回は珍しくワシがどうやって組んでいるか載せてみますね。
このキットはもともとG-10だったようでK-4にするには何点か改修が必要です。上の図面はモデルアート増刊「メッサーBf109G/K」にあったK-4の1/48の図面です。見てわかるように主翼に追加のパネルラインがあります。インストにもその図が出ています。早速これを再現してみましょう。
道具はこれを使います。ハセガワのトライツールで確か細彫り用と太彫り用がありまして、確かどちらも所有しているのですがワシはこのラインを引くのを苦手としております。ラインが曲がってしまうのです(汗)こういう道具は一度購入すると滅多には買い換えませんので思い切って買ってしまいます。
さて、ラインが曲がらないようにガイドのテープを貼ります。図面をよく見て100円ショップのビニールテープを貼りました。これは適度な厚さがほしいからです。薄いテープではガイドになりません。
下の方が若干まずいですが、まあまあ上手く引けました。下の方はサフとヤスリで修正します。この曲がるというのがワシのライン引きの最大のネックです。
もう少し図面を眺めるていると第一キャノピーの右側面に信号弾発射口が付いていることに気付きました。0.8mmのピンバイスでそれを再現します。
さあ、鬼門の作業「キャノピーマスク」です。今回は古いエデュ○ルドのマスクを発見したのでそれを使いますが、これはこのままでは粘着力が弱くはがれてくるのでカーター台にマスキングテープを貼り、その上にこのマスクを貼ってそれをガイドにして切り出します。
そうして切り出しが終わった物はまた元の台紙に戻しておきます。こうすると何度でも使用できますしキャノピーマスクもうまくいきます。
そうこうしている間に機体の方は「士」の字になりました。合わせもよく、ほとんどパテはいらないのですが気になった箇所にちょっとだけ使いました。この状態で乾燥させてこの後ヤスリをかけ、下地を作って塗装に備えます。
さあ、形になってきました。プロペラの基部は先に接着しておきました。いよいよ塗装です。スピードを上げていきます。