北欧デンマークおばさんの独りごちブロ

「住み慣れた地域で最期まで」をテーマにデンマーク高齢者福祉を研究し、世界のこと・日本のことを独りごちっています。

審議会の感謝状

2008-05-08 | 生活
県などの審議会の委員をお受けする事がある。
先日、ある審議会がその役目を終えて、終了した。

電話がかかってきた。

「いろいろとありがとうございました」
「いえ、どういたしまして」
「感謝状をお送りしたいと想いますので、お受け取りください」
「は?は?はああ???」
返答に窮してしまったデンばあ。

どんなものがイメージがわからず、
「ありがたいことだけど、感謝状なんてお気遣いはいいのに、、、」
と思いつつ。
「は、は、はあ。ありがとうございます」
と言って電話を切った。

それから10日くらいして、その「感謝状」が届いた。

その「感謝状」は筒に入っていた。
いわゆる賞状である。

そういえば昔、おじいちゃんがこういう感謝状やら何やらをを額に入れて、
廊下の天井近くに並べていた。

せっかくのお心遣いに対して、こんなことを言うのは
失礼かもしれない。

でも、市や県の職員のお給料をカットしてまで
予算を削減しようとしているのに、
「感謝状」はご希望の方だけへの送付、
で十分だ。

もちろん!
「感謝状を差し上げたい!」というお気持には、
感謝です。

しかし!

他にも、このような委員会のお手伝いを
させていただいたことがあるが、
感謝状ははじめての経験。

デンマーク人なら、
ひょいと手をあげて
「Tak!(タック!)」で
おめでタック終了でしょう。