北海道昆虫同好会ブログ

北海道昆虫同好会は北海道の昆虫を中心に近隣諸国および世界の昆虫を対象に活動しています。

新千歳空港での昆虫展の思い出と雌阿寒岳空撮

2016-05-15 21:58:58 | 採集記・旅行・写真
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新千歳空港での昆虫展の思い出と雌阿寒岳空撮

2013-3-24 (日) 曇り

昨日は札幌で会議があり、そのまま札幌泊まり。

今日は午後4時のJALで女満別へ飛び北見にもどる。

11:00 ホテルをチェックアウトすると北海道昆虫同好会の菱川氏、倉ちゃん、高木秀了氏が倉ちゃんの車ラシーンでむかえにきた。 


みんなで 車のなかでわいわい話しながら 新千歳空港へ向かった。 

みなさん 新千歳空港でムシ社などが主催している 昆虫展を見にゆくので私も便乗させてもらったのであった。 

展示されていたトリバネなどの写真を撮った。

オビトリバネ。



ロスチャイルドトリバネ。



ビクトリアトリバネ。


チトヌストリバネアゲハ。



ゴライアストリバネアゲハ。



ミドリメガネトリバネアゲハ。



レテノールモルフォ。



カキカモルフォ。



ヘレナモルフォ。




菱川氏がモンゴルやカシミールで撮影した蝶の傑作写真が展示されていた。


世界で初めて撮影されたモンゴルの アポロウスバシロチョウ  菱川会長撮影。





親子連れや子供の観客でおおにぎわいしており、どちらかというと蝶よりはクワガタなどの生き虫が主体。

最近の昆虫趣味としては蝶よりもクワガタなど甲虫類のほうが人気があるようだ。


クワガタのスケッチをする子供。



テナガコガネ。



ニューギニアのカナブン。



タマムシ。


昆虫グッズの販売。






生き虫コーナーはこのケージのなか。

空港の回転寿司トリトンで4人ボックスで昼食。食べ過ぎた。






タイ物産店など みてみなさんと別れた。菱川氏は先日ここでタイの大きな壷を買い、今日は皿を買った。

タイ美人。


菱川会長、タイの壺と皿を買う。


今日は日曜のせいか ものすごく人が多い。

午後4:10の JALの50人乗り小型ジェット機で女満別へ飛んだ。

途中、雄阿寒岳、雌阿寒岳がとてもきれいに見えたので空撮した。



これは雄阿寒岳。


これは雌阿寒岳。活火山です。私が小学生のころ大爆発。空をおおいつくす火山灰でしばらくお日様がみえなかった。


離陸後30分であっという間に女満別空港に着陸。



車で帰宅した。




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タッタソウはエゾヒメギフ発生時期の正確な指標植物

2016-05-12 23:05:49 | エゾヒメギフチョウ
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タッタソウはエゾヒメギフ発生時期の正確な指標植物

2015-4-26 (日) 晴れ 22℃ 午後は曇り寒い

         

この日、我が家の庭に長年植えてある早春の美麗花タッタソウが咲き誇っていた。




もう40年以上前から、私はこの花の開花を見ながらエゾヒメギフチョウを見に出かける。

旭川在住時の20年はもちろん北見へもどってからの20年間も、ずっとこの花が満開になるとエゾヒメギフが最盛期になることは寸分狂いかった。



タッタソウは日本では外来種。原産地は朝鮮半島北部から中国東北部。日露戦争の頃、日本の軍艦龍田(タッタ)の乗員が日本に持ち帰ったのが最初とされています。

通報艦龍田650屯がその軍艦タッタではないかとの推測があります。私は旭川山草趣味の会会員だったころこの苗を入手して、今は実家の庭や我が家の庭に大株がいくつもあります。

この日はタッタソウの開花状況を目安に出撃したが、発生地では相当数のエゾヒメギフ♂♂が見られたが、♀は出始めといったところ。



























タッタソウは、あと少しで満開となるのでエゾヒメギフの発生時期とほぼぴったりの咲き具合であった。








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エゾスジグロチョウ春型はエゾムラサキツツジのピンクの花がお好き。

2016-05-08 01:43:40 | エゾスジグロチョウ
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エゾスジグロチョウ春型はエゾムラサキツツジのピンクの花がお好き。

     

2015-4-29 (水)  晴れ 25℃

朝10:00 急に思い立って北見市三角点に妻と愛犬クッキーと一緒に早春の蝶ミヤマセセリをさがしに出発。

久しぶりの三角点で最初、山頂へゆく道を間違え、まだ残雪のあるひどい急斜面をのぼり へろへろ。




開けたところで キアゲハ1♂ エゾスジグロ2♂♂ が飛んでいた。

山頂への林道を登ってゆく途中の見晴らし台で満開のエゾムラサキツツジに吸蜜するエゾスジグロチョウ4♂♂を撮影。








このツツジの美しいピンクと白いエゾスジグロチョウ春型は、とても色コントラストが良くてきれいな写真が撮れた。


山頂では期待していたミヤマセセリはおらず、満開のキタコブシの下でクッキーを走らせて遊んだ。

キタコブシの花も満開。

クッキーを野外で走らせて遊ぶときには常に上空に注意が必要。

必ずオジロワシ、トンビ、オオワシなど猛禽類がどこからともなく集まってくるからだ。

熟年夫婦2組、老人一人運動着スタイルを決めて大きく手を振り歩いていた。

カシワの越冬芽に小さな卵。ゼフィルス卵ではなく蛾の卵です。


これはタランボかハリギリの芽。






水たまりにはエゾアカガエルとエゾサンショウウオの卵。これはエゾサンショウウオの卵。


これはエゾアカガエルの卵。






川はまだ雪解け増水真っ最中。濁りが取れて水量がやや落ち着くと大型ニジマスが産卵のため源流域に遡上し始める。








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 2016年エゾヒメギフまた聞き情報

2016-05-05 21:26:49 | エゾヒメギフチョウ

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 2016年エゾヒメギフまた聞き情報


 
                2015-5-1 北見市。



エゾヒメギフについては 今年はなかなか良い話が出てきません。

旭川方面では 4月上旬好天が続いた時期に 4月6日にエゾヒメギフ初見。

日高少年自然の家では5月1日好天だが、低温でヒメギフはヌル、昨年多産したスギタニルリもヌル、コツバメ、エゾスジグロが数頭でした。
 
5月1日は日高は日高町千栄ホロナイ林道1♀(未交尾)、春別沢林道はヌル、ここでもスギタニはヌル。
 
伝聞で5月3日は日高町千栄ホロナイ林道1頭、春別沢林道5頭採れたようです。ヒメギフ以上にスギタニルリがまったく見ないのが気になりました。

4月24日は増毛町雄冬付近で4人でヒメギフ20♂1♀採集しました。


オホーツク方面は 発生盛期となるべき時期に 猛吹雪がきたせいか 発生数 きわめて少なく 2016-5-2 好天ながら いずれの産地でも ゼロから一ケタといったところでした。

今年は春が遅れている感じで 山では オクエゾサイシン まだ葉を開いていません。




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北海道北部、雄武町のエゾヒメギフ撮影、右足に怪我。

2016-05-04 14:10:56 | エゾヒメギフチョウ
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北海道北部、雄武町のエゾヒメギフ撮影、右足に怪我。

2006-5-21 (日)  晴れ 強風だが暖かい

朝6時30分、早朝の北見市を出発した。F氏と二人で雄武町のエゾヒメギフチョウ(Leudorfia puziloi yessoensis )の撮影に出かけた。

北見市近郊の産地では、もうエゾヒメギフの盛期はとっくに終わっているのだが、道北の春はやや遅れるのでエゾヒメギフの盛期もこの時期にずれこむ事が多い。

雄武町のエゾヒメギフ発生地はアスファルト道路沿いの山林で、この時期林縁にひろがる湿地の水芭蕉群落に続いて見られる小規模なエゾノリュウキンカ群落に♂♀ともに吸蜜に飛来する。見渡したところ、この黄色い花以外に吸蜜可能な植物は見あたらない。

エゾノリュウキンカの黄色い花が満開。

この湿地には7-8頭のエゾヒメギフチョウがいて盛んに吸蜜しているのせっせとを撮影した。

この日は日差しが強く、普通に撮影したのではしらっちゃけたぱっとしない写真にしかならない。

蝶を人間の影にいれて強い日射しを遮って接写フラッシュ撮影したいのだが、影にはいると蝶はすぐ逃げてしまい、なかなかうまく行かない。

それでも何回かに一度、蝶を影にいれることに成功、最終的にまあまあの写真が撮れた。

ここ雄武町のエゾヒメギフチョウは大きさ、翅形・斑紋・色調など、他産地の個体群と特記すべき変異はないようだ。 









近くに幌内川上流域の支流がありオショロコマがいないかと長靴で笹こぎをして川にでて釣り竿を入れてさぐったが雪解けの増水で釣りにならないので中止。

引き上げる途中、足場が悪いところで体が変に浮いた形になり右足一本に全体重がかかった形で体が回転した。

突然バスンと右足ふくらはぎ上部で大きな音がして、立っていれなくなった。

歩こうとすると激痛で動けずしばらく転がっていて、痛みがおちついてから這うようにして林道にもどった。やばい。

これは重症だ。

きっと右ひふく筋の内側靱帯損傷だとおもう。

もうこれ以上の調査は無理だ。 

がんばって奥サンルのエゾノリュウキンカポイントを見たのち帰路についた。

ここでは4-5匹のエゾヒメギフチョウが飛んでいた。













蝶の撮影をしていると旭川の浅川さん夫婦や三島氏もやってきた。

雄武のエゾヒメギフ産地は旭川方面からの採集者が多い。

帰りはF氏、疲労でダウン。

若狭から足が痛いが私が運転して帰宅した。

知人の整形外科医に電話して病状をはなすと手術はしなくても大丈夫、湿布で様子をみてよさそうだ。


このころ、道北のエゾヒメギフを見に、けっこう通っていました。最近はいったことがないのですが、なにかさしつかえない情報などがありましたら事務局【南陽堂】までメールください。



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