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笹の林床、カシワ林の超小型手乗りエゾヒメギフチョウ。
20XX-4-30(土) 晴れ 18℃ 日がさすと暖かい
F氏と8時30分に我が家を出発。
北見市近郊の産地へエゾヒメギフ撮影に出かけた。
発生地はカシワ林の笹の林床にところどころ笹が少ないところがあり、そこに生育しているオクエゾサイシン小群落を食草とする個体群のいるところ。
オクエゾサイシン群落の規模が小さいためかここのエゾヒメギフはとても小型(十分食べていない)の個体が多い。
♂の盛期でF氏は♀を欲しかったようで♂は採らずに♀を探したが交尾済み1♀のみ採集。
私は2♀♀、未交尾のを採集したがリリース。
羽化したての2♂♂が笹に止まっていたので撮影した。
完全に殺気を殺して指を近づけると1♂は手乗りヒメギフのモデルになってくれた。
ネットを持って採集目的で近づくと蝶が殺気を感じるのか急に素早い動きになったり、たちまち逃げてゆくことが多い。
殺気を完全に殺してポケットサイズの小型デジカメを構えて指をソッと近づけた場合、しばしば蝶が手乗り状態になることを経験する。
私は蝶はネットを持った採集者の殺気を感知する能力があると思う。
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