北海道昆虫同好会ブログ

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北海道北部、雄武町のエゾヒメギフ撮影、右足に怪我。

2016-05-04 14:10:56 | エゾヒメギフチョウ
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北海道北部、雄武町のエゾヒメギフ撮影、右足に怪我。

2006-5-21 (日)  晴れ 強風だが暖かい

朝6時30分、早朝の北見市を出発した。F氏と二人で雄武町のエゾヒメギフチョウ(Leudorfia puziloi yessoensis )の撮影に出かけた。

北見市近郊の産地では、もうエゾヒメギフの盛期はとっくに終わっているのだが、道北の春はやや遅れるのでエゾヒメギフの盛期もこの時期にずれこむ事が多い。

雄武町のエゾヒメギフ発生地はアスファルト道路沿いの山林で、この時期林縁にひろがる湿地の水芭蕉群落に続いて見られる小規模なエゾノリュウキンカ群落に♂♀ともに吸蜜に飛来する。見渡したところ、この黄色い花以外に吸蜜可能な植物は見あたらない。

エゾノリュウキンカの黄色い花が満開。

この湿地には7-8頭のエゾヒメギフチョウがいて盛んに吸蜜しているのせっせとを撮影した。

この日は日差しが強く、普通に撮影したのではしらっちゃけたぱっとしない写真にしかならない。

蝶を人間の影にいれて強い日射しを遮って接写フラッシュ撮影したいのだが、影にはいると蝶はすぐ逃げてしまい、なかなかうまく行かない。

それでも何回かに一度、蝶を影にいれることに成功、最終的にまあまあの写真が撮れた。

ここ雄武町のエゾヒメギフチョウは大きさ、翅形・斑紋・色調など、他産地の個体群と特記すべき変異はないようだ。 









近くに幌内川上流域の支流がありオショロコマがいないかと長靴で笹こぎをして川にでて釣り竿を入れてさぐったが雪解けの増水で釣りにならないので中止。

引き上げる途中、足場が悪いところで体が変に浮いた形になり右足一本に全体重がかかった形で体が回転した。

突然バスンと右足ふくらはぎ上部で大きな音がして、立っていれなくなった。

歩こうとすると激痛で動けずしばらく転がっていて、痛みがおちついてから這うようにして林道にもどった。やばい。

これは重症だ。

きっと右ひふく筋の内側靱帯損傷だとおもう。

もうこれ以上の調査は無理だ。 

がんばって奥サンルのエゾノリュウキンカポイントを見たのち帰路についた。

ここでは4-5匹のエゾヒメギフチョウが飛んでいた。













蝶の撮影をしていると旭川の浅川さん夫婦や三島氏もやってきた。

雄武のエゾヒメギフ産地は旭川方面からの採集者が多い。

帰りはF氏、疲労でダウン。

若狭から足が痛いが私が運転して帰宅した。

知人の整形外科医に電話して病状をはなすと手術はしなくても大丈夫、湿布で様子をみてよさそうだ。


このころ、道北のエゾヒメギフを見に、けっこう通っていました。最近はいったことがないのですが、なにかさしつかえない情報などがありましたら事務局【南陽堂】までメールください。



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