夏、カラフトセセリのいる風景
2019-7-27 (土) 雨 のち曇り 30度C
北見市近郊、生田原へ向かう峠下で左折して林道に入ると、今やこの付近の夏の蝶になってしまったカラフトセセリが発生していて撮影。
やはり、食草であるチモシーのあるところに多数発生している。
チモシーは牧草として北米から導入された外来植物でいまや野生化している。これの種子にカラフトセセリの卵が混入していて北海道にカラフトセセリが侵入する原因になったと考えられている。
ジャノメチョウ♂が5-6匹、♀探索飛翔中で盛んに草に潜り込んではまた舞い上がってゆく行動を繰り返す。止まらず撮影は不可能。
コムラサキが発生して多数の♂が林道に止まったり飛び上がったりしていた。
ギラリぎらりと怪しく輝くコムラサキの羽根の幻光。構造色です。
オオチャバネセセリがアザミに来ていた。
林道の奥にも道沿いにカラフトセセリが多かったが、ここではいくら捜してもチモシーが見つからず、おそらくチモシー以外のイネ科植物で発生したものと思われた。
このオーチャードではないとおもうが。 ヨシだろうか。
所々車をとめてカラフトセセリを捜したが留辺蘂の郊外まで、どこにも沢山のカラフトセセリが見られた。
丁度、4時30分ころで昼間は活発敏捷でなかなか撮影は困難だが、午後遅くは動きが穏やかになる。
汚損した♂。早いものでは7月に入ると羽化しているものも多い。
夕刻、草の間に次々と静止する。
このあたりにはカラフトセセリが大好きなマルガリータはなかった。
ここではマルガリータではないが、これまた外来種のキク科植物のヒメジョオンの花に好んで吸蜜する。
なんと長いストローでしょうか。時にこの長いストローが命取りになることがあります。
カラフトセセリは草に静止している個体も多く この時間帯になると撮影は容易であった。
日中、素早いカラフトセセリを撮影するのは至難であろう。今日は交尾しているものも多く4ペアを観察した。
エゾヒメシロチョウが夕刻、求愛行動をしていた。♂は草の葉に止まった♀のまわりをパタパタ飛んで、やがてその葉に止まり小刻みに羽根をふるわせながら、じりじりと♀に接近してゆく。しかし撮影しようと私が近寄りすぎて♂♀とも飛び去ってしまった。
ツバメシジミ夏型が出ていた。
モンキチョウペアが求愛行動をしていた。
この付近では特産の白花豆の栽培が盛んです。
カラフトセセリのいる風景が なんとなく目になじんできてしまいました。
私たちがこの世を去って50年もすればこのセセリチョウが外来種であることすら誰もが忘れてしまうのでしょう。
在来種、外来種の概念には 時間的な要因もかかわってくるようです。 日本の蝶の代表みたいな モンシロチョウ も実は弥生時代に大陸から移入されてきたとの説もあります。
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2019-7-27 (土) 雨 のち曇り 30度C
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やはり、食草であるチモシーのあるところに多数発生している。
チモシーは牧草として北米から導入された外来植物でいまや野生化している。これの種子にカラフトセセリの卵が混入していて北海道にカラフトセセリが侵入する原因になったと考えられている。
ジャノメチョウ♂が5-6匹、♀探索飛翔中で盛んに草に潜り込んではまた舞い上がってゆく行動を繰り返す。止まらず撮影は不可能。
コムラサキが発生して多数の♂が林道に止まったり飛び上がったりしていた。
ギラリぎらりと怪しく輝くコムラサキの羽根の幻光。構造色です。
オオチャバネセセリがアザミに来ていた。
林道の奥にも道沿いにカラフトセセリが多かったが、ここではいくら捜してもチモシーが見つからず、おそらくチモシー以外のイネ科植物で発生したものと思われた。
このオーチャードではないとおもうが。 ヨシだろうか。
所々車をとめてカラフトセセリを捜したが留辺蘂の郊外まで、どこにも沢山のカラフトセセリが見られた。
丁度、4時30分ころで昼間は活発敏捷でなかなか撮影は困難だが、午後遅くは動きが穏やかになる。
汚損した♂。早いものでは7月に入ると羽化しているものも多い。
夕刻、草の間に次々と静止する。
このあたりにはカラフトセセリが大好きなマルガリータはなかった。
ここではマルガリータではないが、これまた外来種のキク科植物のヒメジョオンの花に好んで吸蜜する。
なんと長いストローでしょうか。時にこの長いストローが命取りになることがあります。
カラフトセセリは草に静止している個体も多く この時間帯になると撮影は容易であった。
日中、素早いカラフトセセリを撮影するのは至難であろう。今日は交尾しているものも多く4ペアを観察した。
エゾヒメシロチョウが夕刻、求愛行動をしていた。♂は草の葉に止まった♀のまわりをパタパタ飛んで、やがてその葉に止まり小刻みに羽根をふるわせながら、じりじりと♀に接近してゆく。しかし撮影しようと私が近寄りすぎて♂♀とも飛び去ってしまった。
ツバメシジミ夏型が出ていた。
モンキチョウペアが求愛行動をしていた。
この付近では特産の白花豆の栽培が盛んです。
カラフトセセリのいる風景が なんとなく目になじんできてしまいました。
私たちがこの世を去って50年もすればこのセセリチョウが外来種であることすら誰もが忘れてしまうのでしょう。
在来種、外来種の概念には 時間的な要因もかかわってくるようです。 日本の蝶の代表みたいな モンシロチョウ も実は弥生時代に大陸から移入されてきたとの説もあります。
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