東京タウンウォッチング ヨコハマ開港博Y150「山下公園」
ヨコハマと言えば、やはり山下公園は欠かせない存在。何といても、港、大桟橋、氷川丸、世界の人形舘、マリンタワー、ホテルニューグランド、中華街、元町、外人墓地、山手通りへと続く(ヨコハマ)らしい風情のあるゾーン。
日本初の臨海公園として造成された、西洋式庭園の代表の1つと思う。港沿いの遊歩道に並ぶベンチでのんびりと海や船を眺めていると一寸したエトランゼ気分!?になろうというもの。
マリンタワー(画像)は100m位の高さで、老朽化した事もあり、立て直し計画が進んでいる。一昔前の観光スポットの役割を終えたという所でしょう。
インターネットで見たら、
…『マリンタワーは1961年、横浜港開港100周年の記念として「横浜らしいモニュメント」を創ろうと建設された。灯台の高さ106メートルは現在も世界一の高さとしてギネスブックに掲載されている』とあります。灯台としての役割があったんですね。
東京タウンウォッチング
ヨコハマ開港博Y150「甦る氷川丸」山下公園会場
山下公園の名物は、氷川丸とマリンタワー。いずれも経営低迷で、日本郵船と横浜市に譲渡された。
日本郵船では、日本初の外国航路船として歴史ある氷川丸を、この春に新装し一般に開放した。
“甦る氷川丸”として優美な姿を見せている。昭和初期頃の事を思うと“勇躍”という言葉が似合う快挙だった事でしょう。
訪ねた日は、5時頃となり既に閉館。今度は見学して見ようと思います。残念!!
解説によると…『1930年竣工の氷川丸は、優美な船型とアール・デコ様式のインテリア、一流シェフの料理などのサービスから「北太平洋の女王」と呼ばれ、主にシアトル航路で活躍した。戦時中は病院船、終戦時は外地からの復員船としても運用され、戦前・戦後で北太平洋を238回横断後、1960年に引退して横浜港に係留された。』とあります。
※追記 港では、黒船来襲ならぬ「黒船来航イベント」が5月下旬以降の土・日に行われるとの事、平日企画の「イムスクラブ」ウォッチングでは見られそうもないので、こちらも残念…。
東京タウンウォッチング ヨコハマ開港博Y150「赤い靴はいてた~女の子」像
赤い靴はいてた女の子…異人さんに連れられていっちゃった
野口雨情の童謡に出てくる波止場に因んで、山下公園にある「赤い靴の女の子像」。
こころなしか、どこかもの悲しげな風情。それも、数奇な運命に翻弄された悲しくも幼い一生だったからだろうか。色々な説があるが、静岡で生まれ、北海道留辺蘂で母と過ごした後、宣教師夫婦の養女として育てられる。母と3才で別れ、宣教師に連れられてヨコハマから帰米しようとするが、既に結核に冒されてこの体では無理と考えた宣教師が、麻布十番の孤児院に預ける。この時6才。ここで孤独な死を迎えるのが9才。名は「岩崎きみ」といった。
野口雨情との関わりは、母の夫が北海道で小さな新聞社に勤めた頃、同僚の雨情にきみちゃんの話しを良く聞かせたため詩情が膨らんだらしい。
歌は“異国”へ行ったことになっているが、実際は日本に残り孤児院で亡くなった。最も有名なのは、このヨコハマの「赤い靴はいてた女の子」像。風雨に打たれ、年輪を重ねたブロンズ像が作品としても良いですねえ。
麻布十番の「きみちゃん」像の他、母子像が生地静岡の日本平、母と過ごした北海道留辺蘂、更に小樽にもあるとのこと。
そんな物語を聞くと、港を往く船を眺め遠く異国の養父母を想うかのような女の子像が、泪をそそるようですね……。
東京タウンウォッチング ヨコハマ開港博Y150「大作橋からの展望」
「大桟橋会場」では、室内で「FUNEプロジェクト」というダンボールで作られた船の模型展示があったらしいが、絶好のお天気、青空に釣られ、緩やかなスロープを上る屋上デッキへ行ってしまう。
伸びやかな空間で、ビールでも飲みながらサンデッキで海や行き交う船やベイブリッジを眺めながらボ~とする時間も良いなあ! と思いながら、短い時間を過ごしました。
思わず、好きな人と2人で過ごしたら、さぞ心地良いだろう…などと夢想してしまいました。
港と来れば、クルージングがレジャーに登場する。岸壁に係留されていた客船では、ジャズ演奏のあるクルージングツアーもやっている。やはり、“ブルーライトヨコハマ~”なんて歌が似合う街ですね。
この辺りでは、日比野克彦プロデュースの灯台アートワークというイベントがあり、10基の灯台が夜の街に浮かび上がるというから、いかにもヨコハマらしいモチーフである。
船舶の発着場という概念を超えて、設計に工夫を凝らした施設としても散策の価値があります。
東京タウンウォッチング ヨコハマ開港博Y150「大桟橋で見かけた人力自転車」090501写
世界一周豪華客船クイーンエリザベス号が寄港する事で知られる横浜港大桟橋、今一寸した観光名所です。
その大桟橋への緩やかな坂の登り口辺りで見かけた「人力自転車」。何となく懐かしくも、人肌が感じられて、思わずシャッターを切る。
Co2削減運動で、ドイツから始まって日本へも上陸。時々見かけるようになった。運転者に聞くと、エンジンも付いているとの裏話。建前とビジネスが同居しているようで、一寸ばかり腑に落ちない気もしました。
ここは、ヨコハマ開港博Y150でも、大桟橋会場として市民参加の(ダンボール製、船の模型展示)や日比野克彦プロデュースの(灯台アートワーク)が行われる。
東京タウンウォッチング 淑徳大学「越谷ウォッチング」帰路の孫四郎そば090512写
ヨコハマシリーズ一寸休憩お立ち寄り…、12日淑徳大学タウンウォッチングの帰路、「イムスクラブ」会員の「孫四郎そば武蔵浦和店」で会食懇談しました。
こちらのウリモノは、何と言っても珍しい「へぎ蕎麦」。画像に見るように(へぎ)と呼ばれる木の器に、美しく盛りつけした(そば)。短く切ってあり、盛岡の(わんこそば)より量は多いが、一口で食べやすくなっている。
そばの特徴は、つなぎに(布海苔)を使って、独特のこしと風味があるところ。新潟地方の特産であり、こちらの店では、本場から直送して貰っている。店長は(唎酒師)の資格を持ち、日本酒への造詣が深く、地酒と珍味が又、旨い。
会食はメンバー8人でしたが、女性3人にも大いに好評、箸が進みました。しかも大いに飲んで、食べて、ナント1人3.000円位のお値段。「イムスクラブ」会員特別サービスもありましたが、お値打ち感十分の満足!満腹!でした。
武蔵浦和駅にデッキで繋がるファッションと飲食のビルにあり、池袋から埼京線で20分程度、連結する武蔵野線には今回ウォッチングした「越谷レイクタウン」についで、夏から秋にかけて、新三郷にららぽーと、IKEA、コストコ(アメリカ)など相次いで進出します。お出かけのついでの候補にどうぞ…。
※詳しくは、「孫四郎そば武蔵浦和店」グルナビで ➡ こちら<rdf:RDF xmlns:rdf="http://www.w3.org/1999/02/22-rdf-syntax-ns#" xmlns:trackback="http://madskills.com/public/xml/rss/module/trackback/" xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/"> <rdf:Description rdf:about="http://blog.goo.ne.jp/yasuoka1886/e/4128b7915b372cf9dd2d368ad8e8f73a" trackback:ping="http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/4128b7915b372cf9dd2d368ad8e8f73a/26" dc:title="楽しい店、美味しい店 武蔵浦和「孫四郎そば」(「イムスクラブ」会員)紹介" dc:date="2009-04-29T20:51:59+09:00" dc:description=" 楽しい店、美味しい店 武蔵浦和「孫四郎そば」(「イムスクラブ」会員)紹介 ご紹介するのは、埼京線と武蔵野線の乗換駅に当たる「武蔵浦和駅」の駅ビルにある店で、「孫四郎そば武蔵浦和店」と言います。 へぎそばと地酒をウリにしています。へぎそばとは、いろいろ講釈があるようですが…。 ウィキペディア(百科事典)によると、『へぎ(片木)と呼ばれる器に載せて供されることからこの名が付い" dc:identifier="http://blog.goo.ne.jp/yasuoka1886/e/4128b7915b372cf9dd2d368ad8e8f73a" /> </rdf:RDF> -->
「イムスクラブ」5/27(水)池袋タウンウォッチング参加者募集
変化する池袋文化~その変貌振りをウォッチング
「イムスクラブ」(主宰・安岡裕二)09年5月例会(5/27)
~池袋西口文化が新たな変化を見せている。フランスの香りをテーマの「エチカ池袋」、日本に住む中国人60万人のメッカとなる気配の「唐人街」…今、ひとつの節目を迎えたかに見える池袋が注目です~
【池袋西口から東口へ】駅周辺 コース
5月27日(水)11.00~17.00
(集合:池袋駅西口方面地下通路から続く 《メトロポリタンプラザ入口》噴水付近)
池袋で見逃せないのが、羽仁もと子夫妻の創設した自由学園「明日舘」(画像)。フランクロイドライトの設計した建築の造形美が美しい。ライトは大の日本ひいきで、大谷石と木をふんだんに使った外観、内観ともに、ソフトな潤いをあたえてくれる。 ※ライト建築の真髄に触れるには、明治村の旧帝国ホテルを訪ねると良いです。
次に最近の出来事では、「エチカ池袋」のオープン(3/26。戦後の池袋西口に興った「池袋モンパルナス」の街づくりを復活させようと言うコンセプトで、パリのお洒落な雰囲気と駅の利便性を狙って大盛況。池袋のイメージを変えつつある印象すら受けます。
又、池袋は中国人にとって住み心地の良い街らしい。「唐人街」と言われる辺りで、中国的匂いに接してみます。中華街を作ろうとか、日中文化の交流を目指す活動が進んでいるなどの動きも注目です。
●安岡連絡:090-3233-7847
【コース内容】
(11.00)集合 メトロポリタンプラザ地下入口付近
~「自由学園」~レトロな昭和の雰囲気「日本再生酒場」~「エチカ池袋」~(飛び切り嬉しい◎ランチ紹介)~「唐人街」~東口へ~ナムコ「ナンジャタウン」~「乙女通り」??~レトロな飲屋街「美久仁小路」~
◎美久仁小路の家族経営で頑張るのが嬉しい「味彩」(和食) or 西口の中国人が来る本場中華料理「大宝」で会食
◆ 参加費 ・会員2.000円 ・一般3.500円(※資料送付後取り消しは、資料代2.000円負担願います)
◎ 参加申込書
◎09/5/27(水)「池袋」コース
○問い合わせ℡090-3233-7847
◎ 申込み
オフィス「IED」;FAX0467-25-0834
又は 《E-mail》 yasuoka@netlaputa.ne.jp
お名前
会社名
※資料送り先 〒
ケータイ℡
FAX
◎遊食 「味彩」℡03-3982-6299 「大宝」℡03-5950-8578
参加 不参加
安岡(ブログ)の「エチカ池袋」情報は ➡ こちら *Ctrl キーを押しながらクリック
東京タウンウォッチング 横浜開港博Y150「プロムナードから見た開港資料館」
ベイエリアプロムナードから見た「横浜開港資料館」。ここは、旧英国総領事館だったらしい。
横浜市では、県庁、税関、それに開港資料館を加え、それぞれ(キング)(クイーン)(ジャック)の愛称をつけ、観光資源にしています。夜のライトupが美しい異国情緒を引き立てます。なかなか味なことをやりますね。
ヨコハマという処は、以前から独自のデザインに力を入れ、国際感覚のイベントも多く東京との違いを意識している所があり、個性的な魅力がある。そう言えば、神戸も又、大阪と違った独自の文化を持っていて譲らぬ処がある。いち早く西洋文化を採り入れたプライドのようなものがあるのかも知れない。