正岡子規 歴史ヒストリア NHK 091202放映
~経営コンサルタント・安岡裕二の「東京タウンウォッチングガイド」~
NHKで、ヒストリアという歴史の秘話を明かす面白い番組を放映している。画像は、12/02の「正岡子規」編。スペシャルドラマ「坂の上の雲」が連続放映中に因んだものか子規が登場した。
右は、若き日の親友夏目漱石。大学時代からの交際が長く、漱石がロンドンから手紙をくれたり、子規の主宰した俳壇の句集に投稿したり、子規が漱石に惚れ込んだフシがある。
下の画像は、余りにも有名な「柿食へば 鐘がなるなり 法隆寺」の夕焼けを背景にした子規である。(*食えば…ではない)
秘話とは、この句が漱石が投稿した句にリズムがそっくりな事にある…という。
そして、子規が真似たのではなく、漱石に対する敬愛の念を現したものではないかという憶測である。漱石の句は覚えていないが、確かにリズムに共通するものがあった。
こんな絵解きを聴きながら見ていると、随分以前に独り旅で法隆寺を訪れ、そうそう、こんな夕焼けの頃の境内で、ホントに鐘の音を聞きながら物思いに耽った事を想い出しました。あの頃は、旅のリズムもおっとりしたもので、懐かしい思いがします。
フフフ、懐かしき日々に (*^_^*)