東京タウンウォッチング 鎌倉「悲劇の大姫・岩舟地蔵堂」090318
源頼朝に「大姫」 という娘がいたことは余り知られていない。頼朝は、木曽義仲に人質として差し出させた嫡子義高の許嫁とした(11才と6才)が、やがて頼朝と義仲は決裂し、義高は殺される。
政治的縁だったが、大姫は義高を慕っており、恋人の死を嘆いて憔悴する日々を送る。しかし頼朝は、今度は十数年後、後鳥羽上皇の后にしようとするが、大姫は病没してしまう。…という物語である。
政争の具にされた当時の女性の痛ましい悲劇の跡がここに残されている。(-_-)