今年も大間のマグロを狙って、津軽海峡へと行ってきました。
出発は10月5日の午前2時前。スケジュール上はこんなに早く出る必要はないのですが、ETCの深夜割引を使いたかったということです。
この日は雨。首都高速から東北道に入り、どこかのSAで休みたかったのですが雨が上がるところまで辛抱。安達太良SAまで走ってしまいました。ここで弁当を食べ、1時間ほど仮眠。雨上がりの快適な走行で紫波SAまで走ると自宅から500kmほどだったので給油。単価は143円でした。
さすがここまでくると木の葉もいくらか色づき始めていますが、八幡平は雲に覆われています。
安代JCTを青森道に入り、花輪SAでひと休み。紅葉の走りが感じられました。
まだ10時15分ですから、このまま走っていくとホテルのチェックインの時刻にはあまりにも早すぎます。定番の十和田湖~奥入瀬渓流の観光コースをたどることにします。
いつもは十和田ICからR103のコースですが、今回はひとつ先の小坂ICから樹海ラインを通ることにしました。
ICを出てすぐに右折すると樹海ラインです。
道路沿いにはリンゴが赤く色づいていました。
こんな滝もありましたが、観光客はまばらです。
展望台から見下ろす十和田湖はまだ紅葉には早い感じでした。
十和田湖沿いを走って、そろそろ奥入瀬渓流です。
こちらも紅葉はしばらく先のようです。
今回は竜飛へと向かいますので、宿泊は青森。R102を左折してブナの森の中を走り、八甲田山のふもとから青森市内へ向かうことにしました。八甲田は少し標高が高いのでしょうね。きれいな紅葉に、車を止めて観光モードに浸りました。
よいタイミングでみごとな紅葉を堪能しました。
そのまま青森市内に入り、知り合いの釣具店で情報チェック。15時ちょうどにホテルにチェックインしました。夕食を食べに街に出ると、運がよかったの悪かったのか、大間のマグロの刺身を見つけました。5切れで1,800円。一人さびしい夕食でした。
翌朝は青森空港で柳沢さんをピックアップ。R280を走って道の駅たいらだてへ向かい、ほかの方々と合流。フルメンバーになりました。
船の待つ袰月に到着。あわただしく支度をして出船です。
タックルはマリンパを搭載した80lbs.のトローリングロッド。電気ショッカーも用意して万全の態勢です。
ナブラはいたるところに立っているのですが、ブリ、というよりイナダ。シイラにエサを食いちぎられてハッとしたこともありましたが、マグロのアタリはありません。絶好の凪ぎに恵まれて気分は最高でしたが・・・。
ヒマでしたので上がったイカを開いて船上干し。夕食に辛子醤油でいただきました。辛子酢醤油のほうが旨いかと思いますよ。
でこの日はここで終了。港に戻って宿でのんびり過ごしました。
続き、その2。
翌朝は鮮やかな朝焼け。マグロへの期待が膨らみます。そしてその期待が現実のものに。
ついにマグロが掛かったのです。すぐに銛が用意されました。
命中。みごと頭に突き刺さりました。
手鉤が打ち込まれ、取り込みです。
早速締めて、エラと内臓を取り出します。
70kgの大間のクロマグロをついに仕留めました。
保冷バッグに収め、頭と腹の中に砕氷を詰めましたが、こうして持ち帰ることのできるのはこのサイズが限度です。これ以上の大型になるとほかの方法を講じなければなりませんので、ぴったりのサイズが釣れてよかったですね。
凪ぎもよかったのでその後も狙い続けましたが、翌日は船をキャンセルし、1日早く帰宅しました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます