みよしブログ

沖釣り大物集団舳会主宰、タハラッチのブログ。
舳会サイトはhttp://miyoshi344.sakura.ne.jp

タイ茶漬け15.12.25

2015-12-26 08:02:35 | 釣魚料理

カミさんの好物、タイ茶漬けをいただきました。
もちろん先日釣ってきた東京湾口の天然マダイです。


アラでだし汁を作ります。
清酒を加えて昆布も入れ、塩で味を調え、醤油はほんの少し垂らしました。


皮付きのタイの身を刺身サイズに切り、皮目を焙りました。


丼にご飯を盛り、焙ったタイの身を並べます。
ゴマを振り、刻み海苔をまぶして、カイワリ大根も。
いちおうカッコを付けて、真ん中にワサビをちょこんと乗せました。
だし汁をたっぷり注いで蓋を閉め、しばらく馴染ませたらいただきます。

やっぱりタイはさすがですね。
優しい身を噛み締めると、コクがにじんできます。

マダイの味はさすが15.12.25

2015-12-25 08:02:03 | 釣魚料理

22日に釣ってきたマダイ、いただきました。

腐っても鯛といわれるマダイ。
活きが良ければさすが絶品ですね。
しばらく前から、実際の価値以下の評価をしていました。
マダイに申し訳ないですね。

1kgと1kg半の中ダイは三枚におろし、カブトやカマ、中落ちは、焼きものや潮汁でいただきました。
450gと500gの小ダイは尾頭付きのまま磨きました。
これは正月の祝い膳に供します。
ちょっと小振りかもしれませんが、我が家の分相応というところでしょう。


カマ焼きをいただいた後、胸ビレの付け根をしゃぶってると、タイのタイが出てきました。
ほかの魚にもありますがタイの格好をした骨、マダイの場合はタイのタイと呼んでいます。
ちなみに頭のテッペンをしゃぶると、三種の神器、カマ、スキ、クワの格好をした骨があります。
尾頭付きをいただいたら、取り出してみたいと思っています。


皮付きの刺身は最近、もっぱら焙りでいただくことが多いのですが、マダイはやはり湯引きがいいですね。
優しくて柔らかな身を噛み締めると、旨みがじわっと滲み出てきます。
今日の昼はカミさんの好物の、タイ茶漬けでいただきましょうか。

地キンメのムニエル15.12.16

2015-12-17 09:40:21 | 釣魚料理

先日の新島の地キンメ、二枚におろして下拵えをしてあります。
どう料理するかは、そのときの気分で決めます。
中骨のついていない身は、キンシャブか焙りが定番。
フライパンで、ムニエルか照り焼きにするのも旨そうです。
そういえば先だってのムツのムニエルは絶品だったなぁ。
あれほどの脂は回っていないでしょうが、地キンメ特有のコクに包まれているはず。
ムニエルに決定しました。

まずはジャガイモを焼き、ニンジンのグラッセも用意。
フライパンにニンニクスライスと鷹の爪を入れてオリーブオイルで香り付けし、取り出します。
骨を抜いてあるキンメの片身には塩コショウをし、小麦粉をまぶします。
フライパンの火勢を強めてバターを加え、皮目を下にして30秒焼きます。
そして火を弱めてもう30秒。
皮目がパリッと焼きあがります。

ここで裏返して火を強め、白ワインを注ぎます。
油が飛んで、フランベ状態になることもありますからすぐに蓋をかぶせます。
これも30秒。
そして先ほどと同じように弱火にして1分ほど焼き上げました。


粗挽きの粒胡椒が味をさらに引き立ててくれます。
パリッと焼き上げた皮目の歯触りと、コクのある優しい白身が相俟って、えもいわれぬ旨さ。
釣り師冥利に尽きますね。


剥いた腹骨と砂摺りは、いつものように潮汁でいただきました。

キンメの煮付け15.12.15

2015-12-16 09:15:39 | 釣魚料理

先日釣った新島の地キンメ、とても簡単な煮付けでいただきました。


二枚におろして一人前の切り身にし、二人分を用意します。
適量のゴボウを適当なサイズで切っておきます。
フライパンに、砂糖100g、醤油100cc、清酒150ccを入れて、火にかけます。
砂糖が溶けたらゴボウを敷き、そのうえにキンメの切り身を皮目を上にして乗せます。
火を強めにして煮立ったら落し蓋をし、フライパンに蓋をします。
10分ほど煮込んだら蓋を外して、弱火に落として煮汁を煮詰めます。
キンメのサイズが大きい時などは、煮汁を掬って皮目にかけるといいでしょう。
5分ほど煮詰めたら皮目に味醂少々をかけ、ひと煮立てしたら完成です。

タハラッチ流は伊豆の漁師から教わった通り、水を加えないこと。
醤油の香りと甘みたっぷりの濃厚なキンメの煮付けが、とても簡単にできますよ。
骨までしゃぶりつくした後、ごはんに煮汁をかけていただくと、いつも食べすぎてしまいます。

ムツ料理15.12.7

2015-12-10 08:53:41 | 釣魚料理

夕べのムツをいただきました。


二枚におろして、骨付きはヒレを落として塩焼き。
見てくれより、無駄なものを省くのがタハラッチ流ですから、ヒレを落としてしまうのです。
また、皮目が大好きなタハラッチは、背中と腹に包丁目を入れるのが特徴です。

骨なしの身は腹骨と中骨を取り除いて、刺身、焙り、ムニエルなどに。
今回は小耳にはさんだ肝あえを作ってみました。


身は削ぎ切りにして皮目をバーナーで焙ります。
肝は小さいので数尾分をまとめ、包丁で叩いてペースト状にし、醤油を加えてさらに叩きます。
焙った身と肝醤油をあえてから、カイワレ大根、白髪ネギとガリの細切りを混ぜ合わせて完成です。
でもカワハギの肝あえほどの迫力はありません。
次回からはパスですね。
刺身は焙りがいいですよ。

アラは潮汁。これはいけます。

骨なしのほかの身はムニエルでいただきました。
塩コショウをして小麦粉をまぶして下拵え完了。
オリーブ油にニンニクスライスと鷹の爪で香りを移し、バターを加えてから小麦粉をまぶしたムツの身の皮目から焼きます。
強火で30秒ほど焼いたら火を弱めてもう30秒。
裏返したら再び強火にし、白ワインを注ぎます。
脂が飛んだり、フランベ状態になって火があがることがありますから、蓋をするとよいでしょう。
これも強火と弱火を各30秒ずつ。
完成です。
でも写真を撮り損ないました。すみません。