みよしブログ

沖釣り大物集団舳会主宰、タハラッチのブログ。
舳会サイトはhttp://miyoshi344.sakura.ne.jp

乗鞍高原紅葉狩り08.10.15~

2008-10-17 10:46:04 | インポート

お天気を読みながら乗鞍高原への紅葉狩りを決めて宿の予約をしました。予想通り絶好の好天。とってもすばらしい2日間を過ごしてきました。

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折りしも高速道路の割引サービスが拡大されるとのこと。3時前に我が家を発ち、これまた全線復旧されたばかりの首都高速・山手トンネルを経て4時前に八王子料金所を通過しました。その結果、小淵沢ICで降りた高速料金は1,600円。お得なスタートとなりました。

ここで降りたのはほうとうの店と、蔦木宿道の駅のチェック。R20号から高遠への道を辿り、伊那を経て薮原へ。権兵衛トンネルなんていう立派なバイパスができていました。

薮原からは田舎道を蕎麦の里、奈川へ。途中、水木沢天然林に寄り、よく整備された太古の森を散策。ひと汗かきましたが、のんびり登っても1時間弱。ちょうどよい運動になりました。信州は紅葉だらけ。絶好の日和に恵まれて、思いっきり楽しんできました。

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例によって食べ始めてから写真を撮ることを思い出した次第。奈川の新そば祭りは先週終わっていましたが、もちろん新そば。名物のとうじ蕎麦をいただきました。

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上高地乗鞍林道に入ると紅葉スポットは連続。ひところに比べると道路も整備されているので、楽しく走ることができました。

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乗鞍高原の少し手前の一ノ瀬園地。広大な牧場やキャンプサイトがあり、有名な撮影スポットには大勢のカメラマンが群れていました。

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そして到着したのがホテルガルニ・ローリーホフ。スイス、グリンデルワルドのホテルが気に入ってそれをモデルに建てたというロッジで、客室は3室だけのこじんまりしたもの。サイトを見てここでの宿泊を決めたのですが大正解でした。

概観もこの通りのスイスの山小屋風ロッジで、屋内も手入れの行き届いたウッディハウス。もちろんタハラッチが選んだ宿ですからウォシュレットです。

別棟にはやはりログハウスの温泉が2室。窓の外には高原の景色が眺められ、白濁したかけ流しの硫黄泉が24時間のフルタイムであふれています。貸切りでの利用もできますよ。

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ダイニングルームや客室の窓もおしゃれ。リビングの暖炉には火が入っていました。

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1泊だけでしたので夕食は1回だけ。スイス料理だそうですが、野菜もたっぷりでメインディッシュはボリュームもたっぷり。こちらは何とか撮影できましたが、ほかの料理やデザートはすべて食べつくしてから撮影を思い出しました。間抜けですね。

朝食は手作りパンをはじめ数種類のパンとさまざまなチーズが添えられたスイス風のメニュー。こちらの写真はまったく忘れてしまいましたが、いろいろな果物や木の実の入ったミューズリーというヨーグルトが旨かったですよ。

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ロッジの脇はスキーコース。リフト乗り場もすぐそばですからスキーヤーにとっては絶好のロケーションです。タハラッチは早起きをして散策したのですが、下刈りしたコース一面には霜が降りていましたし、朝日に照らされた山間からは雲海が少しずつ昇っていました。

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陽が当たると紅葉は一気に活気を見せてくれます。まさに一年中で一番の見ごろ。いい日にいいものをたっぷりと見ることができました。じつはこの日、タハラッチの誕生日だったのです。

早めにチェックアウトして乗鞍への道を走ります。マイカー規制のため三滝駐車場までが限度です。乗鞍山頂付近には残雪の雪渓のほか、新雪もうっすらと積もっています。今回は頂上付近での散策は予定外だったのですが、この少し先の、ダウンヒルコースを横切るところは見たかった感じ。その手前でシャットアウトされていたのが残念でした。もうすごい高度感にあふれた景色ですから、チャンスがあったらぜひご覧ください。雪がなくても豪快ですよ。

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三滝への散策コースを辿ると、霜柱があちらこちらに。夜間には冷え込んでいるようですが、陽が昇った今では寒さはまったく気になりません。起伏のある山道ですからゆっくり歩いていけば汗ばむこともなく、とてもいい感じ。三滝の近くは少し急なところがありますが、がんばって最終地点まで行ってください。この写真のほか、とってもいい風景に接することができますよ。

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わずかな滞在でしたから後ろ髪を引かれるような想い。一気に1,000m以上(?)も下って前川渡に達します。トンネルを抜けるとせき止められた梓川周辺の針葉樹林に、黄色や赤の錦が点在。この辺りの紅葉はそろそろ見ごろを迎えるところでした。 タハラッチが上高地へ通っていたころはこんな景色はなかったのですが、もう40年以上も前のことですから、時の流れで大きく変化するのは仕方ありませんね。

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松本上の脇を通って美ヶ原のビーナスラインへ。こちらも標高が高かったので紅葉真っ盛りでしたが、写真撮影は割愛。途中、夏のキャンプサイトのチェックを試みて立ち寄ったのですが、  孫たちと一緒に行くのは無理がありそうです。そのまま観光ルートを走って八島が原湿原を散策。木道伝いに1時間ほどで一周しましたが、周囲にはカヤトのほの白い丘が広がっていて、秋を満喫できました。さらにはるかかなたには白い噴煙を上げる浅間山まで望むことができました。

いちばんいい日に、いちばんいいホテルに泊まって、最高の紅葉と景色を堪能。すばらしい2日間を過ごしてきました。