みよしブログ

沖釣り大物集団舳会主宰、タハラッチのブログ。
舳会サイトはhttp://miyoshi344.sakura.ne.jp

マダイのソテーとヤリイカの沖漬け15.2.16

2015-02-17 08:09:40 | 釣魚料理
冷凍庫をチェックしたら、マダイの切り身とヤリイカの沖漬けが目に入りました。
ということで夕べはこの二つをいただきました。

マダイは皮つきの柵取り。
背身と腹身がありましたが、背身を食べることにしました。
普段から、一食分くらいに小分けして冷凍してありますので、これを冷蔵庫に移し替えてゆっくり解凍。
二つに切って塩コショウを振りました。

フライパンにオリーブ油を敷いて、唐辛子とニンニクスライスを入れ、焦げ色がついたら取り出します。
オリーブ油はあまり少なくないほうがいいかもしれません。
皮目を下にしてタイを入れて、やや強火で4分くらい焼き上げます。
パリッと焼きあがると食感がいいと思います。

裏返して白ワイン、バルサミコ酢を加えて3分。
バターを少し加えると風味が増すと思います。
これで完成。
今回はシメジとエノキ、細切りにしたピーマンを残ったソースで炒めて付け合わせました。


ヤリイカの沖漬けはいつも、皮とエンペラを取り除いてゲソとワタを抜き、胴を開いて一枚ずつ冷凍しておきます。
食べたくなったら一枚だけ刻めばOKということです。
一緒に冷凍してあったエンペラも刻んでいただきました。
概して薄味で漬け込んでありますが、エンペラの方がしっかりと味が染み込んでいました。

カミさんと二人だけの夕食ですから、盛り付けなんかに気を遣っていません。
この点をもう少し勉強すると、気持ちが豊かになるかもしれませんね。

でもマダイのイタリアンソテーとヤリイカの沖漬けの刺身、大満足でした。

サンマの丸干し15.2.14

2015-02-17 07:44:36 | 釣魚料理
先だっての釣行の際、買ってきたのがサンマの丸干し。
本当はもっとしっかり干したハリコが欲しかったのですが、少し大振りで、干し加減も甘かったようです。
秋の終わり、というより冬の初めごろ、脂の抜けた小振りのサンマが獲れます。
これを丸干しにしたのがハリコ。
固めに干して焙った歯触りがとても気に入っています。

タハラッチはいろいろな魚を釣ってそのほとんどを食べています。
貧乏ですが霞とうまい魚を食って、生きながらえているのです。
でも過去にサンマを釣ったのはたった1回だけ。
そのとき以外は狙ったこともありません。

釣ったというより釣れていた、というのが正確です。
釧路から船を出してアキアジ、すなわちサケ釣りに行った時のこと。
アキアジのポイントへ行く途中、小振りの延縄を作って流しておきました。
ハリ数は10数本くらい。
エサはアキアジ釣りの定番のサンマのブツ切りです。
狙いはもちろんアキアジ。
釣りを終えた帰りがけ、この延縄を回収すると、なんと生きたサンマが丸ごと1尾、ハリにかかっています。
泳がせていたわけではなく、ブツ切りのサンマを共食いしていたのです。

東北や北海道では、港に入り込んだサンマをサビキで釣ることがあるかもしれませんが、タハラッチは後にも先にもこれが唯一の経験。
このサンマだけは普段から、魚屋のお世話になっているのです。


ご覧のとおり、干しが甘かったようで、腹が開いてワタがにじんでいます。
サンマのワタが旨いという詩人の影響か、ワタを食べる人が多いようですが、タハラッチは苦手。
イワシの丸干しも同様で、もっとしっかり干されている方が旨いと思っています。

で、焙られた身もそれなりにうまいのですが、それ以上に気に入っているのが尻尾。
尾柄から尾びれを、骨ごと食べてしまうのです。
ちなみにエビのてんぷらやフライでも、一番好きなのは尻尾。
ということで、大柄のエビより、小振りのほうが好きなのです。