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大手術とヒンジ・・・?

2009-03-01 18:55:39 | Panzer Werfer 42

Dscn3698 本日は天井板とハッチのディティールから・・・と思っておったのでありますが、出張明け早々ヤバそうな大移植手術からって言うのも気が重いってことで取敢えず切除手術だけ済ませておくことに致しました。

“ハンダは付け外し自由な接着剤~♪”などと普段は気楽に申しておりますが、流石に組みあがった状態からでっかい主要パーツを外すっていうのはそうそう簡単なもんではございませんで・・・・無理すりゃ全体が歪んじまいますし、下手に加熱し過ぎりゃ外したくない所までバラバラに・・・・。(^_^;) まま、今回は外したパーツは使いまわすつもりはございませんのでちょっとは気が楽ではありますが、とにかく加熱時間を最短に抑えてサッサと作業を終わらせるのがコツって事で写真右下に写っております秘密兵器・・・普段は出番の無いでっかいコテ先(二つ写ってる内の上の方ね!)を使いました。 パーツを外すコツはハンダ付けと同じ手順で作業すること・・・ハンダ付けした部分にただコテ先を当てて加熱してても時間の無駄、加熱効率が悪くってハンダが溶けて外れるまでにいくら時間がかかることやら知れません。まず外したい部分の周囲にフラックスを塗りハンダを少量コテ先に付けて、外したい部分の周囲に流し広げるように致しますとアラ不思議・・・・簡単に外れてくれるのでありますね!! で、敢えて(?)1時間ほどかけて丁寧に切除いたしましたのが冒頭の写真でございまする。v(^ ^)

Dscn3702 前回“何処がどう変わったのか、いま一つ???”というご意見を頂きましたので、取り外したパーツと新たに作りなおしたパーツを並べてパチリ! 取り外した方はもともと0.2mmしか厚みがないのに、切除手術ででっかいコテ先で加熱してヘロヘロになってしまいましたが、まま、違いは解って頂けるかと・・・・w。 元のパーツもイタレリのキットからすれば、解らないなりに結構頑張って作ってたんですけどねぇ・・・・やはり実車写真を基にして作ると説得力が・・・・・・・・爆。

Dscn3706 Dscn3708 ヒンジは元のパーツから移植して・・・と思っていたんですが、ライオンロアのエッチングパーツのヒンジは、もともと天井パーツと面一にハッチが付くのを前提に設計されておりまして、仮組したらアングルで出来た外枠を飛び越えてハッチをスムースに可動させるにはちょっとシャフトに巻きつく足の長さの許容範囲に問題が・・・・ってことでSdkfz251用のアベールのエッチングの残り物から流用。アベールのヒンジは250用あたりから、足だけ丸めてシャフトを固定する方式から、本体を厚み方向に分割して全体を折りたたんでシャフトを挟み込む方式になっておりまして、工作後に色々と弄り倒さねばならない私めには非常に好都合で具合が宜しい・・・・独軍OVMのブラケット類もリニューアル(←って何時の話やねん!)された事ですし、基本パーツのヒンジセットも今の方式にリニューアルして欲しいものでございますな!!

さてさて、明日からは鳥取・島根出張であります。極力がんばって更新するつもりですが何分予定がタイトでございますので滞りがちになるのはお目こぼしを!!(←コラコラ!!)

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出張準備中につき・・・汗

2009-02-28 13:43:30 | Panzer Werfer 42

本日は出勤日・・・っていうか昨日から雑用が多くって出張準備が間に合わず、土休の周りでも出勤しないとどうにもならない状態だったのではございますですが・・・・。(^_^;)

さて明日は日曜日、たった一日の休日ですから大した工作は出来ませんが、今の予定では先週末作った天井板にヒンジを移植して、細部が放ったらかしなってるハッチを仕上げてしまうつもり・・・今日は帰ったらハッチのロックレバーにエッチングパーツをそのまま使えるかどうかを確認して明日に備えることにいたしましょう。

では、まだ出張準備が終わっておりませんので今日はこのへんで・・・・明日は少しは読み応えのある日記に致しますんで語勘弁を!!(^_^;)

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この期に及んで・・・

2009-02-22 20:31:17 | Panzer Werfer 42

まさかこんなメインパーツを作り直す羽目になるとは思っておりませんでしたが・・・見ちまった事実を捻じ曲げるわけには参りませんので致し方なく・・・・(^_^;)

Dscn3679 いえね、先日書きましたハッチが付く部分の天井のディティールなんですが“とりあえずヒンジを外してアングルでハッチを囲えばいいや・・・”な~んて軽く考えておりましたのでございますが、仔細に写真を眺めれば眺めるほど以前作ったパーツが手の付けようもない、どうしようもないパーツである事が解ってまいりまして・・・・小手先でどうなるものでもございませんので潔く作り直したのでございますよ。しかしまあイタレリさんはやってくれますなあ~!ハッチのサイズがほぼ正確なので天井のレイアウトが間違ってるなんて思ってもいなかったのですが・・・・・イタレリでは装甲板の中央にそれっぽくハッチがレイアウトされているのですけど、実車写真をみるとどう見てもハッチが前方にオフセットされていないと辻褄が合わない部分が・・・・・爆。

Dscn3676_2 で、実車写真を参考にハッチの開口部をオフセットし細部を再現してみました。開口部の位置以外で以前作ったパーツとの根本的な違いは・・・ ① 開口部の立ち上がりは薄板ではなく角材で開口部からひとまわり大きいサイズで ② 天井板の開口部は角にアールがついておりまして・・・・以前作ったパーツを適当に修正するぐらいじゃとても追いつかなかったのでございますね。(^_^;)

この後の大移植手術が頭の痛いところではあるのでありますが・・・実写通りにパーツが再現できるとやはりスッキリいたしますな!何か凄く後戻りしたように思いますけど、ま、良しと致しましょうね!

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何とややこしい・・・・

2009-02-17 10:32:04 | Panzer Werfer 42

Photo_2

Photo_3 さて週末にキャビン上部の工作準備も無事終わりましたので、昨晩は気を良くしてリベットの数やら配置やらを確認しておこうと資料を漁っておりましたところ・・・・またまたトンデモナイ事実を・・・・・・見つけてしまいましたがな。(^_^;) どこの部分かと申しますと写真の車体上部ハッチであります。 フォトアルバムのコメントにも書いておりますが、このハッチ、イタレリのキットでは天板と面一に再現されておりまして、明らかに間違いでございますので、製作当時手許にあった戦場写真をもとに御覧のように推測して再現しておったのでのでございますが、最近入手しましたソミュールの車輌の写真を見てみますというと・・・・

Photo_4 ガーン!構造が間違ってるがな・・・・。(^_^;) 天井の開口部に細板の囲いがあってハッチがそれを覆うっていう所までは、私の推測っていうか不鮮明な写真からの読み取りもあながち間違っていなかったのでありますが・・・・実車じゃ更にハッチの外周部がアングルで囲われており、ヒンジが天井に付くんじゃなくてアングルに取り付けられてるんでありますな!! むむ~何とややこしい・・・・天井の開口部から雨が入らないようにするのなら私が作った状態でも十分なのに、おドイツ人ってやつは・・・・どこまで凝った作りにすれば気が済むんでありましょうねえ??!! 

まま、これでまた一歩、実車に忠実な模型に近づけるとは言え・・・全くノーマークだった製作済みの部分を手直しするってえのは・・・・・・やはり複雑な心境でございますですよ。(^_^;)

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内面を磨く・・・

2009-02-16 07:09:02 | Panzer Werfer 42

・・・と言っても日々精進してより高い精神世界に生きようとか、くそ寒いのに滝に打たれながら経を読んで悟りを開くとか、そういったレベルの高いお話では全くございませんので悪しからず・・・・w。 さて、一昨日はフリーとは言うものの昨日は予告通りお仕事で岐阜の現場に貼り付きってことで満足に製作時間が取れなかった週末でございましたが、製作の方は予定に反しましてシート下のボックスには着手せず、キャビン上部の内部工作がスムースに進められるよう下準備など致しておりました。

Dscn3634 装甲キャビンの上部といえば、ライオンロアのエッチングパーツが発売されてすぐに、Sdkfz4/1の金属化工作として最初に着手した部分でございまして、考えてみれば(って考えるまでもなく)約3年近く何も手を加えず放ったらかし・・・・・製作当時はインテリア工作なんて眼中に無かったので余分なハンダの除去も満足にしておらず、しかも放ったらかしにしていた間、色んな所に転戦するたびに思いだしたように錆落としをされ、大して大事に梱包されるわけでもなく長距離移動をし・・・・・と、結構過酷な取扱いを受けておりまして、久し振りによくよく見てみますと言うと、全体に歪みは生じているは、ビジョンバイザーのパーツは壊れたまんまになってるは、展示用に裏側からハッチやら壊れたビジョンバイザーやらを固定していたマスキングテープの糊材が劣化して硬化し付着しているはと惨憺たる有様でありました。(^_^;)  で、一念発起(って大袈裟な・・・w)致しまして壊れた部分を治し、歪みを修正しつつ、久し振りというか、初めて余分なハンダを除去しまして内面をピカピカに磨き上げてやりました。 で、ついでに先日作りました機関室部分とキャビン本体をつなぐフランジを取り付け、インパネを仮組しましたのが↑こちらの写真。フランジと装甲板も間に隙間が生じておりますが・・・・工作上、装甲板を組み立てる際に使った、機能的にはホンマモンのフランジの上に取り付けておりますので、少々不細工ではありますがお目こぼしを・・・・・(^_^;)

Dscn3636 Dscn3639 で、全体像がこちら・・・先に書きました通り、超適当にしかやっていなかった余分なハンダの除去も、まま、満足できる程度に終わりまして後は次工程に着手するのを待つばかりといった所でございます。 前回AM誌に掲載された折、まさか小汚いままの裏側を晒されるとは思っていなかったのに、いきなり大判の写真が目に飛び込んできたときはブッたまげましたが、これでようやく何処に出しても恥ずかしくない状態にはなりましたですね!ちょこっと安心・・・かな??(←って、安心して工作サボっとったらアカンねんぞ!爆)

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