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watanabe's weblog

metal janky's dairy

牽引バーとシャックル

2010-01-27 08:29:36 | 模型

本日は某所で話題に上りました牽引バーのお話など。 

さて、皆さまには釈迦に説法かもしれませんが・・・・WWⅡの独軍では、前線で破損・故障した車輌を回収する際に使用するため、ほぼ全ての戦車に牽引用ワイヤーが標準装備されておりましたが、車体の外側に取り付けられておりますので、当然のことながら敵から砲撃を受けますとこれら自体も被弾するわけでございますし、ワイヤーは過負荷で複数回使用致しますと劣化して切れてしまいますので、回収戦車や回収任務に当たる半装軌車(主に12tハーフ、FAMOですな)にはトーイング・ワイヤーのほかに牽引バーが装備されておりました。で、この牽引バー、当時の写真などをチェックいたしますと車体の軽重に応じて少なからずバリエーションがあったようではございますが、中~重戦車の回収用として一般的に使用されたものは、タミヤのFAMOのキットに付属するタイプのものなんでございますよ。でもってこの実物が鮮明に写っている写真はと申しますとニーベルンゲン・ヴェルケで撮影されたこちら・・・

Photo 01

フェルディナンドとP虎(牽引バーに合わせて車体前後に取り付けられた台形の板が第653重駆逐戦車大隊に実戦配備された003号車の象徴的な特徴と合致するゆえ、本車は試作13号車乃至は14号車の可能性ありとする見解も有)の牽引試験時の写真なんでありまする。でもって、タミヤのFAMOに付属する牽引バーはと申しますとこちら・・・

Photo_2

う~む、流石は世界のタミヤ様、ちょっとした備品まで抜かりなくリサーチされておりますな~。前述の如く、この牽引バーはベルゲ・パンターにも装備(通常エンジングリル上にハの字に装備)されておりますのですが、へタレリさんのベルゲ・パンターのキットに付属している物は太さも足らず、何より2本を1パーツと勘違いして最初からV字型のパーツに作っててご苦労な事に更に接点を台形の補強板で繋げてしまっているという・・・・・これじゃ一定の車幅の車輌しか牽引でけへんやないか~い!と突っ込みどころ満載のものだっただけに、以前ベルゲ・P虎を作りかけてた時に歓喜したのを思い出しましたです。(^^; で、ここからが本日のちょいとした薀蓄なんでございますが・・・・・

度々このブログでも取り上げております、他の車輌に見られないP虎系の特徴・・・牽引用の75mmシャックル(しかし一体何時になったら、まともな75mmシャックルがモデル化してくれるんでしょうねえ、ドラゴンさん?)でありますが、1943年の12月頃までクンマースドルフに残されて各種の試験に使用されていた量産型フェルディナンド1号車(車番150011、これが残されたんで第654重駆逐戦車大隊は定数45輌のところ44輌のフェルディナンドでクルスク戦に参戦しとります)には他の車輌に装備された75mmシャックルではなく、こんな物が付いてるんでありますね~

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ちょいと見には解かり難いかもしれませんので、クローズアップしてみますと・・・

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ほらね!変わってるでしょ?実は私もFAMOのキットが出るまで、“また独逸人はたった1輌のためにケッタイな物を作ってからに・・・”と思っておったんでありますが、これって牽引バーのシャックルやん!! で、ここからは妄想ですが・・・・戦闘重量50tにもなる当時としては超重量級のフェルディナンドを牽引するには並みのシャックルじゃ埒があかんやろと、量産1号車には堅牢な牽引バー用のシャックルを取り付けてみたものの、これじゃ肝心の標準装備品でもある牽引ワイヤーを取り付ける隙間もない・・・・ってんで、急遽フェルディナンド専用に75mmシャックルを企画製作したんじゃないか?と思うんでありますよ。 じゃ、フェルディナンドの前身のP虎はどないやねん?と言う疑問が賢明な皆さまには湧いてくると思いますが・・・・ご安心を、少なくとも虎Ⅰとして不採用になる試作10号車まではシャックルは装備されておりませんので、この妄想もあながち捨てたもんじゃ・・・・ないんでありますな。 しかしまあ、シャックル一つとっても色んな歴史があるようで・・・・やっぱ、戦車はオモロイですわ。v(^^)

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カレーパンライス

2010-01-26 08:31:31 | 模型

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いえね、先日、娘がおやつにカレーパンを食ってまして、“父さん、このカレーは御飯でもイケル味やで!”などとぬかすもんでありますから、要らぬ妄想が膨らんじゃいまして・・・・(^^;

B級、いやC級グルメっていうか貧乏食の世界では天麩羅うどん天丼(立ち食い蕎麦屋で天麩羅うどんと御飯を頼み、エビ天の衣の一部だけをそ~っとうどんに残し、御飯の上にエビ天を移動させてハイカラうどんと天丼に分けて食する)やらカレー南蛮丼(カレーうどんと御飯を頼んでカレーうどんのカレー汁を御飯にかけてカレー丼として食する)やらカレーライスライス(カレーライスとライスを頼んでルーと御飯をよく混ぜ合わせたカレーライスをおかずにライスを食する)なんていう増量荒業が昔はごく一般的(か?)に行われておりまして、貧乏ながらいくら食っても腹が減って仕方がなかった学生時代には“これぞ究極のメニュー”などと悦にいっておったのでありますが、流石にこいつは思いつかなかったですねえ・・・“カレーパンライス”。(爆) 

そう、カレーパンの中身を御飯の上に出してカレーライスとパンカツ(カレーパンってパン粉つけて揚げてありますもんね!)にわけパンカツカレーライスとして食する食べ方・・・・でございます。 最近じゃ中のカレーの質にこだわった高級カレーパンもあるようでございますから、色んなカレーパンで試してみたらさぞかしオモロイことになりそうな感じがするんでございますが・・・如何でしょ?“究極のカレーパンライス ベスト10”とか“ご当地カレーパンでカレーパンライスを試そう!”なんていう、雑誌の特集があったら、ちょっと読んで見たいと思いませんか?(←普通は思わんって!(^^;)

ままいずれにしましても、流石にこの歳になりますと食欲も昔ほどじゃございませんし、何よりカネは無いっていうもののそうまでして食い物を増量しないといけないほど困窮してるワケじゃございませんので、生涯試すことなくあくまで妄想だけで終わりそうな貧乏食メニューではございますが・・・・ちょっと試してみたい気がしないでもないでもないこともなかったりなんかしたりして・・・・・・爆。 

(ちなみに写真はカレーパンの元祖として知られる江東区は“カトレア”さんのカレーパン。カトレアさんのサイトからお借りしてまいりました。(^^; さすがに元祖というだけあって美味しそうですな!)

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Ⅲ突足周り99%完成・・・か?

2010-01-25 08:44:47 | インポート

一昨日は予想通りというか予感的中というか米子道は蒜山付近で冬タイヤ規制がかかっておりましたものの、ノーマルタイヤでしかもリースアップ直前のためタイヤの交換もせずで山も7分減り以上にも関わらず呆気なく関門を通過、通してくれたのはええけどホンマ大丈夫かいな?とおっかなびっくりで蒜山高原へと歩を進めましたが、おかげさまで周囲に雪は積もっていたものの路面には全く積雪もなく無事松江に到着。お仕事の方も上々の首尾に終わりまして、めでたし目出度しと相成りました。で、昨日でございますが先週に引き続きましてⅢ突Fの製作をば・・・・

Dscn5096

実はドラゴンのキット付属の履帯は未だかつて組んだことがございませんで、今回こそはと思っておったのでございますが、ストックパーツを漁ってみると以前Ⅳ号系を量産しておった頃に組んであったフリウルの履帯が・・・・ってことでアッサリと放棄。(^^; となると初めてロコ組に挑戦しようと思っておった足周りも本体に組み込んでしまって大丈夫ってことで、転輪から起動輪から全部接着剤でガチガチに固めまして足周りを99%仕上げてしまいました。 で、Ⅳ号に合わせて組んだ長めのフリウルを組み合わせて記念写真を一枚・・・・車高が低くて腰高な初期型Ⅲ突はやっぱカッチョイイですな!v(^^)

パーツが多くて面倒な足周りが済んでしまえば、後はフェンダーとOVM類を残すのみ・・・・ランナーも大半のパーツがもぎ取られてスカスカになってまいりましたよ。今週末は先週の代休で土日が連休となりますんで、一気に仕上げまで出来てしまいそうな予感・・・たまには素組もストレスなくって良いもんでありますな!!

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あ~忙しい(^^;

2010-01-22 13:16:42 | 模型

お仕事が本格的に年度末進行モードに突入いたしまして忙しいったらありゃしない・・・・おかげで更新もサボりまくりでございますが、まま、ネタも無いことですし更新しても、またまた駄文つづきになるばかりでございますのでご容赦頂くといたしまして・・・・(^^;

さてさて、本来ならば明日はお休みのハズなんでありますが、急遽、島根県は松江市まで日帰り出張することに相成りました。天気を調べましたら一応現地は雪は降っていないようでありますが・・・・米子道の蒜山越えが・・・・・まま、今規制はかかっておりませんので大丈夫だとは思うんでありますが、やはりちょいと不安でございますね。(^^; さてさてどうなりますやら、結果は明日のお楽しみと言うことで・・・・

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BLT

2010-01-19 11:57:31 | 模型

Photo

昼飯前でちょいと小腹が空いておりますんで、本日はそんな時にもってこいのサンドイッチのお話など・・・・(^^;

何も今さら説明するまでも無く、BLTはベーコンとレタスとトマトのサンドイッチでございましてクラブハウス・サンドやキューカンバー・サンドと並んで日本でも海外でも最もポピュラーなサンドイッチの一つでございますが、重すぎず軽すぎずの適度なボリューム感と、ともすればモサモサ・パサパサ(?)した食感に陥りがちなサンドイッチをフレッシュレタスとトマトのジューシーさでフルカバーさせるという絶妙なバランス感覚で私の大好物なんでございますよ。

で、何よりBLTのエライ(?)ところは、一般的なご家庭で普段冷蔵庫に常備されてるような材料で誰でも手軽に簡単に作れちゃうっていうところ・・・・わざわざエビフライやカツを揚げる必要もなけりゃ茹でタマゴ作って潰してマヨネーズと和えてタマゴペースト(?)を作る必要もなけりゃ鶏胸肉をテリヤキにする必要もなく、ベーコンを軽く炒めてトマトをスライスしてレタスを手で千切るだけなんで子供にでも厨房に立ったこともない不器用なオッサンにでも作れちゃうのでございます。

でもって味付けはお好みで・・・トーストしたパンにバターを塗ろうが塗るまいがマスタードを塗ろうが塗るまいが粗挽きブラックペッパーを振りかけようがかけまいが小煩いことはなんも無し、それこそやりたい放題なんでありますが、私の好みで申しますと基本の味付けにはケチャップとマヨネーズだけは欠かせない・・・・マヨネーズに適度に和らげられたケチャップの甘味の効いた酸味が、フレッシュレタスとトマトのシャキシャキした食感と少し焦げたベーコンと適度にトーストされた香ばしさと相まって、これぞ正にトーステッド・サンドイッチの王道!!という塩梅になるんでございますね!

・・・・と、ここまで書いた所で時計を見ればちょうど正午、毎度毎度オチも何も無い日記で恐縮ではございますが本日はこれまで・・・・さて本格的に腹も減ってまいりましたし、そろそろ昼飯でも喰うとするかな。(^^;

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