気分転換にフィギュアでも・・・なんて甘いことを考えておりましたが、以前フギュアを弄っていた頃よりも思いのほか視力が低下しており、ヘッドルーペ無しには何も出来ないことが判明・・・余計なストレスが溜りそうなので結局エンジンの続きをば進めておりました・・・w。
まずは素通しだった前後のパネルを製作して装着。側面と底面の内側にはめ込むように取り付けるためキッチリ納めようとすると形状の微調整が結構たいへん!・・・なんですが前方はファンベルトやらの補器に、後部はミッションギアボックスに完全に隠れてしまいますので、ややこしい部分は適当に合わせて隙間はハンダで埋めています。・・・・なんかギリシャやローマの石棺みたいな感じになってきましたね~これでエエんやろか?(爆)
本体側面が仕上がった所で、お次はエンジンのカバーの製作です。(エンジンヘッドとかシリンダーカバーとかって言う名前と思ってましたが、これってタベットカバーって言うみたい・・・ホンマかなあ?) 4.5mm×3mm×20mmのサイズなので毎度の如く1.5mm厚の真鍮材を積層して基になるブロックを作ります。
ああでもないこうでもない・・・と実車写真を眺めつつヤスリで削りだして全体形を整えます。トップはもう少しかまぼこ型にした方が良かったかな?積層した境目のハンダが黒っぽく見えますが・・・へへへ、これがこの後の工程で役に立つんですよ。
このエンジン、マイバッハ製なんかのエンジンと違って補強リブが付いてるんですね~。0.3mm真鍮線で再現しますが断面を均等に、半円に加工するのが大変そうですし、ハンダ付けの際に位置をずらしてしまいそうですから、目立てヤスリを使って本体にガイド代わりの溝を掘っておきます。これで真鍮線は半分沈んで半円だけが表に出ますし、固定の際にずれる心配も無くスラスラとハンダ付けできるってわけ・・・。リブはダブルで写真から採寸したところ芯ー芯の幅が約1mmですから積層したハンダの跡がちょうど良いガイドになるってわけですね!
手順ですが、まず前後方向の長い部分を先にハンダ付けし、横方向のリブが重なる部分を目立てヤスリでカット。その後横方向のリブを本体にまきつけて一気に固定します。加熱すると積層した本体がずれる可能性がありますのでキッチリ巻きつけて一気に固定っていうのが良さそうです。
補強リブの加工が終了した状態。あとリブの交点にキャップを再現すればバッチリですかね?イタレリのキットではリブが無視されてますし、バーリンデンのディティールアップセットのものもリブは再現されてますがイタレリのキットに合わせた一回り小さいサイズなので実感に乏しかったのですがこれなら何とかそれっぽく見えそうです。
0.2mmの真鍮板をベースとして取り付け本体に組み込んで本日の作業は終了。フロアパンまでやっつけたかったんですが・・・はじめにカバー本体の採寸を間違って作り直したのでタイムアップとなりました。来週はフロアパンから初めてミッションギアボックスの芯までは進めたいところですが、はたしてどうなりますやら・・・?!
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