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ハッチできました。

2009-03-20 20:03:30 | Panzer Werfer 42

Dscn3788 不毛な工作続きで敢えて途中写真は撮っておりませんが・・・本日めでたく天井ハッチが完成であります。

Dscn3780 Dscn3783

Dscn3787 本日の工作はハッチのダンパーの製作&取り付けと半開状態で固定するためのリング状パーツの製作なんでありますが・・・出来た喜びより“なんでこんな程度の工作に二週間も・・・”って感が強いのではございますね。(^_^;)

ままとはいえ、実車通りに細部が再現できたのは嬉しい限り、明日、三連休二日目から何に着手するか、ず~っと楽しみながら悩んでおる今日この頃でございまするよ。車体リベットの準備に着手するかギミック満載の後部ハッチに着手するか・・・・残るはいずれにせよ茨の道・・・・何が始まるのかは明日の日記をお楽しみにと言う事で・・・・・・w。

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ワルキューレ作戦

2009-03-16 08:01:42 | Panzer Werfer 42

昨日は朝早くから愚息と実家の手伝いに出かけ午前中に用事を済ませて、午後からはWowowで放映しておりましたドイツのTV映画“オペレーション・ワルキューレ(原題:Stauffenberg)”を観ておりましたので模型の方はお見せできるほどの進捗は無し・・・いや、夕飯前後にそれでも2時間以上は作業をしておりましたのですが、先日ご紹介したハッチ表面の写真のおかげで鍵穴の有無どころか、イタレリのパーツを参考にして取り付けたロックレバーの位置まで間違っていた事が判明、先週取り付けた鍵穴とレバーを外し、いったん取り付け用の穴を塞いで正確な位置に基部を移設したところで作業は終了・・・・あまりにも無駄な作業で途中写真を撮る気にもならず・・・・・・っていうのが事の真相なのでございますがさておき・・・・・w。

実は私、戦史関係には疎くて、“ワルキューレ作戦”については、シュタウフェンベルク大佐が爆弾を仕掛けたけれど地図を広げたテーブルの仕切りが邪魔をして、ヒトラー暗殺が未遂に終わったって事ぐらいしか知らなかったのですが、実は軍幹部まで巻き込んだかなり大掛かりなクーデター作戦だったんですね! いよいよ今週末からトム・クルーズ主演の“ワルキューレ”の上映が始まりますが、昨日の映画は予習にはもってこい・・・冒頭、ネーベルヴェルファー41が15cmロケット砲弾を連射する記録フィルムが結構長く収録されていたり、全編を通じてコンディションの良い色んなソフトスキンも登場致しまして、模型オタの私には大変楽しめる一本でございました・・・・・が、少し気になることもございまして・・・・・・・・w。

いえね、これはトム・クルーズの“ワルキューレ”の予告編でも気になってた事なんですが、シュタウフェンベルク大佐の穿いてるズボンに太い赤線が二本・・・・・・私のこれまた乏しい軍装に関する知識では、赤線入りのズボンって将官級のもので本数も位によって決まってたんじゃ・・・・・なかったのかな???  たしかピーター・オトゥール主演の映画“将軍たちの夜”でも殺人の目撃者がズボンの赤線を覚えていて、将軍が犯人だと特定できたと記憶しておるのでありますが・・・・・最新の考証では、佐官級でも何か戦功があれば付けても良いって事になってるでしょうかねえ?? 映画じゃ逆に将官級が赤線無しのズボンを穿いてたりしまして、何だか違和感があって気になって仕方がないのでございますよ!どなたかこの辺りの事に詳しい方がいらっしゃいましたら、ぜひお教え頂きたいものでございまする。(^_^;)

さてさて、昨日は映画の他に書きたいネタもあったりしたのでございますが・・・・そこはそれ、明日以降のお楽しみということで・・・・・・・w。

P.S. 先ほどオットー大佐さんから情報を頂きまして、参謀課の佐官はズボンに赤の三本線を入れる事が認められていたそうです。やっぱりちゃんと考証に基づいてたんですね!情報多謝でございます。

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天井ハッチのバリエーション・・・その2

2009-03-10 09:09:23 | Panzer Werfer 42

10 今頃出てくるなよなあ~!と思わず愚痴りたくもなると言うもんでございますが・・・・w。 いえね、ハッチのディティールを再現するに当たってこの写真をず~っと探しておったのですが、どこに仕舞いこんだかこの週末までには見つけることができず見切り発車・・・・ロックレバーとの取り合いに超苦労して鍵穴まで付けたというのに今頃になってノコノコ出てまいったのでございます。おかげで天井ハッチには鍵穴が無かった(このハッチ、中からしか開けられないのね・・・)事が今頃になって判明致しまして苦労は徒労に・・・・またまた作り直しやがな・・・・・・。(^_^;) まま作り直しは毎度の事、それよりも確認しておきたかったディティールがはっきり解かりましたのでそれで良しといたしまして、昨日に引き続き天井ハッチのバリエーションのお話であります。 さてさて、肝心の衝撃吸収用のゴムは紛失してしまっておりますが、写真を見ての通り、ソミュールの車輌ではハッチの前後2箇所に円筒形のダンパーが取り付けられておるのでございますが、この手のダンパーは実は少数派・・・・・

13 14 ご覧の様な、コの字に曲げた帯板にゴムキャップを付けたダンパーが、車体上面に取り付けられている例が一般的って言うか写真が沢山残っておるのでございますね。

11 12 で、これまた変わった例といたしまして一部の車輌では、ご覧の様な大きなコの字型ハンドル(?)がダンパー代わりに取り付けられている例もあるのでございます。 で、これはどうも胡散臭いウソ臭い車輌なので眉唾ものなのでありますが・・・

15  このような、ダンパーとは言いがたい、スペーサーみたいなものも在った様な無かった様な・・・・・爆。

で、問題はどのタイプを再現するかってことなんですが・・・・一般的なタイプの方が模型栄えはするものの、素直にソミュールの車輌を再現するのが無難そう・・・・なのでありますよ。 と言うのもですねえ、昨晩更に色んな写真を検証してみた結果、昨日の妄想が実は大間違いで、ロックレバーの位置も半開状態でロックする機構も生産時期には全く無関係に混在しておった様でありまして、大雑把に初期・中期・後期と特徴を分けることは困難・・・・これと決まった個体を参考に作り始めたら最期、他の車輌のディティールをツマミ食いしたりしたら存在しえない出鱈目な車輌になってしまうからなのでございます。(^_^;) で、最期にハッチのバリエーションではありませんがオマケの一枚・・・・

16_2 なんやねん、これは!!(笑)たまたま見つけた写真なんですが、後部ハッチに雨樋が付いてるのもイレギュラーならゲペックカステンの雨樋の形状も他に例が無いのでございますよ。乗員も変なベレー帽被ってるし・・・・一体何時の写真やねん!と思わず突っこみたくなりますがな。(爆)

・・・とまあ、調べれば調べるほど謎が多い車輌でございますね、Sdkfz4/1って。今まで誰も詳しく分析・分類していなかったのは無理も無いっていうか分析・分類のしようがない車輌だったってことが今になってようやく解かりましたぞよ!(^_^;)

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天井ハッチのバリエーション?

2009-03-09 11:49:21 | Panzer Werfer 42

042 早速ですが本日は、昨日チラッと触れましたSdkfz4/1の天井ハッチのバリエーションについて、あれやこれやと考察してみる事に致しましょう。 まずは現存する中では最も有名で、私が参考に致しておりますところのソミュールの車輌から見てまいりますが・・・・まずこの車輌の特徴として覚えておいて頂きたい点が3点ございまして・・・・まず1点目は昨日作りましたハッチのロックレバーが付いてるというかロックレバーが付いている方のハッチの位置。2点目はハッチを半開き状態で固定する為の先端が鍵状に曲げられたバーが運転席後方に2本取り付けられている事。3点目はその鍵状のバーを引っかけるためにハッチに取り付けられた金具は、取り付け基部(ピンクの丸で囲った部分ですね)の形状からロイヤルのエッチングに付属している(確か写真もあったはずなんですが・・・見当たらない・・・(^_^;))リング状の金具であった事・・・なのでございます。 で、これら3点の特徴はキット自体がこの車輌をモデルにしておりますので当然といえば当然なのですが、Sdkfz4/1のキットをディティール・アップする際のお決まりの様なもの・・・・ロックレバーも、先端を鍵状に曲げたバーも、それを引っかけるリングも、3点全てが含まれているいないは別として少なくともどれか2点は各社のエッチングパーツに含まれているものでございまして、Sdkfz4/1の一般的な特徴の様に錯覚しておったのでございますが・・・・・・・・・

01 02

さてお立会い! ご覧の通りロックレバーの付いてるハッチが車体左側じゃなく右側に 取り付けられてる車輌が複数(他の車輌の写真も手許にありますが取敢えず見やすいものだけ・・・ね)存在するのでございますよ。 さらに、上写真のノルマンディ戦に投入されたダークイエロー単色塗装の個体を詳細に見てみますと言うと半開き状態で固定する為のハッチのリングが、リングじゃなくて角の取れた三角形のプレートになってたりするのでございますね~。

03 で、もっと驚くべき(?)事に、せっかく三角形のプレートまで取り付けてるのに、別のアングルから撮影された写真を見ますと、肝心要の先端を鍵状に曲げたバーが取り付けられてなかったりするのでございますよ。(^_^;) しかもこれって、ロンメルの閲兵を受けノルマンディ戦に投入された部隊の車輌だけの特徴ではなく、ロシア戦線の車輌でもバーが取り付けられていない車輌が複数見られたりするのでありまして、このバーが付いてない車輌は概してロックレバー付きハッチが車体右側についてたりするのであります。

・・・で、ここからがハッチのバリエーションについての妄想なのでありますが・・・・・

リング状金具が付いてるのものはロックレバー付きハッチが車体左側についており、これが初期型、強度面を考慮してリング状金具が三角プレートに変更され、併せてロックレバー付きハッチが車体右側に付くようになったのが初期改修型、実戦経験によりこの装置は余り意味が無いってことで廃止される事になったものの、三角プレート付きハッチの在庫があったので、バーだけが付けられていないのが中期型、装置がそっくり無くなったのが後期型で、車輌のコンディションが良好(部隊配備直後ってことですね)で撮影時期が特定できる写真から推測すると、中期型の生産時期は1944年の春頃まで・・・・な~んて考えてみたんですけど・・・・・・たとえもしそうだったとしても・・・・・・“それがどないしてん?”って突っこまれると、“え?いや、別に・・・”としか言えないところがマイナー車輌の情けないところ・・・・でありまするなあ~。(^_^;)

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ハッチロックレバー

2009-03-08 18:04:29 | Panzer Werfer 42

Dscn3737 昨日・今日は天井ハッチのディティール工作・・・今まで放ったらかしになってた部分でありますが、この期に及んでは面倒だからと先延ばしにしたところで、どうせ他の部分も面倒な工作ばかりでございまして・・・少しづつでもパーツ毎に仕上げていかないことには前に進めないのでございますな!(^_^;) ・・・って事で、今回はハッチのロックレバーを仕上げました。

Dscn3720_2 Dscn3728 ロックレバーのパーツはショーモデリングのエッチングにもロイヤルモデルのセットにも含まれておりますが、曲げずに平面のまま取り付ける仕様となっておりますので実車通り曲げ加工をするにはハンドル部分の長さが足りず、厚みも共に0.2mm以下でございまして面取りされて丸みのあるハンドルを再現するには少々難あり・・・って事で0.4mm×2mm幅の真鍮帯板からスクラッチします。同じパーツが二つ必要ですので、例によって例の如くハンダで二枚重ねにして削り出し、取り付けボルト用の穴も開けてからバラして、ハンドル部分を面取りして仕上げています。

Dscn3735 Dscn3733 で、真鍮パイプの下駄をかませておいて、アドラーズネストの六角ボルト使って可動するように取り付け・・・仕上げにショーモデリングの鍵穴パーツを表に取り付けています。 ソミュールに現存する車両の鍵穴は、Ⅳ号戦車やSdkfz251シリーズの機関室ハッチなんかに付いている長方形の板状パーツをネジ留めしたものではなく、穴の周囲にワケの解らん板が付いた独特のもの(どうも破損してる様で・・・きっと元は蓋状のものが付いてたんでしょう)なのですが、ショーモデリングのパーツ(機関室ハッチ用なんですけど、2セット分持ってますのでこちらにも使用しました)は、そのワケの解らん形状をとりあえずそのまんま忠実(?)に再現、しかも鍵穴が丸じゃなくちゃんと正方形という半端じゃないコダワリが感じられますので迷わず使用しましたが・・・・・きっと完成直前ぐらいになって、破損する前のちゃんと蓋が付いた状態の鮮明な写真が出てきたりするんでしょうな!(^_^;) 

で、可動に組みましたので、右写真の様に実車同様ロック出来るのでございますが、ロックして天井を取り付けたりしたら最期、二度とハッチが開けられなくなりますから・・・・最終的には開け閉めに邪魔にならない位置で固定することに・・・・・・・・なるんでしょう・・・・・・・・・か?(爆)

さてさて、あとはハッチを半開き状態で固定するための輪っか状パーツを取り付ければ、ハッチのディティール再現は終了・・・・そんなもの5分もあれば出来ちまうようなもんなのでありますが、何とここに来て天井ハッチに意味もなく(爆)バリエーションが存在することが判明いたしまして、再度資料を当たるため本日はこれにて終了することに・・・・・・ってことで、明日は天井ハッチのバリエーションを検証するのココロだぁ~!!(←しかし・・・・ええ加減にして欲しいもんですな!おドイツ人さん!!(^_^;))

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