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消費税

2010-07-30 12:26:22 | 模型

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ちなみにトマトラーメンの写真は単なる賑やかしですので悪しからず・・・(^^; 久し振りの雨で昨日は比較的過ごしやすい一日となりましたが、今月7月は会社の決算月でありまして、今の内に出来るところから報告数字のまとめやら分析やらをしておかないと盆休みの前にエライ目にあいますので今週は何かとヴァタヴァタと・・・まま、未達の部分はあるものの、全般的に見れば今期は予算を余裕でクリアしておりますので、例年に比べますと随分と気は楽なんでございますが・・・・(^^; さてさて、世間じゃ参院選の総括で消費税に言及した菅首相が党内で袋叩きにされておる様でございますが、政治の事はさておき、本日は珍しくマジメに消費税に関するお話など・・・

私、前々から凄く疑問に思っておるんでありますが、消費税って全ての商品・サービスに対して一律に同じ税率で課税しないといけないって何か決まりでもあるんでしょうかねえ? いや何も私、消費税を払いたくないってワケじゃないんですよ。広く国民全体が負担するという意味では非常に公平だと思いますし、今の税率が決して高いとは思っていません。 

ただね、消費税増税の話が出るたびに弱いものいじめだとか、年金生活者の負担が増えるなんていう反対論が噴出しますけど、今後少子高齢化がますます進んで今のままじゃ少なくとも個人の所得税の税収が自然減していくなかで、税金の無駄を省くたって限界はあるわけですし、何らかの合理的且つ公正な課税方法を確立しなければ借金ばっかり増えてくわけですから、じゃあここいらで弱いものいじめにならないような間接税のありかたを議論しようっていう前向きな話が何故出ないのか不思議で仕方がないのでありますよ。(^^;

単純な話、海外じゃ食品や教育なんかは無税で、贅沢品は高税率なんていうフレキシブルな運用をしてる国もあるわけですからそれを見習って、日本も一般的な価格の生活必需品や教育・医療・福祉なんかは一律税率で例えば10%未満に抑えておいて、高級衣料品やら高級食材、高級車なんかのいわゆる贅沢品の税率を実体経済に応じて変動させれば、弱いものいじめにならずに税収を確保できると思うんですけど・・・ダメなのかしら?(^^;

確かに、どこで贅沢品の線引きをするかっていうのは物価が日々変動している中では非常に難しいでしょうし、あらゆる商品・サービスに対して線引きするのは大変な作業でしょうけど、食品なんかはある程度まとめて分類してざっくり線引きし、半年とか一年毎に物価上昇率を加味して線引きラインを見直せば良いでしょうし、衣料品なんかだと10万円以上のスーツとかザクッと網をかけた上でメーカーの自己申告(ブランドで売る場合は単価に関わらず贅沢品分類に入ってる方がブランドイメージは上がりますから・・・)を受け付けても良いでしょうし、やり方は色々あると思うんですけどねえ。

大体、ブランドバッグを20万円出して買う人は25万円になったって平気で買うでしょうし、1000万円以上する高級車に乗れる人は1500万円になったからって買い控えることも無いでしょうし・・・・極端な話、3000円のプラモデルが4000円になったって欲しいキットならモデラーは買うんですから(爆)・・・・現行の消費税導入時のように施行当初は売上に多少影響は出るでしょうが、喉元過ぎれば何とやらで企業にとっても大した影響は無いと思うんですけども・・・・如何でしょ?

一つには増税による消費性向の変化が予測できず、税収の見込が立たないので財務省が嫌がるっていうのもあるでしょうが、それこそ無意味な高速道路の社会実験やるぐらいなら“贅沢税”の社会実験をすれば済むことですしね。特定の業界団体を敵に廻しかねない話でもあって、政治屋さんもマスコミも敢て俎上に乗せない問題なんでしょうが・・・そろそろ真剣に議論してかないと、ホントに弱いものはどんどん貧しくなるだけの世の中になりそうな、嫌な予感が致しますですねえ。(^^;

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JIN OKI

2010-07-27 08:54:32 | 模型

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フラメンコっていわれてもフュージョンギタリストのアルディメオラやら芋洗坂係長の物真似でお馴染み(?)のジプシーキングスは聴いたことがありますけど、それ以外と言われれば西郷輝彦の“星のフラメンコ”ぐらいしか頭に浮かばない私めですが・・・(^^;

先日帰宅途中にいつもの如くFM COCOLOを聴くとは無しに聴いておりますと、物凄いテクニックで恐ろしいほど迫力のあるアコースティック・ギターの生演奏が流れてまいりました。沖仁さん(←コチラのサイト、試聴できます!)っていう日本の方だそうで、何でもスペインのフラメンコギターコンクールの国際部門(スペイン人以外が対象らしいです)の一位に輝いたっていうことで生出演されておったのでございますが、“情熱の赴くままに弾きました”っていうギターの音色に一発でKOされちまいまして帰宅して速攻HMVさんで最新のCDを注文してしまいました。(^^;

で、待つこと数日、タイミングよく土曜に届きましたアルバム“Al Tonque ”を、作業場のCDラジカセじゃなく居間に置いてるちょっとだけまともなCDコンボで聴いてみますというと・・・・う~みゅ!やっぱりカッコエエ!! この歳になってまいりますと何でも懐古趣味に走ってしまいまして、普段聞く音曲なんぞは特に若かりし頃から慣れ親しんだアーティストさんのものばっかりで、なかなか新たな分野にまで食指が動きませんが、まだまだ世界には私の知らない素晴しいアーティストさんが沢山いらっしゃるワケで・・・・貪欲にとは言いませんがちょっとは積極的に新たな分野も開拓していかないと、残りの人生なんだか勿体無い様な気がしてまいりましたデス。(^^;

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facebookその後・・・

2010-07-24 09:52:58 | 模型

以前ネタに書きましたアメリカ発祥のSNS“facebook”でありますが、一昨日ニュースでみましたら登録者数が全世界で5億人を突破したとか・・・凄いですねえ、日本の人口のざっと4倍の人が登録してるんですよ。そりゃそんだけ居たら、私の所にも色んな方からの繋がりを辿って、あっという間に50人ほどもお友達が集まるっていうのも、まあ無理は無いなあと妙に納得いたしましたです。

で、登録して20日ほど経ちましたが、どないな調子でfacebookとお付き合いをしているかと申しますと全くこのブログと同じ様なもの。(爆) さすがにろくでもない与太話は英語に翻訳する(日本語でも良いんですけど、あちらで登録してるお友達で日本語読める人は3名様しか居られませんもので・・・)のもアホらしいので割愛してますけど、週に2回ほどのペースで旅行の写真やら、逆にこっちではボツにしたBBQの写真なんかを貼り付けて、“富士山行ったど~”とか“BBQ食ったら旨かった!”とか二言三言適当につぶやいて、これまた皆さんが適当に書いてくださるコメントにレス付けてお終い・・・・戦車模型のサイトのように戦車やら模型の話以外は書くのがはばかられるって事もなく、うんうん唸りながら作業手順を英語で書く必要もなしってことで、随分気楽にお付き合いさせて頂いておる次第。

で、お友達登録させていただいた皆さんも、模型はもちろんの事、それ以外に日常の出来事やら、書評やら、音楽の話やらを、まま、ぬる~くつぶやいておられますので、いつもの模型のサイトでは見られない一面も垣間見れて面白かったりするんでありまして、何も書くことが無くてもとりあえずは毎朝チェックするのが日課みたいになっちゃいましたです。(^^; でもって毎日見てて気づいたんですが、だれがきっかけを作ったのかは知りませんが、どうやら有名無名を問わず日本以外の世界の戦車モデラーの間ではここ1~2か月で急速にfacebookが広まりつつあるようで、国籍を問わず毎日着実に“友達の輪”が拡大しているようでございますよ。

さてさて、かようにユルめのSNS、模型関係の写真を貼るにしてもmixiの日記と同じく自分のページに上げるだけですから、戦車模型サイトに書きこむ様にあまり肩肘張らずに出来ますし、世界のモデラーさん達と気軽に交流を始めるにはもってこいのタイミングかも・・・・・皆さんも如何です?普段のつぶやきはもちろん日本語で十分ですし、模型の写真を貼るときだけyahoo翻訳使って車輛名と二言三言英語で買いときゃ何処の国のモデラーにも通じますから。v(^^) ご興味のある方はとりあえず登録してyasuyuki watanabeで私を検索してみてください。今までとはちょっと違った世界が広がるかも・・・ですよ。(←俺はfacebookの回し者か?爆)

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PENTAX OPTIO E-90

2010-07-20 10:23:42 | 模型

いや~暑いっすねえ。梅雨が明けたと思ったら連日の猛暑・・・これだけ暑いとさすがに作業台に向かう気にもならず、この3連休は模型の“も”の字も作らずにお終い・・・でありました。(^^; が、模型は良しとしてゴロゴロ昼寝ばっかしてるワケにも参りませんで、土曜の晩は庭でBBQしてみたり日曜は家電の買出しに出掛けたり昨日は3億円を買いに梅田に出たりと一応それなりの休日を過ごしましたので、本日はネタもないのでお買い物報告など。(^^;

さてさて、現在我が家には3台のデジカメがあるのでございますが、1台は5~6年ほど前に買った320MGのIXYでございまして、手振れ補正機能がないのでアル中でもないのに始終手がブルブル震えてる私めには使いものにならず、1台は長らく愛用していたCANNONのPowershotS1ISですが、家内に譲ったハズなのに愚息がMixi始めた途端、模型撮影用に家内から取り上げちまいまして我々夫婦には使用不能状態、残る1台は私の愛機NIKONのCOOLPIX8800でありまして模型撮影には文句なしなんですがコンデジのくせに何しろバカでかくて重くって、カバンに放り込んどいていつでも気軽にパシャパシャと・・・っていうようなシロモノではございませんので、家内がオモチャ替りに簡単に使えて、いつでも気軽に持ち歩けるような本当にコンパクトなコンデジが一台欲しいなあと前々から思っておった次第なのでありますよ。 

で連休初日、本誌の倍以上のボリュームはあろうかという新聞折込広告を見るとはなしに眺めておりますと、目に飛び込んでまいりましたのが家電量販店のチラシ・・・・我が家のエリアには4軒分ほどの家電量販店のチラシが入るんでありますが、どのお店も“先着〇〇台限り!”とさほど旧型でもないデジカメを目玉商品に出しておったのでありますな。 で、いかほどかと申しますと5,000円台から8,000円ぐらいまでと家内のオモチャにするにはピッタリで、天候も何も気にせずガンガン使って半年ほどで壊れても全く惜しくない様な価格設定・・・私が使う分には普段の外出や旅行用の二番手でありますから絶対にコレが欲しいっていう機種があるわけでもございませんので、ぶっ壊れた私のCDカセットコンポ(家族全員、CDはおろかMDから進化してi-podまで1台づつ所有しておるというのに、私は未だにカセットテープという・・・家長は一体誰やねん!状態なんですよ)を買い換えるついでに早速ゲットしてまいりました。

で、たまたま立寄ったお店で売ってただけなんですが、購入したのは今年2月に発売されたばかりのPENTAX OPTIO E90っていう1001MGのコンデジ・・・・販売当初は10万を軽く越えてた私のフラッグシップでさえ880MGなのに、たった7,500円ほどで選びもせずに買ってきたカメラが1001MGってえのもちょいと悔しい気もいたしますがままそれはさておき、シットリと手に馴染むラバーコーティングされたボディはi-phoneよりもはるかに小さな手の平サイズで旅先でも安心な単三乾電池仕様、光学3倍ズームとなかなかに使いやすそうなカメラでございますよ。

私の携帯のカメラじゃろくな写真は撮れませんし、かといって馬鹿でかいフラッグシップを仰々しく使ったりしたらお店の人にビックリされちまうんじゃないかと涙をのんで撮影を諦めてた、オススメのお店のお料理やなんかもこれなら気兼ねなく写せそうで・・・・模型のネタが無い時(って在る時の方が圧倒的に少ないですけど)にとっても重宝しそうでありますよ。こんな安くて簡単に使いやすいコンデジが買えるんなら、普段からしっかり折り込みチラシをチェックしとけば良かったかも・・・・(^^;

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富士五湖巡りの旅 その4

2010-07-16 10:47:45 | 旅行記

では本日は今回の旅行の最終目的地、久保田一竹美術館のご紹介をば・・・・っと、その前に・・・・お題が富士五湖巡りなのに、なんで河口湖と本栖湖の写真しか出てこないのか不思議にお思いの方もいらっしゃると思いますが、実は一応残りの3つも含め初日に全て回っておりまして、ただ何ぶん天気が悪かったためバスの車窓から眺めてお終いだったもので写真を撮ってないだけなんでございますよ。・・・と言い訳だけさせて頂いて本題に入らせて頂きましょうか。(^^;

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久保田一竹美術館と聞きまして浅学な私めは“どこぞの金持ちがカネとヒマに任せて買い漁った美術品でも置いてある所”だとばっかり思って居ったのでありますがさにあらず。 私同様ご存じない方のためにザクッとご紹介させて頂きますと・・・・久保田一竹(いっちくと読みます)さんは2003年に享年85歳でこの世を後にされました染色家さんでありまして、20歳の時に博物館で室町時代の“辻が花染め”の小裂に出合ってその美しさに魅了され、独自の“辻が花染め”の研究に心血を注がれた方なんでありますね。 で、研究と申しましても戦時中の事ゆえ召集~終戦~シベリア抑留を経験し31歳で復員、従来から手がけていた手描き友禅で生計を立て、40歳にしてようやく本格的に研究に取組み始め、60歳にして初めてご自身が納得行く作品を生み出したという、大変な努力とご苦労をなさったワケでありますよ。 でもってバスガイドさんから聞くところによりますと、“本来ならシベリアで無くした命、残りの人生は全て辻が花にかける”と仰って研究以外は必要最低限の仕事しかせず、赤貧の時代を経て1977年に手法を完成させたあとも、文字通り心血注いだ作品ということで大作はほとんど売りに出さず、日本国内はおろかフランスの芸術文化勲章を受けるなど世界各国で高い評価を得ながらも、1997年にこの美術館建設の話が出たときもご自身のお手持ちはたった250万円しかなかったという逸話が残っているぐらいなのでありますな。 で、辻が花とはどんなものかと申しますと簡単に言えば絞りと手描きを複合させた染めなのでありますが、さすがは20年間心血を注いで編み出した技法だけあって和服に興味のない男の私が見ましても色合いと風合いが素晴しく、圧倒的な存在感は筆舌に尽くしがたいものがございましたが・・・・作品は当然の事ながら撮影禁止でございまして、残念ながらネットで調べてもろくな写真がありませんで、現地に行って見て頂くほかないという・・・・(^^;

じゃ作品も無しに一体美術館の何が紹介したいねん?ってことになるんでありますが、この美術館、作品もさることながら建物が半端じゃなく素晴しいんでありますよ。v(^^)

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どうです?これ正門なんですけど日本じゃないみたいでしょ?パンフレットによりますと、何でもインドの古城に使われていた数種類の扉を組み合わせたものらしく、オリエンタルな無国籍感が何とも堪りませんですな!

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袖垣とでも呼べば良いんでしょうか?上の写真の右端、門柱の横にはご覧の様な一品物の見事な鋳鉄の仕切が・・・これ、きっと名のある方の作品なんでしょうね。一竹さんは250万しか持ってなかったって言うのに正門だけでどんだけカネ掛かってるんだか・・・・(^^;

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正門を抜けますと正面に滝があり、その横を登って参りますとご覧の新館の入口が見えて参ります。入口の横に馬の彫像があったり建物の屋根の上に変な扉があったり・・・・アジアっぽいと言えばよいのかギリシャっぽいと言えば良いのか形容しがたいですが好きですよ私、こんなイメージ。(^^; で、コチラの新館はショップと喫茶コーナー、それに一竹さんが収集した蜻蛉球コレクションが展示されてました。

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新館を抜けて、いよいよ“一竹辻が花”が展示されている本館へ・・・・自然の地形を上手く活かして作ってありまして、新館より少し小高い位置にあり入口の脇にはご覧のような石舞台が設けてあります。冒頭でリンクを張った美術館のHPでも紹介されていますが、毎年11月、紅葉の季節には一竹辻が花の衣装を使って舞台公演が行われているのだとか・・・舞台公演は入館すればロハで見れるそうですから、上手く予定を調整して行くとお得ですね。

さてこの本館の建物も実にユニークな構造になっておりまして、中に入りますと太い木の梁組み合わせたピラミッド状のドームになっています。作品以外の撮影はOKなんでしょうが間違われちゃ嫌なんで写真は撮ってませんけど・・・・(^^;

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本館の奥にも喫茶コーナーがありまして、コチラは穴倉住居みたいな感じ・・・窓の外にはご覧の様なお庭が・・・・とっとっと!オレンジの光はガラスに屋内の照明が反射してるだけで樹海の白い光とは何の関係もございませんので悪しからず。(笑)

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本館横から裏門に向かう道にはこんなせせらぎもあります。この時期には涼しげで、実に気持ちが良かったですよ。v(^^)

この美術館、建物だけでももっともっと見所がある様なんですが、帰りの新幹線の時間がありましたので、作品を見る時間も含めて滞在時間はたった30分。ぜひ一度ゆっくり訪ねてみたいものですね!

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