新谷研究室

新谷研究室の教育・研究・社会活動及びそれにかかわる新谷個人の問題を考える。

休講でも…

2005年09月17日 10時55分01秒 | 教育・研究
 それにしても10月3日の夜間の授業を休講にすると記したら、当該ブログの閲覧者がドドッと増えた? で、少し追加の情報も流しておくので、ちゃんと見ておくように関係者は伝えてくださいな。
 16日は在宅で原稿書きを目論んだが、いろいろしなくてはならないことや気になることが入ってきて、ストレスが溜まってしまった。marronさん、今度お礼にワインおごるね。夜はM地区人権と共生の会の教育セミナーだった。日本赤十字九州国際看護大学の喜多学長に紛争地の子どもたちと子育ての話をしていただいた。すごくよかった。
 本日は予定表にI地区の研究集会と書いてあったので、何だろう?と心配になり、I地区のSさんにメールで問い合わせていたら、11日の予定が選挙のために延期になったことで、僕の用事はないということ。ホッとしたし、時間もできた。
 それで『山椒魚戦争』の書評を書こうかとがんばって読書している。

山椒魚戦争

早川書房

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後期もブログ

2005年09月16日 10時08分26秒 | 教育・研究
 前期は学部の授業にブログを活用したが、後期は開講全科目についてブログを活用することにした。受講者は必ずチェックするように宣伝しておいてください。早速ですが、社会人については新情報を入れていますので、これを見た社会人の方はお友達に知らせてあげてください。
 ちなみに三上さんの本は後期の必読文献。読んでおくように。

近代日本の夜間中学

北海道大学図書刊行会

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今日は疲れた

2005年09月14日 19時36分42秒 | スケジュール
 今日は午前中に専攻会議と部門会議。これが30分ほど長引き、その後文科省に持っていくシナリオの検討を30分ほど。marronさんが弁当を買っててくれたので、それを掻っ込んで学部教授会に出る。教授会が終わると休む間もなくシナリオ検討会。しかも、いくつか書類づくりのミスをしてしまったのでその手直しとかも合間にする。
 16時30分から学府教務委員会。教務委員会ではいろいろ異論を孕みつつオフィスアワーの実施が具体化した、かな。これが18時半頃終わって、それから企画委員会の書面回議で出た意見を踏まえて研究員受入内規案の修正。19時半で何とか案を委員にメールでまわす。
 で、教務委員会で出た宿題をする。疲れてあとは何もしたくない。

山椒魚戦争

岩波書店

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携帯を忘れた

2005年09月14日 09時47分58秒 | 教育・研究
 携帯を忘れて出てしまった。

 ケータイを忘れて出た日はあやふやなものでしかないわれはきえさう   休呆

 ってな感じだ。今日は簡単。午前中専攻会議&部門会議、午後学部教授会、夕方学府教務委員会。ふん、会議ばっかの水曜日だ。
 今朝メールを開けたらKO大のY山さんから四方一瀰さんの本の書評を頼まれた。署名は書いていなかったが、たぶんこの本だろう。それと、お茶大のK.N子さんが帰国したと連絡してきた。日本の教育史界は元気になるぞい。


 
『中学校教則大綱』の基礎的研究

梓出版社

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会議ばっかり

2005年09月12日 21時14分23秒 | 管理・運営
 今日は一日中会議ばかりであった。午前中は学部教務委員会。TAの予算が足りないという大問題が発生している。昼飯もそこそこに午後は改革作戦会議(まだ中身は秘密だよ~ん)。これがたっぷり夕方までかかった。そして、懸案の内規案を作成する。研究員制度をきちんと位置づけてOD諸君が科研費をねらえるような肩書きを考えるというもの。留学生対象に昨年考えていたのだったが、今度は全学的な流れの中で全学生や学振で受け入れた場合の位置づけもできるというもの。
 とにかく消耗だ。ジムに行きたいのだが、いけない。そうそう昼食のときに県の同和教育関係者と会ってしまった。何で生協にいるんだと思ったが、2階で彼らが連れてきていた鍋島祥郎さんを紹介された。
見えざる階層的不平等

解放出版社

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今日は入試だった。

2005年09月10日 18時31分01秒 | スケジュール
 9日は書類のチェックを忘れたので早めに家を出て研究室でその処理をして、某人権研究所へ。某人権研究所は移転したばかりだし、N屋くんが急に退職したのだが、きちんと所員のミーティングをしていなかった。N屋くんの抜けた穴は大きい。後任を公募しているので誰かいないかな。いい人がいたら紹介してくださいな。
 で、午後は福岡市家庭教育支援懇話会。2階のY坂さんが会長で僕が副会長。他に学識経験者として実践臨床心理専攻のM崎さんもいた。これが終わってY坂さんと一緒に教育長に面会。社会人大学院にご協力をという相談である。その後再び某人権研究所に行きN屋くんがしていたホームページづくりの基礎知識を伝授し、北前そば高田屋筑紫口店でT事務長と呑む。この店のアルバイトHさんに話を聞くと高田屋嘉兵衛と関係があるかどうかは知らないが高田さんというらしく、高田屋嘉兵衛に縁のありそうな雰囲気を醸し出している。以前に天神店で人環の呑み会をしたことがあったな。思えば函館に高田屋嘉兵衛の像があったし、それは青春の思い出であったりして、懐かしくなった。しかし、調べてみると別に社長は高田さんではなかった。Hさんの嘘つき。
 10日は午前中に新構想大学院のことについてディスカッション。午後は社会人修士の口述試験。いつもゼミに参加していたUさんが受験しました。さてどうなりますことやら。
 しかし、これでは終わらない。情報化委員会とFD委員会の日程調整の集計をしてそれぞれの委員に決まった日程をメールで送る。さらに来週、某研究院長が密談に来たいというのでその調整をするとか、けっこう忙しい。Y部門長と今後の改組や事務的処理について談合。また体操をしにいく熱意が消えた。
 いつも思うことだけど、「研究計画書」はきちんと書こうね。

研究計画書の考え方―大学院を目指す人のために

ダイヤモンド社

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基礎研まで

2005年09月08日 08時25分47秒 | 教育・研究
 基礎研まであと二週間ですね。がんばってますか。夏休み中はしっかり研究を重ねてきただろうと思います。
 研究はやろうと思ってもできるわけではない。しかし、強い問題意識があればできる。大学を出たけれど漫然と勉強してきただけでは問題意識は育っていない。自分が問題にしなければならないこと、に気づくことがまずだいじなのだ。関心と言ってもよい。次にその問題意識にかかわる勉強をすること。いろんな人がいっぱい書いているだろうから、そういうのをいっぱい読んで「自分が知りたいのは何か?」を見つけることだ。これを研究課題の設定という。課題が設定できたらその課題を明らかにするために何をしたらいいのかを考える。これを方法という。そして史料を集め、磨いておいたツール(例えば古文書読解能力)を使って答えを出していくのだ。

 で、ぼくは今日は午前中は会議、午後は北九州に飛んで市役所に挨拶。走り回る日々だ。
 


アメリカ・イン・ジャパン1945‐1948―山梨軍政チームの戦後教育

五月書房

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後期の教育史概論

2005年09月06日 09時49分00秒 | 教育・研究
 後期の教育史概論は斎藤美奈子の『モダンガール論』をテキストにして行う。歴史研究はひとつの歴史観を表明する部分もある。それは与えられた歴史ではなくて自分が編む歴史なのだ。かといって「個」にとどまるものではない。もちろん講義はプログにも反映させていこうと思う。

モダンガール論

文芸春秋

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歴史研究は歴史書から

タイ風もとい台風

2005年09月05日 23時19分32秒 | 教育・研究
 台風14号が近づいている。事務局から早く帰ってお休み、というメールと「特別休暇」がとれますよ、というメールが来てたのでバタバタと帰った。徐々に不穏な風の音が聞こえる。で、6日は大学には出ない。研究室の諸君も家から出ないように。
 神立春樹『明治高等教育史論』という本の書評をすることになった。大学史プロパーの方、ご意見をください。
明治高等教育制度史論

御茶の水書房

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書評の話が出たところで、書評ブログを作り直した。本を買う参考にしてくれぃ。