新谷研究室

新谷研究室の教育・研究・社会活動及びそれにかかわる新谷個人の問題を考える。

基礎研まで

2005年09月08日 08時25分47秒 | 教育・研究
 基礎研まであと二週間ですね。がんばってますか。夏休み中はしっかり研究を重ねてきただろうと思います。
 研究はやろうと思ってもできるわけではない。しかし、強い問題意識があればできる。大学を出たけれど漫然と勉強してきただけでは問題意識は育っていない。自分が問題にしなければならないこと、に気づくことがまずだいじなのだ。関心と言ってもよい。次にその問題意識にかかわる勉強をすること。いろんな人がいっぱい書いているだろうから、そういうのをいっぱい読んで「自分が知りたいのは何か?」を見つけることだ。これを研究課題の設定という。課題が設定できたらその課題を明らかにするために何をしたらいいのかを考える。これを方法という。そして史料を集め、磨いておいたツール(例えば古文書読解能力)を使って答えを出していくのだ。

 で、ぼくは今日は午前中は会議、午後は北九州に飛んで市役所に挨拶。走り回る日々だ。
 


アメリカ・イン・ジャパン1945‐1948―山梨軍政チームの戦後教育

五月書房

このアイテムの詳細を見る