昨年に引き続きイマキュレート・ダイセクション(ID)の講習に参加しました。
ボディペインティングされた解剖アートを見ながら、解剖学を立体的に理解し、触診、動き、機能向上へとつなげます。
パワーあふれる素晴らしい講師Dr.キャッシー・ドゥリー氏
(時々パワーが溢れすぎて暴走気味になるところさえも魅力^o^)
わかりやすいレクチャーとキャッシーとの小芝居が可愛らしいDr.アナ・フォルコマー氏
イマキュレート・ダイセクション(綺麗な解剖)を可能にするアーティストであるダニー・クァーク氏
また昨年に引き続きサポートしてくださったイー・チェンさんや、たくさんのスタッフの方が同行されていて、IDチームの手厚いサポートを受けながら学ぶことができました。
2日3日と4日の午前は「下肢」についてでした。
昨年のコースは、IDの基礎となる「コア・コンセプト」だったのですが、今回これに「下肢・足部」とが繋がったことで、俄然面白くなりました。
わたしが、特に印象深く学んだことの一つは、部分的な軟部組織の硬さと機能不全の関係についてです。
例えば、下肢の部分的な硬さは、骨盤と脊柱の安定が失われているサインであり、運転中にブレーキをかけているようなものとのこと。
つまり脚をフリーに動かすための筋肉が、骨盤の安定筋として働いてしまい、それはアクセルとブレーキを同時にかけたようなかんじで、このことが組織の硬さとしてあらわれ、本来のパワーが発揮できなくなっている状態だというのです。
キャッシーは「硬さ=機能不全=IDアセスメントの価値あり」と言い切っていました。
だからこそまず骨盤と脊柱の安定が第一優先であり、その最もパワフルな補助が「腹腔内圧!」になります。
講習中これをなんども確認し、呼吸のエクササイズに立ち戻るということをしました。
他にもかなりの量の情報が伝えられましたが、全てが興味深く、しっかりと理解したいと思えるものばかりでした。
スタッフの方が撮影してくださっていた動画を、後日観ることができるようになるとのことで、それが今から楽しみです。
また最終日の午後はキャッシーの特別レクチャー「ブリーミングのサブシステム」入門編でした。
Andry vleeming博士の提唱する5つの運動のサブシステム(機能の単位、とでも訳せるのかな?)に基づき、解剖学を動きに当てはめ、その優先順位に沿ってアセスメントし、機能を正常な状態に導く方法を、簡易ヴァージョンで教えていただきました。
うわぉ!またまた興味深くてすごいものに出会っちゃいました!!!
次回からのIDコースも楽しみで待ち遠しいです。
日本語で「hukuku-naiatu~!」をなんども連呼していたキャッシー。
腹腔内圧が整っているからこその素晴らしいパワーです。
お昼休みはいつもトレーニングしていました。
そのパワーに負けず、笑い転げながらも、講師と一体化したかのような素晴らしい通訳をしてくださった佳織さん。 さすがです。
ITTの仲間たちもたくさん来ていて、とても楽しく充実した学びの3日間となりました。
早速いくつかのアセスメントと動きをセッションに導入していますが、好感触です!
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