10月26、27日
日本ロルフィング協会主催、キャロル・アグネッソン氏のセミナーを受講しました。
実は、約４年前、人に触れることの意義深さに気づかせてくれたのが、キャロル・アグネッソンさんのクラスでした。
前回と同様に、ロルフィングやクラニオセイクラル（頭蓋仙骨）セラピーの資格を持たない者にも、レヴュークラスを解放していただけるということで、この機会に恵まれたのですが、
私にとっては、キャロルに再会したい！という願いがやっとかなった貴重な時間でもありました。
今回の内容は「心臓と生命力の形成」というもので、
胎生学の講義も交え、血液・血管・心臓へのアプローチを通して、知覚を拓くワークに集中した２日間でした。
ここでのワークについて、自分なりの定義づけを文字にするには、もう少し時間が必要なのですが、身体の内部の「動き」である〈血流・拍動・呼吸〉を感じるという時間を過ごすことで、自分なりに貴重な気づきを持つことができたと感じています。
ワークは、相手のからだの空間にそっと手を置き、自分を落ち着かせ、お互いが「そこに在る」というような感じで行います。
このセミナーで同席させていただいた、ロルファーの方々やソマティックエクスペリエンスのセラピストの方々は、波動や分子的エネルギーといったものも、直に感じていらしたのかもしれません。
ですが、それは私には少し難しかったです。
それらに興味を持ちつつも、私自身が、今理解できる範囲で考えていたことは、からだを横たえ安定させた状態にて、皮膚からの知覚を触媒として、神経系を整えていくといったアプローチの可能性です。
さて、呼吸は共通するとして、血流・拍動といった身体内部の動きに対して、普段私がアプローチしているのは、身体を空間で移動させる「動き」になります。
もちろん、それを通じて身体内部にも二次的にはアプローチしていることになります。
ですが、このワークのように（意図的でもありクライアントが自発的に変わるということでもあるような）身体内部の「動き」へのアプローチも、いままでのアプローチに統合することができたら、その素晴らしさは無限に広がるのではないかというのが、今回の気づきのひとつです。
もう少し自分なりにまとめる時間が必要と感じていますが、この双方向アプローチを、自分とクライアント様が安心して、納得できる範囲で、徐々に取り入れていきたいと考えています。
また、セミナーの後は、頭が冴えているし体もリラックスしているのに、考え事にとらわれない感じがとても新鮮でした。
そして今は、胸と首のあたりがとても快適です。
これはすごく私的な考えで、まだ整理中なのですが、古い脳（脳幹・大脳基底核・脊髄・大脳辺縁系）に「自分は安全で整っている」と認識？させ、新しい脳（大脳新皮質）を落ち着かせる？ということなのかなと。
この状態で、からだを空間で移動させる「動き」にアプローチしたら、からだの変化がより着実なものになると考えています。
前回と合わせ、この機会をご紹介くださった藤本さん。
昨年は、勉強会やアリテ・スペースでもお世話になりました。
いつも、ありがとうございます！
来年、藤本さんによる胎生学の講座を開催できたらと考えています。
キャロルも藤本さんも私も赤ちゃんが大好き！ということで、今回のコースをコーディネートしてくださった方のお子様と４人でこんな写真が取れました(*^◯^*)
お知らせ
- 2019年1月ITTジーンサリヴァン講習
- リフォーマーLevel２：1/16.17.18(水.木.金)
- 骨盤帯：1/19.20(土.日)
- 肩：1/22.23(火.水)
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