YA Pilates&Fitness 西荻窪のピラティススタジオ

JR西荻窪駅より徒歩1分 パーソナル・少人数制でピラティスとフィットネスを提供します。

メディカルフィットネス・フォーラム2024

2024-07-08 21:19:51 | 日記

7月6日土曜日、スタジオをお休みさせていただいて「メディカルフィットネス・フォーラム2024」に参加。
メディカルとフィットネスが融合した施設の事例などを伺ってきました。

 

収穫だったのは、厚生労働大臣認定の「健康増進施設」の設備要件が見直されていたことを知れたことです。

  • 有酸素運動および筋力強化などの補強運動が安全に行える設備として「20㎡以上の施設面積を有していること」
  • 運動健康指導士、健康運動実践指導者の指導のもとで行われる運動プログラムに基づき適切に運動がおこなわれるのであれば(フィットネスクラブにあるような)部位ごとを鍛えるマシンなどが必要ではなく、提供するプログラムや目的に応じて必要な器具を選択して配置して行うことに問題はない

とのこと。

つまり、マイクロジムやピラティススタジオでも(健康運動指導士が常勤でいることが不可欠とはなりますが)「健康増進施設」認定が取れる可能性があるのです。

 

こちらのスタジオも、私が健康運動指導士の資格を習得すれば💦ですが、夢ではない。

一応、体育大学を卒業しているので、資格習得の可能性は0ではないですし。

(年齢制限は、なかったと思う、、、)


(久しぶりのフォーラム形式のセミナー参加。医療従事者の方々も多く、ちょっと緊張してました😅)


アラインピラティスのマシンも展示されていて、私ひとりで使いまくってました🤣
「8つのPU車輪システム」で滑らかに駆動するリフォーマー、最高に気持ちいです!)


(安価で設置できる低酸素ルームに興味津々でした!)

 

さて、不活発な生活パターン、高カロリー低栄養な食事、過剰なストレス、そして高齢化などなど。

現代人は「未病」と言われる状態の中で、なんとか折り合いをつけて日常生活を送っている人が多くいます。

というか大多数の方が、この「未病」状態に属するかと。

 

この「未病」とは、心身の状態を「病気」か「健康」かの二元論ではなく、その間で連続的に変化していくものとして捉える考え方です。

 

この「未病」状態を、より健康な状態に近づけ維持するために、各個人が主体的に運動・栄養・休息に気をつけることは、生活の質を向上させるためにとても大切なこと。

そして、主体的に行動する方々の助けとして、こんな小さなパーソナルスタジオでもお役に立つことができているとしたら、それはとても幸せなことです。

ここにもし、厚生労働省の認可のもとで医療機関との連携が取れるようになれば、貢献できるチャンスはさらに増えるはず。      

 

いままで、「自分の実力さえ向上していればいいじゃん」と、認可とか認定とかに興味がなさすぎたことを反省しつつ、スタジオ運営の可能性を広げることを考えてみたいと、フォーラムを通じてあらためて感じているところです。

気づきのためにも、アンテナを張って勇気を持って出かけていくことは大切ですね。

 


日本メディカルフィットネス研究会会長の太田先生と、プロティアジャパンの岡戸さんと
お二人とはエアロビクスでもご縁が!感謝です!)


ターザンの記事監修や企業アドバイザーなどで有名な斎藤さん、久しぶりにお会いしました!)

 

 

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キネティコスコンテンツを利用したITTマットピラティストレーナー養成コース。

まずはコンテンツにて、事前学習をしていただきます。

(コンテンツはどなたでも購入可能。)

「エッセンシャル・エクササイズ」(EE)

「マット・エクササイズ」(MAT)

上記二部構成で、EEのみの受講も可能です。

基礎機能解剖を確認しつつ、エクササイズの「より良い指導方法」と「なぜ?このエクササイズを使うのか」を探求してまいります。

次回は9月ごろ開催予定

概要はこちら 詳細はお問い合わせください。

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冷蔵庫とサーキュレーター

2024-07-01 20:52:40 | 日記

いよいよ暑くなってきました。

 

少しでも快適な環境で運動していただきたいと思い、サーキュレーターと冷蔵庫をスタジオに追加しました。

どちらもミニサイズ。

 




(画像には商品ページのリンクが付いています)

 

まずは、ミニ扇風機について。

スタジオには、すでに扇風機2台とサーキュレーター1台がありますが、今回購入したものは更衣室用です。

人感センサー付きなので、利用していない時は止まってくれますし、風量も12段階調節できるので、更衣室の狭い空間内にも程よく風を送ってくれます。

なかなか良い買い物をしました。

 

そして、ヨドバシカメラのポイントで手にいれた超ミニサイズの冷蔵庫。

こちらは、カウンター横にて使い捨ておしぼりと経口補水液を冷やします。

 

暑くて湿気が強い日本の夏。

湿度が高いと、汗の水分が蒸発しにくく、熱がこもりやすいので特に注意が必要になりますね。

 

冷たいおしぼりで体を拭くことで皮膚温を下げ、さっぱりした状態で運動に集中していただけたらと思っています。

そして万が一のための経口補水液の用意も抜かりなく。

 

実は、スタジオには今まで冷蔵庫を置いていませんでした。

周辺にコンビニやスーパーが多数あり、冷たいものもすぐに買いに行けるので、特に必要性を感じていたなかったのです。

置き場所もとりますしね。

 

それともう一つ懸念事項がありまして、、、

 

それは、冷蔵庫があったらビール冷やしちゃいそう!!!だったから💦

でもって目の前に冷えたそれがあれば、、、

仕事終わりにスタジオで飲んじゃうでしょ〜っ!!!

(いや、買うなよ、冷やすなよ)
(てか、ときどき友達とスタジオで飲んでるし、、でも一人でも随時飲むようになっちゃいそうだし)
(だから家だけにしとけ〜)*心の声

 

って、どれだけ意志が弱いんだか😅

今回購入した冷蔵庫なら、スペースが限られているので、その心配は少ないです。

はははは

(だから〜買って冷やすなよ!)

 

まあ、私の意志の問題はさておき🤪

爽やかな環境で、安全に運動を楽しんでいただけるように万全を期したいと思っているのは正直なところ。

 

暑さに翻弄されることなく健康でいられるようなお手伝いができるよう、さらに工夫していきたいです。

 

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アブラ・カタ・アブラ〜

2024-06-24 21:24:47 | 日記

クライアント様から思いっきり失笑!をかった最近のトピックがこちらです。

 

上肢の動きの指導中にて

「肩に油をさしているような感じで動かしてみてください」

「では、うまくできるように、おまじないかけますね〜」

 

「ア〜ブラ・カタ〜・ァブラ〜」(あぶら肩あぶら〜)

 

てへへへ

 

このトピックは、回旋筋腱板(rotator cuff)といわれる肩の筋群の協調性を促そうとした時の一コマ。
(この筋群は、肩関節を回旋させるとともに、肩関節の保護・安定に重要な役割をしています。)

って、急に真面目か(裏拳🤪)

 

まあ、(ギャグは別として🤣)身体の中で起こっていることに則した動き方を伝えるのには、工夫がいりますね。

複雑な構造に無理なストレスをかけない良い動きを習得してもらいたいですし。

 

先ほどの回旋筋に際しては、お客様に自身の指で、腕の回旋にともない上腕骨の大結節・小結節という部分がコロコロ転がっているのを感じてもらうというマニアックなことも。

お客様から「あっ、ころがっている!」と、内部でおこっていることと動きの感覚がつながったような反応をいただくと、こちらも楽しくなります。

 

ギャグだけでなく💦
指導方法も色々と工夫できるよう、これからも頑張りたいと思います。

 

さて、話題が変わっちゃいますが、それにても↑この「ANATOMY STANDARD」の画像は綺麗ですね。

非営利目的であれば自由に使用できるのもありがたい。

 

そういえば有料セミナーで使用する、わたしのプレゼン資料が、なかなかに痛々しかったりします🤣

(↓著作権の保護期間(70年)が切れたHenry Gray の解剖学図にて作成。)

 

努力(した感じが伝わる)にたいして成果(分かりやすさ)が見合っていないのが💦なんとも悩ましいものです。

 

昨今は画像生成AIを駆使して、すごくわかりやすい解剖学イメージを自作されている強者もいらっしゃいますが、今のところ私にはかなりハードル高し。

 

私にも使える、画像生成AIよ〜早くいでよ〜

アブラカタブラ〜

なんてね。

 

クライアント向けにしろ、同業者向けにしろ、より良く伝えることの工夫も諦めることなく続けていきたいな、な感じのブログでした。

では、また来週に!

 

 

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養成コースと「学習」

2024-06-17 22:26:33 | 日記

6月になり養成コースが始まりました。

魅力的な方々とピラティスについて深める機会に恵まれ、嬉しく感じています。

 

また、参加者6人全員がITT卒業生の方々からのご紹介なのは、ありがたい限りです。

卒業生の方々が、それぞれのピラティスの実践を通じ、ITTの魅力を伝えてくれているのだと思うと、すごく誇らしい気持ちになります。

 

さて、養成コースでは、こちらの知識・技能を提供することだけが目的ではないと考えています。
(とは言え、つい伝えることに夢中になってしまうので反省も込めて💦)

それについて「学習」と言う観点から述べてみたいと思います。

 

心理学における「学習」の定義は「経験によって生ずる行動の比較的永続的な変化」だそうです。

つまり、単純に何かを見聞きして学ぶことだけではなく、その経験により行動が変化して初めて「学習」したこととなるのです。

 

コース生のここでの経験が、主体的な「学習」機会となり、良い変化を継続的に獲得できることを目的として、しっかりサポートさせていただきたいと思っています。

 

 

さらに「学習」には「学習曲線」と言われる指標があります。

1885年にハーマン・エビングハウス氏によって提唱された、横軸に学習時間、縦軸に学習成果を表し、その関係性をグラフに表したものだそうです。

 

学習成果は、時間に沿って比例的に一直線に向上するものではなく、緩急のあるカーブを描きながら向上。

そして、学習者が情報を消化し、理解を深め、応用力を身につける過程において「準備期」「発展期」「プラトー」と言った段階が現れるとのことです。

 

「準備期」は、学習の初期段階において、目に見える成果がなかなか出てこない時期。

学びをスタートしてから、この「準備期」をいかに乗り越えるかは、とても大切ですね。

諦めずに根気良く取り組む。ほんと大事です。

 

「発展期」は、準備期での頑張りが実を結び結果につながる時期。

成長を実感できる楽しい時期ですね。

 

そして「プラトー」。一時的に学びの進展が見られなくなる時期です。

ここをうまく乗り越え、さらなる「発展期」に繋げていくかが大切ですね。

 

今回のコース生も、きっとこのような段階を踏んでいくと思います。

それぞれのフェーズで、よりよくピラティスと向き合えるよう、サポートさせていただくべく、私も真摯に努めさせていただきたいと思っています。

 

と言いつつ、なんだかんだ楽しいんですよ、養成コース❣️

うふふふ。

 

 

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私のセッションは眠くなる⁉︎

2024-06-10 21:51:45 | 日記

「そんなに疲れた感じもなく、身体が軽くなってルンルンで帰宅したのに、その後爆睡しました。」

とクライアント様から言われることがあります。

 

眠りが深くなったのは、神経系の回復を身体が欲したからだと推察。

しっかり集中して取り組んでくださったのだな〜と嬉しく感じたりしています。

 

 

  • 四肢や体幹の情報を脳・脊髄に伝える「感覚神経」
  • 脳・脊髄からの指令を四肢や体幹に伝える「運動神経」
  • 感覚神経からの情報を処理し運動神経につたえる「中枢神経(脳・脊髄)」

これらが運動に関わる神経系。

 

身体をより良い状態にするには、筋肉に負荷をかけるだけでなく、これらの神経系にも適切な負荷をかけることが大事になります。

もちろん動きを起こすのは筋肉の収縮。

ただ、筋肉の収縮感に頼って、頑張って力を入れすぎてしまい「自分で自分の身体をぶっ壊してしまう」ことがないように。


構造に負担をかけずに筋肉を適切に働かせて運動するためには、そこで起こっていることを正確に知覚できることが重要になります。


自分の身体と動きを把握し、部分に負荷が偏ることなく、力の伝達をスムーズにできるようにすること。

これは、年齢を重ねるほど、運動に取り組む際の大事な要素となります。

 

とくに私が大切にしているのは、関節の動きを感じることです。

隣接する骨と骨が、相互にどのように動いているのか。

どちらの骨が安定し、どちらの骨が動いているのか。

さらにマニアックに言うなら、関節包や関節周囲の腱・靭帯・筋からの情報をもとに、骨どうしのスライド(滑り)・ターン(移動しながらの回転)・スピン(一点での回転)を立体的に知覚することができるか。

こ〜ま〜かっす〜ぎ〜るぅ〜🤣

 

運動に関わる神経系をいかに活性化させるか。

骨や腱・靭帯に負担をかけずに、神経系にも注目して運動する。

 

運動して健康度を上げて、さらに脳トレも!って感じでしょうか。

よきよき。

 

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生まれ変わった「BUNTAI」

2024-06-03 20:13:52 | 日記

5月25,26日

横浜にて、エアロビック世界大会「スズキワールドカップ2024」が行われました。

この模様は、6月29日(金)24:15〜25:05(金曜深夜)放送予定です。

大会では日本選手が大活躍!

競技としてスタートしてから約40年。

進化しつづけるこの競技の素晴らしさと、見るものを惹きつける面白さを、たくさんの方に知っていただけたら嬉しいです。


(開会前の凜とした雰囲気の会場)


今回の会場は横浜武道館でした。


旧横浜文化体育館があったエリアが再開発され、かっこよく生まれ変わったのが「横浜BUNTAI」。

武道館はこのBUNTAIのサブアリーナとして併設された施設です。

 

大学生の時の新体操部発表会をはじめ、ちょくちょくお世話になった文化体育館。

なんと私が生まれた1962年💦に開館し、2020年に閉館。

1964年東京オリンピックの時には「東京の魔女」と呼ばれ、金メダルを獲得した女子バレーボールチームもプレーしたそうな。

石畳の趣ある文体好きだったな、、、


古きものが解体され、新しく生まれかわり、またそこで、いろんなドラマが生まれていく。

私という人間も、古くなっていくのは避けられない。

それでも、次に活躍する方々の人生をサポートできるような存在になれるよう、まだまだ頑張りたい。

生まれ変わったBUNTAIに時代の移り変わりを感じながら、こんなことを考えておりました。


ありがたいことに、人間は刺激の与え方によっては何歳でも変化できるそうな。

ただ、若い時ほど劇的には変化しないし、良い方向に変化を続けるにはそれなりに努力が必要。

だからこそ、自分を客観視し、実験・観察するように、体と脳をより良く保つべく創意工夫していきたいなと思っています。

 

また、たくさんの方の身体を、より良く保てるようサポートすること。

専門家として、そのために精進していくこともまだまだ続けたい。

 

ワールドカップの会場にて、若くエネルギー溢れる選手の演技に触発されたのでしょうか。

新旧交代したBUNTAIに人生を重ねつつも、自分の中に、まだ情熱と言えるようなものがあることに、驚きと嬉しさを感じておりました。

 

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腰は反っているし背中は丸いもの

2024-05-20 21:29:48 | 日記

まずは、お知らせさせてください。

毎週月曜日の夜に更新しているこのブログ、来週5月27日はお休みいたします。

それから、今週末5月25、26日とエアロビック世界大会「スズキワールドカップ」が開催されます。

会場は横浜武道館。

躍動感あふれる素晴らしい競技の様子を、たくさんの方にご覧いただけたら嬉しいです。

是非!

 

 

さて、最近クライアント様によくお話ししているのが「腰は反っているし背中は丸いものですよ」ということ。

 

腰が反っていたり、背中が丸まることが悪いことのような風潮?

また、それが痛みや姿勢の悪さに直結しているかのような情報が多く見うけられます。

 

それに反論というわけではないですが、背骨のカーブについて説明させていただくときに「つかみ」🤣として、このような表現をつかっています。

 

人間は生まれたときは、背骨は全体になだらかに丸まっています。

それが、発達の過程で重力の影響を受け、首と腰の部分にあたる背骨(頸椎と腰椎)が反対側に反っていきます。

 

首(頸椎)、胸(胸椎)、腰(腰椎)、骨盤の中(仙骨・尾骨)

これらが前・後と交互にしなっていることは、生命活動に関連した自然な湾曲なので「生理的湾曲」といいます。

つまり腰は反っていて背中は丸いのが自然とも言えるのです。

 

ただし、この湾曲がいれかわるところ(前弯→後弯、後弯→前弯)は負荷が集中しやすい場所。

なので、痛みや機能障害を起こしやすい場所にもなります。

 

何が言いたいかというと、腰が反っているのが悪いのではなく、胸が丸まっているのが悪いのでもなく、その互いのカーブの切り返しがうまくいっているかどうかの方が大事だということ。

 

痛みを防ぎ、機能的に背骨を扱えるようにするにはどうしたら良いか。

 

まずは、脊柱のカーブ全体に着目して、可動性と安定性を両面から高めていくことが必要。


自然なカーブを大事にして運動する。

その大切さと心地よさを、理解して感じてもらうためのつかみとしての「腰は反っているし背中は丸いものですよ」という表現。

けっこう気に入っています🤭

 

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母上京

2024-05-13 19:26:10 | 日記

先週水曜日から今日(5/7〜5/13)まで、新潟の母が東京に来ていました。

 

母の希望は

東京で髪を切りたい🤣

歌舞伎を観たい→やっぱりミュージカルにする🤣🤣🤣

ユザワヤ(手芸用品店)で買い物したい🤣

ユニクロも行きたい🤣

この4つ

 

おかげさまで母の希望はすべてクリア!

いろいろ楽しんでくれたようで、良かったです。

 

4月に卒寿を迎えた90歳。

そのわりには体力もあり、ゆっくりながらまあまあ歩けます。

それでも、足元がおぼつかなかったり、立ち座りに時間がかかったりする場面も多くなりました。

 

歩くことや立ったり座ったりすることが、いかにスムーズにできるか。

人生後半になるほどに、それがほんとうに重要なのだと、母と密に過ごすことで改めて実感しました。

 

行きたいところに行けて、やりたいことができる。

そのための基礎となるのが「立つ」「座る」「歩く」といった動作。

年齢を重ねても、それらが楽にできるようにお手伝いして、人生を豊かに過ごしてもらう。

これこそが、私がお仕事を通してやりたいこと。

今回の母との日々で、その意義への確信を高めることができました。

お母さん、ありがとうね!

 

 

さてさて、
この後↓は母との5日間の記録になります🤭

良かったらお付き合いのほど。

 

1日目

東京駅へお迎えに。

歌舞伎を見ることを想定して、銀座にホテルを予約していたので、初日はそこへ。

まずは、クライアントさんに教えていただいた美容院「資生堂サロン&スパ銀座」に。

スパに力を入れている美容室だけあって、シャンプーがとても気持ちよかったらしく、ご満悦。

カットも、ベテランの方に担当していただき、スッキリ髪がまとまりました。

 

2日目

一晩ホテルでのんびりして、お散歩ついでに午前中は歌舞伎座見学。

お友達へのお土産とか選んで、「屋上庭園」がある歌舞伎座タワー5階にておふざけ写真も撮りました〜!

そして、午後は汐留にある劇団四季の劇場にて、ミュージカル「アナと雪の女王」を観劇。

 

実は、日程的にそれしか💦選べなかったのですが、劇場という特別な空間で、俳優さんはもちろん照明や舞台装置などなど、プロのお仕事にスッとその世界に没入。

とてもとても楽しかったです。

リアルっていいなと改めて思いました。

 

3日目

吉祥寺のユザワヤへ

母は洋裁が趣味。

生地とかパターンとか洋裁本とか、たくさん購入していました。

私の洋服と台所の窓用カフェカーテンもちゃっかりリクエスト😛

今から仕上がるのが楽しみです。

 

4日目

自宅近くの「ユニクロ」へ

ご近所の「体操教室」に行く用だそうで、Tシャツやウィンドブレーカーなどを大人買い。

それで体操頑張ってくださいね〜。

 

5日目

母の日だったのですが、どこにも行かずに私の家でのんびり。

夜ご飯にすき焼きを奮発。

美味しそうに食べてくれて良かったです。

 

6日目

早起きして東京駅までお見送り。

昼過ぎには地元に到着。

お友達に駅まで車で迎えにきてもらい「今はそのお宅でお茶飲んでる」と報告がありました。

たくましいです〜🤣

 

週末でしたので、お仕事の量を少なめに調整することができ、スタジオと自宅を行き来しながら母のリクエストをこなしておりました。

ご飯も母のために、なんやかや作りましたよ🤣

いつもなら、出汁入り味噌でごまかすお味噌汁も、ちゃんと出汁取ったりして。

そして、母の生活パターンに合わせ、かなりの早寝早起き🤣🤣🤣

 

でも、なんだか楽しかった!

やっぱり、誰かのために過ごすのは張り合いが出ますね。

お母さん、次回こそは歌舞伎観劇いきましょうね〜!

 

 

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勤勉な?よっぱらい

2024-05-06 18:04:56 | 日記

ゴールデンウィーク最終日。

先週土曜日(5/4)に競技エアロビックの審判活動もあり、ちょっとお疲れ気味。

今日は、お休みをいただいてのんびりしております。

 

定番の引きこもりな休日。

 

いつも通りの時間に一旦起きて

お布団の中でウダウダして

すこし二度寝してから起きて

ブランチ食べて

掃除洗濯サクッと

ネットで映画見て

 

夕方になりブログ更新日だったのを思い出して

今ここ。

 

この後は、簡単な夕食を済ませ、ちょっとは勉強でもしようかな、、、と

最近キネティコスにアップロードされた「ブリーミングのサブシステムを理解する」の視聴をスタートしようと思っています。

ビール片手に😆




さて、身体に関わるお仕事を始めてから、かなりの年月が経ちました。

習得できたと思うことも増えましたが、経験を積むほどに目指すものが遠くなるように感じるのも不思議なものです。

かといって、時間も、そして私の気力体力も有限。

 

前は気になったセミナーに、なんでもかんでも参加しては、中途半端になって自己嫌悪ということもよくありました。


この歳になって、やっと!💦学ぶことへの取捨選択ができてきたので、少しは落ち着いて取り組めるようになったかなと感じています。

 

まずはITTピラティスのジーンサリヴァンから学んだベースを大事にすること。

そこに、解剖学と運動学を照らし合わせ、身体の構造・機能にあった効率的な動きについて考察を深め続けること。

これが基本。

 

これに加えて、人の身体への感度を高めること。

 

この2つを意識しています。

 

解剖学・運動学の観点から参考にしているものの中では、Drキャッシー・ドゥーリーのシリーズがお気に入り。

今から視聴しようとしている「ブリーミングのサブシステムを理解する」もキャッシーの講座です。

 

そして、人の身体への感度を高めるためには、アナトミートレインの著者であるトーマス・マイヤースが創設したATSIのシリーズで感じたことをメインにしていきたいと考えています。

 

おやおや、休日も勉強するんだ〜な勤勉な感じになっておりますが、気が向いた時にちょっとずつなので、そんなに気負って勉強しているわけでもないです。

 

とくに座学に関してはオンデマンドでいつでもどこでも気軽にアクセスできるので、短い時間でも気楽に継続できるのがありがたいです。

 

それに、ビール片手でも誰からも咎められない。


って、結局飲む〜❣️

はい、今も飲んでます🍺
(ITTガールズが誕生日にプレゼントしてくれたビールが美味い〜😋Thanks!)

てへへへへ。

 

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「エッセンシャル・エクササイズ」(EE)

「マット・エクササイズ」(MAT)

上記二部構成で、EEのみの受講も可能です。

基礎機能解剖を確認しつつ、エクササイズの「より良い指導方法」と「なぜ?このエクササイズを使うのか」を探求してまいります。

お申し込みお待ちしております。

概要はこちら 詳細はお問い合わせください。

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言い間違い

2024-04-29 21:07:41 | 日記

昨日(4/28)

グループレッスン指導の帰り。

三鷹駅構内の3階に「無印良品」のミニ店舗があるのを発見。

食器棚の整理をしたかったので、良いケースがあるか覗いてみることにしました。

ところが、食器用のケースが見当たらなかったので、店員さんに聞いてみることに。

 

私(ちょっと得意げに) 「カラトリーケースはどこですか?」

店員さん(一瞬の間) 「カ・カトラリーケースですね。すみません、この店舗には置いてないんです。」

私(一瞬の間) 「あはは、そうですよね、カトラリー、そっちです。そうですか、ないんですね。イヒヒヒ、オホホホ」

店員さん 「あっ、すみません、そんなつもりは、、、すみません・・・」
(商品がないことと言い間違いを訂正したこと、どっちを謝れば良いのかわからなくなって慌てている様子)


私 「あっ、いえいえ!私こそごめんなさい。間違えたのは私ですから、他の無印に行ってみますね。うふふふふ、、、、」
(定員さんに申し訳なく、なんとかやり過ごそうと、乾いた笑いを繰り返す。)


店内にいた人全員が、その会話を聞いていたであろう恥ずかしさをこらえながら、そそくさとレジへ。

すでにカゴに入れていたお箸とスプーンを購入し、急いで店を後にしました。

 

しばらく思い出しては恥ずかしいやらおかしいやら。

 

 

そういえば「ピラティス」の指導を始めた頃、幾度となく繰り返されたお客様の言い間違い。

「ピラミィス」とか「ティラミス」とか。

訂正させていただくタイミングとか言い方とか、けっこう難しかったな。


結局、訂正するタイミングを失い、長きにわたり「ピラミィス」や「ティラミス」を指導させていただいたことも。

(というか、訂正させていただいても、次にお会いすると「ピラミィス」に戻っていることって多かったな。)

 

私が訂正しなかったばかりに、他の誰かから「ピラティスの間違いでしょ」と指摘されてしまい、お客様が嫌な気持ちになったらどうしよう、などとドキドキしたりして。

 

最近はピラティスの認知度が高くなったからでしょうか、言い間違いをされる方は少なくなりました。

それはそれで、なんだか物足りないような気がしちゃったりして。

てへっ😸

 

ということで、ゴールデンウィーウ中のブログ。

休日気分にて、他愛もない話題で失礼致します。

また来週に!

 

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スーザンセッションでの気づき

2024-04-22 22:56:23 | 日記

17日午後、スーザンシンクレア特別パーソナルセッションを開催しました。

ピラティスとアレクサンダー・テクニークを融合したセッション。

同じくアレクサンダー・テクニークの教師である石坪さんの心地よい通訳つき。

参加者の方々の雰囲気も良く、とても素晴らしい時間となりました。

 

ほぼノンストップで6セッション。

スーザンは、淡々と高い集中を保ち続けてセッションを提供していらっしゃいました。

聞けば、カナダで普段は朝の7時から夜の7時まで連続でセッションしているとのこと。

なぜ、それが可能なのか?

素朴な疑問を問いかけてみました。

「指導しながら自分にもワークをしているからよ」と、クライアント入れ替えの数分の合間にも、マシンのスプリングを使って自身の身体を動かしながら答えてくれました。

 

そんなスーザンにとって「ワーク」とは、どんな意味を持つのか。

 

セッションを見学しながら、私なりに考えてみました。

それは、言葉にしてしまうと対極にあることを「whole-body」(全身)でまるっと受け止められるようにすることなのではないかと。

 

負荷の強弱・収縮と弛緩・静的にポジションを取ることと可動すること・単純(部分的)な動きと複雑(複合的)な動き・意識と無意識・内在(身体内部)で感じることと外在(環境)から影響されること、などなど

対極にあるようなことが、一つの身体の中では常に混在していて揺れ動いている。

だからこそ、これらを構えることなくスッと全身で受け止め、何が起こっても楽に動けるようにしていくこと。

これが、スーザンにとっての「ワーク」でありセッションで伝えていることなのではないかと。

 

これもう仙人の域ですわ。

でも、私も目指したい!

 

例えば負荷に合わせた適切な力を発揮できるようにすることについて。

現代人の大多数が、低負荷の中で生活しています。

すると、高負荷には脆弱であると同時に、低負荷なのに無駄に力んでしまう、ということがよく起こります。
そのため、負荷の強弱に見合った力を発揮できるようにトレーニングすることは、快適な身体を導くために重要な要素となります。

 

ところが、弱い負荷において力みを手放して、適切な関節運動を起こすことは、意外と難しいものです。

 

それは、弱い負荷ほど関節の位置覚と運動覚(どこに関節があってどのように動いているかの認識)の感度を上げる必要があるから。

 

でも、あまり動かしていないところは、それらが曖昧で感覚が鈍くなっています。

だから力んで自分の身体を感じようとしてしまう。

こういう場合、ある程度の負荷を加えて感覚を導くこともあれば、丁寧に低負荷の中で感覚を刺激していくことも。

 

その辺の導き方が、アレクサンダー・テクニークの手技もふくめ、スーザンのセッションは絶妙なんです。

 

ほんと憧れちゃう。

 

そうそう、負荷を漸進的に強くすることで疲労感や達成感を味わうことも、嫌いじゃない。

でも力みがあるのに負荷を高くして、それを繰り返すことで部分的なストレスが高まり、痛みや怪我、疲れやすさを引き起こすことはしたくない。

ましてや、残念ながらピラティス指導の現場でよく見かける、必要以上に体幹部安定筋の同時収縮を強調すること(効かせるコアトレ?)で「やった気にさせる」とか、絶対したくない。

 

疲労度や達成感だけに頼らず、身体をワークしていく。

スーザンのようなしなやかで疲れにくく、そして精神が安定している状態へと。

そんなふうに在りたいし、それをセッションでクライアントに提供できるようになりたい。

細やかな動きを大切にして、そしてそれを「whole-body」で受け止められるように。

これを、一人のトレーナーとして目指していきます。

(↑あはは、髪ボッサボサ🤣)

スーザンと石坪さん、そして参加してくださった6人の方々。
次へ進むための元気をいただけた素晴らしい時間をありがとうございました!

 

 

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アダプベースとナボソソックスと米津玄師

2024-04-15 21:05:30 | 日記

自由すぎるピラティストレーナーの浅見です。

今日はお客様と有酸素運動をしました🤭

 

さて、例年以上に今年の3月4月は気温・湿度・気圧がコロコロ変わりすぎ〜な感じですね。

自律神経にすごく負担がかかっているうえに、年度替わりで精神的にも負荷がかかりやすい季節。

こちらのクライアント様にも、だるさや調子の悪さを感じている方が多かったです。

 

今日なんて、急に暑くなるし。

 

まだ身体が気温の上昇に順化していないので、熱中症にも気をつけたいところ。

早めに、血液循環を良くして発汗機能を刺激する必要があると感じました。

 

ということで、今日はお客様と音楽にあわせて軽い有酸素運動をして、ストレス解消&血流促進をして、心地よい汗をかきました。

あっ、もちろんピラティスエクササイズもしましたよ!

 

使用したのはこちら

アダプベースナボソのスタジオソックス、そして米津玄師の新曲「さよーならまたいつか!」


凹凸のあるトレーニングマットのアダプベースと足裏の感覚器を活性化するテクスチャーがついたナボソソックス

この掛け合わせが、身体感覚を足元から高めてくれます。

 

そして、フィットネスインストラクター時代に培ったわたしのキューングで✌️、音楽に合わせてアダプベースを上り下りしていただいたら、お客様もノリノリ。

朝ドラの主題歌「さよーならまたいつか!」のテンポと歌声が動きにマッチしやすくて、とても楽しかったです。

 

米津玄師 - さよーならまたいつか! Kenshi Yonezu - Sayonara, Mata Itsuka !

 

お客様たちからも、「なんか頭も体もスッキリした!」とのお声をいただき、私もにっこり。

 

お客様の日常を身体面でサポートすることが目的なので、ピラティスにプラスして色々自由にやらせてもらっています。

目指すはお客様の笑顔!

今日も楽しくお仕事させていただきました。

ありがたいです。

 

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6月養成コース開催します!

2024-04-08 17:19:02 | 日記

(今日のブログは養成コース参加者募集の内容です。)

6月よりマットピラティスインストラクター養成コース開催します。

毎週金曜日14:00〜17:00(3h)

6月7,14,21,28

7月5,12,19,26

8月2,9

(全10回)

各エクササイズを丁寧に紐解きますので、経験・知識の多寡は問いません。
ピラティスを、ご自身の活動に生かしたいとお考えの方すべてに適した、少人数制のコースです。

・ピラティストレーナーを目指す方。
・パーソナルトレーナーや治療家の方でピラティス・エクササイズを取り入れたいとお考えの方。
・他団体のピラティス資格をお持ちで、エクササイズの根本理論を研究したい方
などにお薦めです。

キネティコスのご協力でオンデマンド教材も充実。
(教材は半永久的に視聴可能!)

詳細・お申し込みはこちらをご覧ください。

 

また、時勢柄、この値段で提供させていただくのは最後となります。

(講習費132000円+オンデマンド教材16500×2、どちらも税込価格)

何卒ご了承の程💦

 

ピラティス指導において、宗教のように信じられている「お腹を薄く」とか「胸式呼吸」とか、、、

これで良いのか?と疑問を持ち始めたピラティス指導者の方も是非是非!

 

容積がほぼ変わらない「臓器を収めた腹腔」が入っている腹部。

薄く保ち続けること自体に、果たして意味はあるのか?

腹腔の形が、動きと呼吸においてどのように変化もしくは安定するとき、動きや呼吸が効率的になるのか。

胸式呼吸っていうけど、呼吸の主動筋はどう転んでも横隔膜。

呼吸補助筋の過活動を抑え、スムーズな呼吸と体幹部の安定に寄与する横隔膜の働きとはどう言うものか。

などなど、丁寧に解説しながら、動きの指導につなげます。

 

シンプルな言葉で思考停止になってしまったり、みんなが言っているから正しいと思いこんでしまったりしないインストラクターを増やしたいと考えています。

 

複雑な身体に真摯に向き合い、思考力をつけたいとお考えの方。

お待ちしております!

 

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「散らからない身体」

2024-04-01 19:25:57 | 日記

4月1日

新年度が始まりました!

新たな気持ちで、日々セッションに励んでいきます!

 

さて、最近毎週楽しみにして見ているYUTUBEがあります。

【古堅式片付けの新常識であなたの暮らしをランクアップ!「週末ビフォーアフター」】というもの。

#184【散らからない間取りの家③】家族でチャレンジ!片付け音痴でも一日で解決!置く場所を変えるだけで景色が変わる片付けレシピ

 

この古堅式の特徴は、片付け=「モノを捨てる(断捨離する)」ことではないというところ

 

捨てるより、まずスペースを作ることが大事。

一旦全部の物を出して「更地」を作り、部屋の空間を確認し、そこに効率的な収納システムを導入。

家族がリラックスして過ごせるよう部屋の景色を変える。

ライフステージに合わせて、日常がスムーズに運ぶように動線を確保する。

チョイ置きしがちなものは、バッファゾーン(緩衝地帯)をつくり、景色を保てるようにすることでストレスをなくす。

 

モノに溢れている現代、片付けの過程を通して本人がこれは必要ないと判断すれば、捨てることももちろんオッケー。

 

クライアントの生活の質向上のためにチームで邁進する様子を、古堅氏のちょっと毒舌だけれども愛ある話し方とあわせて、楽しく視聴しています。

それで、古堅氏の伝えている「片付け」を、私の伝えたい「運動」に言い換えて見ると、共通することが多いのもなんだか嬉しい。

 

特に、運動=ダイエット(減量)ではないぞと。

いちど身体の隅々に向き合って、立体的な身体の感覚を高める。

身体が楽だから、その人らしさが良い感じで伝わる。

自分がリラックスできるポジションや呼吸のシステムを導入する。

ライフステージに合わせて、スムーズな動きを確保する。

少しずつ体力の余力を上げて、ちょっとしたイレギュラーにもストレスなく対応できるようにする。

 

それで、本人が必要だと感じれば自然と痩せることもあれば、逆にふっくらすることも。

 

という感じ。

 

そう、動画の中で、片付いた部屋を見た子どもが、もれなく走り回ったり飛び跳ねたりしはじめるのも面白いところ。

素直な子供は、環境に反応して動き始めるのですね。

 

古堅式の「散らからないお家」ならぬ「散らからない身体」。

自然に動きたくなる身体。

そのためのシステム作り。

よ〜し!頑張るぞ!

 

 

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卓球観戦+反省文

2024-03-25 21:39:31 | 日記

先週の金曜日土曜日(3/22,23)の夜。

卓球プロリーグのプレーオフ、セミ&ファイナルマッチを観に行きました!

(@代々木第二体育館)


そうそう、興奮しすぎてね、やらかしました。

初日2回席の一番前で見ていたとき、前にのめりすぎて、足元の段差を踏み外しちゃったんです。

踏み外しつつ後ろの椅子に向かってお尻を突き出したんですけど、私のおちりの重さを失った座面はすでにバネで跳ね上がっておりまして💦
ストンと尻餅!

(↑こういう椅子)

分厚いお肉のおかげで、怪我も痛みもなかったんですけど。

ただ、恥ずかしいやら可笑しいやら🤣🤣🤣

しばらく笑いが止まらなかった。ぐふふふふ

 

おかげさまで?

推しチームの「岡山リベッツ」が決勝進出。

決勝では惜しくも敗れましたが、2日間ほんと楽しかった〜。

最高でした。

 

 

と、まあ卓球のことばかりもな〜と、身体のことについて真面目に考えようとしたら、なんか反省文ができちゃいました🤣
以下にちょいと載せてみましたので、お読みいただけたら嬉しいです。

 

「経験を積むほどに、あらためて思うこと。」

 

生理学とか解剖学や運動学など、カラダを把握するための知識は大切。

でも、その知識の量や正確性を追うことだけが、身体に向き合うことではない。

 

神経・血管・皮膚・筋肉・骨・結合組織などなど、立体的で流動的で、全てが混在し繋がっている人体がよりよく動けるように。

常に全体性に目を向け、知識で切り取られたもの以外の「余白」というようなものに感度を高くしておくこと。

その上で、現場でクライアントの変化を観察しながら、提供するものを随時修正していく。それが指導をするものの役割。

 

例えば、クライアントに脊柱を屈曲する(背中を丸くする)動きをしてもらうとしたら。

腹筋群の収縮と背筋群の弛緩の関係とか、脊柱の椎間関節がどう動いているとか、腹腔の内圧がどうとか、胸郭と骨盤の関係性とか、神経支配とか、重力との関係性とかとか、、、多方向からの知識でそれを説明できることも大事。

でも、それよりもクライアントの身体全体から「心地よさ」もしくは「力強さ」と言ったものが感じられるか。それを重要視する。

それこそが大事なのではないかと。

 

知識は身体をとらえるための足がかり。

でも、私ごときが知識で捉えられることなんて、身体に対するほんの一部。

だから謙虚な気持ちを失わないようにすること。

その上で、知識が現場に役立つ知恵になるように、研鑽を積むこと。

それができるかできないかが、トレーナーとして最も大切。

反省を込めて。

 

以上です!

ではまた来週〜。

 

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