7月3〜５日
パワフルで素晴らしい講習を受けてきました。
イマキュレート・ダイセクション（ID）の「コアコンセプト」コース
リードインストラクターのDR.キャッシー・ドゥーリー氏はじめ
親切で教養溢れるスタッフの皆様と
いつもながら素晴らしすぎる通訳の谷佳織さん。
皆様のチームワークが素晴らしく、
楽しみながら集中して参加してまいりました。
大学で解剖学の講師も務めたキャッシー。
今まで１４００体以上の解剖をこなしたとのこと。
また、臨床治療家としても活動し、
自身もケトルベルのスペシャリスト資格を持つなど、
高いレベルの運動感覚と実技力をお持ちです。
そのような、圧倒的な知識と経験から導にかれるID.
横隔膜
腹横筋／内腹斜筋
外腹斜筋
骨盤底筋群
多裂筋（横突棘筋）
腰方形筋と他の腰筋群
脊柱起立筋群
腹直筋および腹直筋鞘
胸腰腱膜
これらが「腹腔内圧」と「呼吸」の関係性、
つまり「コア」の安定にどのように関わっているか、
- 各々の働きと機能不全に対するアセスメント
- 深筋膜を介した、それらの繋がりと統合された状態
について、非常にクリアな解説がなされました。
また、ランドマークの正確なタッチ指導。
そして！
解剖学アーティストのダニー・クァーク氏による
美しいボディアートを用いた、動く人間を透視しているような、
現実味のある視覚からの立体的理解。
圧巻だったのは、胸腰筋膜の３層分類と
そのバインディング（結合）ポイントの立体的解説。
シール状になったアートをその場で切り開き
複雑な層を視覚で理解できるように解説していただきました。
さらにIDが素晴らしいのは、立体的に理解ができたところで、
機能改善のためのパルペーションやペンジュラムと言われる
コレクティブ・エクササイズが紐付いているところ。
生きた知識として、解剖学の理解と実践が結びついています。
コース内での講義内容は、キャッシーの溢れ出る知識の、
ほんのほんの一部分ですが、私にとってはかなりの情報量でした。
ただ、それだけではなく、参加者が臨床で活用できるように、
大切なポイントが極力シンプルにまとめられています。
そして、最後は動作解析を含んだエクササイズ
静かな呼吸とテンション呼吸
プランク
クロー
レッグレイズ
ローテーション
これらについて、IDの観点からの実践と指導練習を行いました。
ここでも元気印のキャッシーが、きゃっきゃ？言いながら（笑）
正確なデモンストレーションを披露してくれました。
「neck long」
「chin tack」
「chest wide」
「ribs down」
シンプルでパワフルなボディキューもしっかり実感を持って
身に付けることができました^^
参加者が楽しんで理解できるように、キャッシーとアナによる「小芝居」も
そこここで盛り込まれ(*^◯^*)
キャッシーの底抜けの明るさとともに、笑いというか
爆笑！の絶えないコースでした。
この数年、DNSやPRIにはじまり呼吸・腹腔内圧
または発達運動学に興味を持って勉強していますが
IDを受けることで、自分なりにかなり統合され始めています。
でも〜！まだまだ、理解できていないことが膨大！
取り急ぎ^^次のIDのコースが待ち遠しいです。
ファンにならずにはいられない！キャッシーと
鍼灸師でもあるDr.アナ・フォルコマー氏。かわいいですね〜！
解剖学アーティストのダニー・クァーク氏
自らの体にもペイントを貼ってくださいました。
台湾出身とニューヨークで活躍するイー・チェン氏
自然体のコーチ力に、知見の高さを感じました。
実技では、彼からたくさん教えてもらいました。
コースではITTピラティスの仲間も数名受けにきていました。
広い知見から学び続けることを大切にするITTピラティスイズムが感じられて
とっても豊かな気分になりました。
みんな〜、ID活用会やりましょうね！
お知らせ
- 「ITTピラティス研究会」2018参加者募集！
別売りのKinetikosコンテンツにて予習復習がいつでもできるコース。
（コンテンツはどなたでも購入可能です。）
「エッセンシャル・エクササイズ」（EE）
「マット・エクササイズ」(MAT)
上記二部構成です。
EEのみの受講も可能です。
木曜日14：00〜17：30（7/12~）
詳細はこちら
日程が合わない方は、個別対応もいたします。
詳細はお問い合わせください。
メルマガ登録はこちら。
杉並・武蔵野エリア
からだ改善スタジオYAPF(ワイエーピーエフ)
JR西荻窪駅より徒歩１分 パーソナル・少人数制でピラティスとフィットネスを提供します。
