やおぶろ vol.2

スキー大好き、やおりのブログ。

ウィスラー旅記:デジカメ死す。

2006-02-14 | Whistler 2006
1月30日(月)/滑走2日目

スキーヤーの朝は早い。早くてツラい(あたしにはね)。
今朝は「ブレックファーストクラブ」目指して、6時50分にホテルを出る。

前夜、夕飯の準備をしている頃から、ものすごい勢いで雪が降り始め、
ビレッジでこれだけ積もってるんだから、山はかなり期待できるよ♪ と、
全員一致で早起きを決めた。

「ブレックファーストクラブ」とは、専用のリフトパスを購入したヒトだけが、
一般のリフトオープン時刻より前にウィスラーマウンテンへ上がることができ、
山中のレストハウスで朝食をいただいた後、スキーパトロールのゴーサインを
受けてゲレンデへ飛び出し、朝一番の雪で遊べるというシステムである。

F社には、「滞在中1回、ブレックファーストクラブ・チケット付き」という
嬉しいサービスがある。到着日に配られたチケットが早くも出番だ。


まだ夜の明けぬビレッジを、ゴンドラ乗り場へ向かう。

と、

人、人、人……でした。
すでに大行列でした。

国や言葉が違っても、雪遊びの好きな人の考えることは同じなのね。

最後尾に並び、この賑わいを撮ろうとデジカメを構えたら、列が動いた。
その拍子に……、なんと……、

カメラ落としたーっ!

ストン だって。

カツン だって。

どひょひょ。


慌てて拾い上げると、レンズが歪んでいる。
カメラよ、そんなに首をかしげて、お前は一体何を写そうというのか(痛)


ほどなく、

リフトスタッフのお姉ちゃんが現れて何やら説明を始めた。

あわわわ。聞き取れない聞き取れない。
カメラの破損に気を取られていたから、と言いたいところですが、わたくし
ヒアリングは苦手です。
追いかけてって再度説明してもらったところによると、

お姉ちゃん
「本日は多くのお客さまがブレックファーストクラブを希望されていますが、
レストハウスのキャパの都合もあり、ご案内できるのは655人までなんです。
列の後方、この辺りにお並びの方々は、ちょっと状況が厳しいかと……」


それなら何か食べて出直そうと、速やかにホテルへ引き返す。


出直し休息中@ビレッジイン・ロビー

でも、これはこれで、よかったのかも。
実は今朝ブレックファーストに行っちゃうと、キ○コが参加不可だったんだ。
昨日、板をメンテに出して、その受取りが今日の朝8時って言われてたから。
それに、後発隊として合流する隊長の旧友・ふっしーも、明日の到着だもんね。

どうせならみんな揃ってわ~っ、と滑りたいじゃん。

(結果的に「みんな揃ってわ~っ」は、実現しなかったワケだけど……)


結局、
フレッシュトラックは滑れないわ、 カメラは壊すわで、
慣用句「早起きは三文の徳」が、にわかには受け入れがたい朝となった。



購入からわずか5日で天に召されたデジカメ。
歪んだレンズが“バベルの塔”のよう。南無南無。



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