3.27岡邨洋さん家族への強制執行を再び粉砕したぞ!
以下は、きょう大阪地裁・高石貞執行官に渡す予定だった抗議文を掲載します。
2012年3月27日
大阪地方裁判所
執行官 高石 貞 様
違法・不当な強制執行に断固抗議する。
岡邨 洋
前回の3・14以上に、ずさんでデタラメな今回のやり直し強制執行に断乎(だんこ)抗議する。定められた書式もなく、急きょワープロで打った「調書(期日指定)」を、(配達証明付き郵便でもない普通郵便でこっそり送りつけて来るとはどう言うことだ。こんなもので、人の家を奪えるのか。そもそも、前回「執行調書」の「署名押印忘れ」とでっち上げ立会証人の署名・押印の問題は何ら訂正もされていないではないか。こんな要件を欠いた違法な強制執行など絶対許さない。
3月14日、私と私の家族に対する住宅追出し強制執行は、ものの見事に粉砕された。結託した八尾市と国・大阪地方裁判所は、八尾北医療センター労働組合、全国連西郡支部、かけつけた大阪市職をはじめとする労働者、労働組合の怒りと絶対反対の団結の前に、自らの不正義性に打ちのめされ、尻尾を巻いて逃げ帰った。
八尾北医療センター民営化絶対反対11年の闘いと、応能応益家賃制度絶対反対の15年の西郡住宅闘争は、新自由主義・道州制攻撃による西郡更地化・廃村攻撃(特区攻撃)を誰の目にも分かるように暴き出した。それは、西郡住宅の半分以上を廃止し、桂小・中学校は統廃合、保育所、老人センターなどもことごとく民営化し、つぶして更地にして資本の金もうけのために売り飛ばす攻撃だ。
更地化=廃村、青年たちへの非正規職化・大失業の攻撃と、その手先になっている解同本部派=地区協に対する怒りが西郡に渦巻いている。その中で私に対する追い出しを強行し激突すれば、八尾北・西郡闘争の絶対反対の団結が一気にムラ中に、拡大してしまう、この現実性におののき強制執行できなかったのだ。
この勝利を受けて、3月18日、「住宅追い出し・病院つぶしの更地化粉砕! 道州制・特区、改憲・労組破壊の橋下打倒! 全国総決起集会」が勝ちとられた。雨にもかかわらず、地元のみならず全国から労働者と大衆、住民、学生たち600名が結集し、勝利感に満ちあふれた集会と、労組旗と荊冠旗、のぼりを林立させ、西郡を練り歩き、近鉄八尾駅まで4キロのデモをやりぬいた。
JR東日本の検修・構内業務外注化の4・1実施を阻止した動労千葉の闘い、圧殺攻撃をうち破り1万6千人が決起した3・11「原発いらない」郡山集会を引き継ぐ決定的勝利だ。
更地化と絶対反対で闘うとは、新自由主義・道州制を打ち倒し、この腐り果てた社会を根底から変え、すべてを労働者の手に奪い返すことだ。生きさせろ、すべてを奪い返せ、今、労働者階級は一つに団結し、すべてを取りもどすときがきたのだ。
3・14~3・18を闘いぬき、今や、八尾北・西郡闘争は、道州制・更地化と闘う全国の拠点だ。すでに、私たちはこの新しい時代を切りひらき、新しい勝利のたたかいを開始している。未来と希望があり、姑息(こそく)な強制執行のやり直しなどではびくともしない。一層強まる更地化攻撃は団結拡大の合図だ。私たちは、必ず勝利する。 以上