山里ひぐらしの小径

木曽路の入り口、岐阜県中津川市から
人と自然とのかかわりをテーマに、山里、植物、離島など。

柿のなり年

2017-11-25 | 植物利用
去年たしか300個以上も柿がなったので、今年はならない年だと思っていたら
1000個もなってしまった。実家の柿。
こんなに多いのは多分初めてだと思う。
おそらく樹齢50年以上はある柿。私が子どもの頃すでにあった。

当時は、ならない年にはほんの数個という感じだったと思うのだけど
この頃毎年たくさんなる。

今年は1000個もなってしまったため、さすがに実が小さい。例年の半分ぐらいしかないように感じる。
そして、昨年はなぜか種がすごく小さかったり、全くなかったりだったのに
今年は実が小さいのに種がやたら大きくてたくさん入っている。
だから食べるところが少ないし、食べるのがめんどくさい。

種がたくさん入るのはなり年の特徴なのだろうか。
ウェブサイトの中には、種ができる方が味もいいと書いてあったけど
そうは思わない。
今年は去年よりも味がずっと落ちる。

今年味が落ちるのは、たくさんならせてしまったからだろうと思ったけど
そうとも限らないようで、隣の人が、夏の雨がちな気候のせいか自分のところのも味が悪いと言っていた。

柿も毎年よくなって、うちのは味もいいとみんなが言ってくれるので、ちょっと欲が出てきて
来年は摘果してみようかと思うけど
さすがに今年1000個もなれば、来年はそれほどならないんじゃないかと思う。

1000個もなると採るのが大変なので
100個ぐらいにしてほしいのだけど。
じゃあ採らなければいいような気もするけど
採ってあげないとかわいそうな気が、なぜかしてしまう。


いろいろな人に段ボールに詰めて送って
それでもたくさん余るので、
甘柿を干すというのをやってみている。
長野県根羽村の人が、昔柿を皮ごと4つに切って干して、梅雨の頃までおやつにしたと言っていたので。
その場合の柿は、渋柿なのかもしれないけど。根羽村は寒いので、甘柿でもあまり甘くならないという。

まあ、私の場合こうやって干しても、食べずに終わってしまう可能性が高い。
鍼の先生は、柿は体を冷やすので1日に4分の1までにしろと言われるのだけど
2つぐらいは食べてしまう。
そうすると、やっぱり足の甲のあたりがすごく冷えてくる。
柿の食べ過ぎは風邪の元になるらしい。
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