まねきネコのバリで子供と大騒ぎ

まねきネコのバリ島生活21年 子供の事や吉川晃司さんの事・・を気の向くままに。

ジョグジャで…

2010年07月20日 | 日記
ジョグジャ最期の夜は、同行していた友達のバースデーだった。

昼前に荷物をまとめ、寝台特急チケット(夜の9時20分発)を予約し、
後は駅に向かうだけという時、預けていた荷物のそばで、ハッピーバースデ~と、ケーキっぽいパンでお祝いをしていた。

お腹も満たされ午後7時すぎ「さて、まだ駅まで時間があるな~」と、余裕でいる時、
ふと友達が、「念のため出発時間の確認をしよう!」と、まじめにチケットを見直した。

と、その瞬間「え~~~~~~~~~!!!!!!!!! これ、時間が…」

そうです、午後9時出発と思い込んでいたけど、寝台出発は19時だったのです。

さあそれからと言うもの、慌ててタクシーで駅に向かうのですが、すごく混んでいて
既に7時20分。もう目の前なのに、進まず、道を知らないから歩く訳にも行かず
ドタバタで駅について、案の定出発済みの私達のベット。

トホホで駅員さんに説明すると、
明日の同じ特急なら乗れると言うことだけれど、いまさら、又元ホテルへチェックインする気になれず、(他の宿探す気もなし)
寝台の次の、快速列車で出発する事にした。もちろん自由席しかないので、横になることは諦めとにかくジャカルタへと行く気満々だった思いだけで飛び乗った。

乗ってすぐ、車内の扉を開けた瞬間、
あまりの薄暗さと、ド~んと沈んだ空気(既に乗客、空席を好きなだけ使って足を伸ばし、睡眠に入っている雰囲気)を察知し
固まってしまった。

とても足を踏み出す勇気がなく、席もなさそうなので、
そのまま扉を閉め出発と同時にしまった入り口階段に荷物を置き、腰を落ち着けました。
少しは明るくて、たいした人の行き来もなく、結構落ち着いていられたのを覚えていますが、
夜景は、当たり前ですが全く見えませんでした。

途中の停車駅で乗り込んで来る、ゆでた鶉卵売りの兄ちゃんなどから
韓国語や、中国語で話しかけられたりして、それはそれで面白かった。
皆の生きるためのエネルギーがすごくて感心しつつも、到着前はさすがに
当時ニュージーランドで連日、デザートに生クリームをのせたスポンジケーキを食べたせいで太ったお尻のお肉のなごりも痺れ出し、どうしようと立ち上がった頃到着。

又炎天下、荷物を背負ってしかも、大音響のコーランの横を歩き
脱水か熱中症になりそうなだるさの中、安宿に着く。
バリ島では、そんなに大きな音では聞こえないコーラン(1日5回)のもと、
シャワーを浴び昼寝から始まったジャカルタでした。