まねきネコのバリで子供と大騒ぎ

まねきネコのバリ島生活21年 子供の事や吉川晃司さんの事・・を気の向くままに。

スラバヤはパス→ジョグジャ

2010年07月19日 | 日記
昨日は、日曜日で朝に更新したので、夜も!と張り切って書いていたら…
プツッと切れてしまいました。トホホ…

ではいよいよ帰途ジャワ島です。
スラバヤまでバスに揺られ到着したのですが、第一印象は、なんとなく薄暗い街。
(スラバヤ好きな方すみません)と言うか、都会だったのです。

大きな通りを必死で横切り、いつものパターンでまずは宿探し。
窓がなく暗かったり、お化けが出そうな雰囲気だったり、3件目にはもう
スラバヤを後にしようと決心した程、安くていい感じのところが見当たらなかった。

3件の安宿を見て回るなんて、バリでいい感じ宿と比べてしまうせいか、気に入らず
しかも荷物を背負っているのでクタクタ…

そんなスラバヤ、観光地ではない気がして、(今頃気づく?って感じですが)
スルーしようとジョグジャ行きのバスを探しました。着いたその日です。

でも、探しつつ、ちなみにどんな観光が出来るのか聞くと、トレッキングとか、
馬に乗って朝日とか、結構お金がかかるものだったので、
やっぱり向かないなと、出発。

観光バスを予約したつもりが、小さな旅行社で、折角のお客を逃したくなかったのか、
乗り物は「ベモ」しかも貸切
途中でお客が私たちだけど気がつくまで、途中から誰か乗ってくるのかハリ思い込んでいた。

またまた ピ~ンチ
このまま連れ去られてもおかしくない状況!
女二人でドライバーに委ねるしかないわが身…「もう交代で寝ようっ
ていいながら…やっぱり暴睡てしまうんですが。


でも早朝無事にジョグジャへ着き、真っ暗の中、メインストリートで降ろされました。

いつもなら宿探しなんですが、朝の4時頃なので、もったいなくて半夜の野宿を決行。
野宿と言っても、マタハリデパートの入り口前の広い所(床は少し汚めタイル)に、
荷物を置き、もたれかかりながらウトウト。ほんの2時間のつもりが、
結構眠ってしまい、気がつくと明るくにぎやかな街の中心に野宿している状態。

目立っていたので、ひえ~~~~と慌てて動きました。

無事1件目で安宿が見つかり、いよいよ世界遺産ボロブドゥール、プランバナンです。

ここはケチるレベルではないと、必須項目だったので、歴史に興味のない私も
見るべきと思い出発。ウロウロしているとものすごい暑さなので、
早朝から8時には到着するよう計画を立て、向かいました。


この時、電車から見える景色にカルチャーショック。
バリではなかった衝撃。電車が通過するすぐそばまで人や家が建っていたり、
家のなさそうな人が固まっていたり、川でしゃがんでいたり…
生活臭がプンプン。よその洗濯物に手が届くような気がしながら、
母の田舎高知へ行った時、昔は1日がかりで乗り継ぎだったので、
母の寝ている横で、絵本を持って退屈していた私は、つい絵本を窓にかざしてしまい
風で絵本が飛んでいってしまい驚いた経験を懐かしく思い出してしまいました。

そして、ボロブドゥールに到着しいきなり、外国人料金と現地料金がある事に
怒りその怒りのついでに、「ガイドなんて要らないっ!!!」って気分で入場したのが失敗。
説明なしに何が分かるのでしょうか?そうです、ナ~んにも面白くなくて、印象にも残らず、
何しに行ったのかと自分に問い。

「はい、見に行きました。」と開き直るしかない感じです。
カップルが日本語の上手そうなガイドさんの説明を受け、じっくり見ている横で、
耳ダンボにして通りすぎるしかない私達。
情けなかったです。ガイドはつけましょうね!と言いたい。

そして、プランバナンへ向かう途中ベちゃに乗り必死に自転車こぐおじさんが
遅くて遅くて、あまりにも単調になってきたので、「どれどれ、私にもこがしておくれ」
と、運転手交代。子供の好奇心丸出し状態で、ひっさしぶりの自転車。

友達と交代でおじさんの商売道具取り上げ、運転風景記念撮影。
おじさんごめんね。言葉が通じなくて、分からないのにうるさくて…

で肝心のプランバナンより、そっちのほうが印象に残っている罰当たりな私でした。

で、この後、泥棒よりショックな事件が起こるとは夢にも思わず
ジョグジャを後にする日、友人の誕生日だったので、小さなケーキでお祝いをするのでした。つづく。