ボクは今年8月に65歳になります。日本において、65歳という境い目は大きな意味を持ちます。いわゆる「高齢者」という範疇に、否が応でも組み込まれる年齢が65歳ですからね。
ボクらの同級生(1958年〜59年生まれ)はみんな来年3月までのどこかで65歳を迎える年回りなので、この4〜5月に何種類かの「年寄り切符」のようなものが行政機関から届きました。その中の1つが、今日話題にする「高齢者肺炎球菌感染症の予防接種のお知らせ」です。
肺炎球菌感染症とは、肺炎球菌という細菌によって引き起こされる病気です。この菌は、主に気道の分泌物に含まれ、唾液などを通じて飛沫感染します。日本人の約3~5%の高齢者では鼻や喉の奥に菌が常在しているとされます。これらの菌が何らかのきっかけで進展することで、気管支炎、肺炎、敗血症などの重い合併症を起こすことがあります。
まぁそういうわけで、今日ボクはこの予防接種を受けてきました。「助成を受けられるのは今年限り」という言葉に惹かれちゃいました。これでボクも、立派に高齢者への仲間入りを果たしましたかね?
こんな「予防接種済証」もいただきました。これって保管しておくと、何かの役に立つのでしょうか?
なんかこれから「高齢者」になると、今までのボクの人生にはなかったいろいろなこと(サービスやら特典やらそれを得るための手続きやら…)が、ボクの身に降り掛かってくるのでしょうね。楽しみのような…ありがたいような…面倒くさいような…複雑な気分です。