鞠智城(熊本県の北にある古代山城)は、唐・新羅の攻防戦に備えて7世紀後半に、大和朝廷が築いた。武器・食糧を補給する支援基地だったと言われる。
戦争で来たわけではなく、ここを撮影現場の一つとして取り掛かる。
古代高床式倉庫の空間(床下)に目が止まる。
なんということでしょう。
妄想と幻想に侵された人影が浮いて見える。…権力者はこの症状が見られるとよく言われる。
それは病気です。
野外撮影一景
被害妄想の遊戯が始まる。
床下で医者と患者が入れ替る。
「誰だ、お前は?」
「あたしはあなたの病気です」
このフレーズが熊本の一部から流行する。
「疫病流行記」(寺山修司)のセリフである。
今年の流行語大賞になるとは夢にも思うまい。…承知しております。
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