仮設の仮説

劇団の計画会議であるが、先ずは引越しから始まる。
この春でみなし仮設が終わり、探さなければならない。
座長は不動産情報を集めている。場所と家賃を基準にしている。
私はバカになりたい。…息子たちから聞いたドーム型ハウスに移りたい。この型は地震に強い。
私の案は笑われている。笑われてなんぼう。
生活感のない家が落ち着きます。
一生、仮設。
ハリボテは言わば、舞台美術(大道具)の中で暮らしたいのです。