劇団夢桟敷 ☆2018.6〜山南ノート5

熊本アングラ万華鏡〜演劇とプライベートの徒然

熊日連載⑤「わたしを語る」熊本編へ

2020-04-29 01:04:41 | 2020-2022 日記

熊日連載「わたしを語る」1984-より〈熊本編〉に入った。

ここに来て、読者からの反応が身近に聞こえるようになった。友人知人の範囲ではあるが、熊日新聞がどれだけ多くの人たちが読んでいるのかに驚く。忘れていた人たちの顔が押し寄せてくる。
面白い!と言われるが…。
私を知らない人がどのように読んでくれているのか、日を追って気になる。…この連載にあたり「一般の人が理解できるようにお願いします。」と念を押されたことが身をもって迫ってくる。
一般の人にとっては私は無名である。
私は一般と言われる人をあまり意識したことがない。あの人この人が固有で関係していた。
モグラのように一般は目に見えない。
にも関わらず気になるのは何故か?
評価を気にしているのではなく、語りが伝わっているのかも気にならない。
一般と固有の関係が気になる。
毎日、ハテナマークだけが大きくなっているのだ。…一般を追跡したい。ストーカーのように。
ハテナの爺さんである。
演劇ではハテナを面白がりながら作る。お客さんが見えているから安心できる。
今は「わたしを語る」が「あなたを語る」に関心が大きく傾いてきている。「わたし」より「あなた」に興味があることがわかった。…不安に興味あり。

さて、昨日今日の語りは
10.ライブハウス開店と閉店
11.ビデオ制作プロダクション
熊本に戻って目まぐるしく動いた1984年からの10年、実際は借金返済地獄に陥っていたのだが、読み返してみるとアッサリしているではないか。ご迷惑をかけた人からすると物足らないだろう。
これで読者の期待に応えられるのか不安になった。人の不幸を楽しみたい人も多くいる筈だ。
それには慣れていなかった。…楽観主義に落とし穴があった。さぁ、どうする?
「熊本アングラ万華鏡」はしばらく続く。…面白がることのバカが通ります。


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