劇団夢桟敷 ☆2018.6〜山南ノート5

熊本アングラ万華鏡〜演劇とプライベートの徒然

週刊月曜日 第25号

2022-11-14 10:29:24 | 2020-2022 日記
劇団夢桟敷「週刊月曜日」
〈第25号 2022.11.14発行〉
井上弘久独演「椿の海の記」告知特集
https://yumesajiki.jimdofree.com/
※バックナンバーを見れます。

◎ご挨拶
向寒の候、皆さま如何お過ごしでしょうか。
私ども劇団夢桟敷はコロナ禍での演劇活動の停滞を余儀なくされておりましたが、この度いよいよ本格的な活動を開始いたしました。時期が参りましたらまた改めて公演のご案内をお送りいたしますので、その際はどうぞ 宜しくお願い申し上げます。
さて、本日は下記日程で上演予定の“井上弘久独演「椿の海の記」”をご案内したいと思います。公演詳細は 同封チラシの通りですが、熊本公演につきましては劇団夢桟敷が受け入れ等の協力をさせていただいております。 石牟礼道子の文学世界が演劇的手法でどう表現されるのか...。一人でも多くの方にその瞬間を目撃していた
だきたく、ここにご案内申し上げます。なお、公演は完全予約制となっております。必ず事前のご予約をお願い いたします。新型コロナ感染防止対策を万全にして皆様のご来場をお待ちしておりますので、どうぞ足をお運び くださいませ。



九州巡回熊本公演 井上弘久独演「椿の海の記」 原作◎石牟礼道子
◎時
11 月 23 日(水)祝 (開場 16:30/ 開演 17:00)
◎場
熊本市国際交流会館 5F 広間
◎料
2000 円(完全予約制)
◎予約/問合 劇団夢桟敷
TEL090-4581-5190
E-mail yumesajiki@ybb.ne.jp


井上弘久氏より九州巡回公演メッセージ
(Facebook Inoie Hirohisa 11月14日より)
【第一章「岬」フルバージョン公演/門司・耶馬溪・熊本・水俣】
11/12一昨日、音楽の吉田水子さんとともに数々の楽器が稽古場にやってきました。今年は『椿の海の記』を10回ほど上演していますが、2月の茅ヶ崎おやこ劇場と6月の日本生活学会での『ぽんた無情!』以外は、私のカリンバによる弾き語り公演だったため、稽古場にこれらの楽器たちが集まるのは久しぶりのように思えます。
さて、11月18日の北九州市門司のブリックホールからはじまります九州4か所での独演『椿の海の記』は、すべて吉田水子さんとのフルバージョンでの第一章となります。
『椿の海の記』は本当に傑作!としか呼びようのない文学作品で、各章がそれぞれ独特の、他に代えがたい魅力を放っていますが、この第一章では、4歳になるかならないかの幼女「みっちん」の五感に写しとられた90年前の水俣が、じつに瑞々しく描かれてまいります。
そしてその90年前の水俣を舞台に、幼いひとりの女の子が人間の子どもへと成り代わってゆく様が、いくつかの忘れ難いエピソードとともに語られてまいります。特にこの後者の部分はカリンバ公演ではカットせざるを得ませんでしたので(ひとりでカリンバを弾きながら演じられる範囲を超えた世界なのです!)是非是非、今回の舞台でご覧いただければと思っております。
なお、11/15日(火)の西日本新聞の記者のコラム「風向計」で、独演『椿の海の記』が紹介されるとのことです。
来年は第二章の行脚公演を企画しておりますため、第一章の上演はしばらくございません。どうかお見逃しなきように!
九州公演は門司・ブリックホール~耶馬溪・厳浄寺~熊本・国際交流会館~水俣・おれんじ館と続いてまいります。
詳しくは下記を。
https://www.tsubaki-dokuen.com