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ショット

見えないものを見る 感じたことを写真と文章でつづる暮らしと自然のフォト日記

カタクリ写真のからくり写真

2013-04-20 21:28:13 | フォト日記


蓮華寺池公園でフジを見てから 牧之原公園に向かった
先日は時期が早くて一輪しか咲いていなかったカタクリの花 

もう咲いた頃かと予想したが なにも咲いていない
これから咲くような様子もない フェンスの扉は施錠してある

最盛期には保存会が解錠し フェンス内の歩道を渡れるサービスもある
市の広報誌の表紙に載ったばかりなのにすでに遅かった

その広報誌はカタクリの中の少女がほほえましい写真
タダこの中はカタクリ保存のため立ち入り禁止区域

生育のための作業員とは違う 良い写真を撮るためのモデル
PRのためといっても配布された広報を見て出かけても花はない

不特定多数が入ると困るが許可を得れば許される特権
聞くと新聞社もそのように仕掛けた写真を撮るそうだ

プロの写真には仕掛けがある カタクリもカラクリだった


実るほど人の見上げるフジの花

2013-04-19 15:46:34 | 百花繚乱


藤枝市では藤まつりが始まる 写真は蓮華寺池公園
安達明は「薄紫の藤棚の下で唄ったアベマリア」と唄った

「女学生」という曲だったが知る人は少ないその安達明が
一昨年の5月62歳で亡くなったとは知らなかった

平日の蓮華寺池公園 どこから来るのかと思うほど人が多い
ただ女学生らしき人は見当たらない老若男女の 若がない 

藤棚の下は甘く匂うが  ここですれ違う人は線香の匂いがする
ちなみに 私は加齢臭
http://www.youtube.com/watch?v=GhMxRrt8Ogk


秘密の霧島ツツジ

2013-04-18 20:22:00 | 百花繚乱


確かこの辺りと出かけたが 確信はない 
それでもすぐに発見 農家の裏 

茶畑の中にせり出して咲く霧島ツツジ 
運よくちょうど見ごろにあたった

いつになく花がびっしりと詰まって咲いたという 
いつもよりも早い開花でまだ見る人も来ない

新芽の出た緑の茶畑と真っ赤なツツジが鮮やか
おじいさんが毎年足場を組んで刈り込みをしている

そのおかげでまんまる  見ないともったいないが
心ない人が新芽の出た茶畑に入ると困るので場所は秘密 

でもお茶刈りが終わるころは 花も散る
心ある人はメールにて・・・返事は松本さんの裏庭


ローカル線のドクターイエロー

2013-04-17 18:16:22 | フォト日記


大井川鉄道の線路の上を走る手押しの点検車
それを ドクターイエローとは誰も言っていない 

これを見ると幸運が訪れるとも言われていない
架線の点検と生い茂った枝の伐採の作業中だった

でもあまり見ることもないので貴重だ
色は新幹線と同じ黄色といっても はしごの色

検査用の機種は積んでいないが異常があれば即修理
伐採用の高所ばさみを積んでいる

列車が来れば折りたたんで よけるのだろう
時刻表を確認してから 鉄橋を渡って行った 人力で


お茶会

2013-04-16 18:42:01 | フォト日記


中野和馬の器に盛られた 宝家の季節の和菓子
朝比奈宗久先生の お茶会に招かれた

扇子と懐紙は同級生のよし子先生に借りた
毛氈が敷かれ シロヤマブキの生けられた部屋

こだわりの松花堂懐石弁当を頂き お酒もいただく
「おんな泣かせ」と「越乃寒梅」飲み比べ

鉄瓶から注ぎ 漆塗りの杯でいただくと一段と旨い 
他の人より 余分に頂き 春の縁側のように心地よい

ずっとここに座って飲んでいたい気分
時間指定で次の客が来るので そうもできない

外庭を通り茶室「杉風庵」へ向かう 小さな木戸をくぐり
人間の大きさを感じながら頂く和菓子と茶湯

掛け軸 窯 茶坪 茶さじ 茶碗  
全てに命が注がれている感じ

何とも優雅な気分の時が過ぎて 会もお開き
茶室を出る時に同席の中学教師が鴨居に頭をぶつけた

「大丈夫ですか」  「鴨居は」