時間には余裕があるのでと道端の気になるところに寄り道して進む
しかし全部寄っていたのでは 宿の松本にいつまでたっても到着しない
シャトレーゼは通過して御射鹿池へ向かう 山道を想像していたが
いつも走る家の近くと変わらない 快適に進んだ
駐車場もあり観光バスの客も来ていた ツアー客は直ぐ帰って行った
東山魁夷の白馬の画になった池 吉永小百合のコマーシャルでも有名
水面に山の木立が映り 神秘的な池だった yukoさんが紹介した本
原田マハ著「生きるぼくら」に載っている その本は図書館に注文した
それを一気に読んだ いじめ 登校拒否 親の離婚 老人介護
などのほか 米作りがかなり詳しく書いてあった
農業を捨てた私には後ろめたさも感じる本でもあった
話では 御射鹿池も重要なポイントの一つだった
訪れたときの感想も載っている
<冬の日差しを照り返し 近くの小高い山の姿を逆さまに映して
静かに広がる湖面 清潔な青空が そのまま大地に下りてきたかのようだ
ときおり吹き過ぎる風に揺れる木立 かすかにざわめくさざ波
動くものといえばそればかりだった>とやはり作家の表現は素晴らしい
本を読むと御射鹿池にまた行きたくなってくる
この奥地の硫黄の匂う渋御殿湯に寄り道してから
諏訪インターを目指し高速を松本に向かう
メモ 2017年6月18日
とっても静かで風が心地よく揺れる木々や草や池の波の音色が音楽を奏でてるようなイメージです
今年は難しいかもしれませんが、近年中に必ず行こうと思います
山の中の小さな池ですが車で行けるので便利なところにありました
この奥の渋御殿湯は野口健氏も利用するようです
ただ対応がいまいちの感じでした (過剰サービスになれてしまっているのでそう感じたかもしれませんが)