寺脇研氏の講演を聞いた
氏は地元で廃墟になった歴史ある建物などの下見をされ
人のネットワークが 地域を変えると題して
黒川温泉や湯布院の例を参考に話された
生涯学習で自分が出来なかったことをやり
今までにないことを面白くかっこよくやるのが文化だ
それを文化力ということばで表した
さらに 東京にはなくて ここにあるものを探し出しそれを活かすことや
歴史ある建物をそのまま保存するのではなく 活用して残すことの必要性を説いた
氏は 元文部省キャリア官僚 ゆとり教育の推進者として名を知られているが
学力低下が叫ばれ学力重視路線を打ち出すようになり槍玉に挙げられるようになった
そのためか幾分暗い印象だったが・・・それも講演が始まると同時に吹っ飛んだ
明るく気さくで 語るように話され 聞きやすかった
私は 講演終了後 恐れ多くも寺脇氏の宿泊先まで押しかけてしまった
そこで 「円周率を3とする」ことをどう思うかお聞きした
「3.14を教えないわけではなく3も目的に応じて使い分ける」と答えられた
また先生は映画評論家でもあるので「武士の一分」の良さについて尋ねると
あれは武士のかっこ悪さをかっこいいキムタクが描いていることにあるそうだ
先生は横顔がハンサム作家村松友視(示す辺の字が出ない)似だったのでそれもお聞きすると
「それは初めて言われた よく三波豊和似といわれる」とおっしゃった
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謙虚な方?
古い建物は使ってこそ価値があるというのはとても理解できるのですが・・
寺脇氏はテレビなどにも出てるそうです今度の日曜朝8時前のNHKラジオに出ると予告で言ってました 家は使わないとだめになります 古い建物も別の利用法などでも生きてきます