ショット

見えないものを見る 感じたことを写真と文章でつづる暮らしと自然のフォト日記

hanaさんと大槌の宝

2013-02-11 00:04:32 | 人間観察


釜石のhanaさんは今月で還暦を迎えたがおばさんではない
震災の被害を受けながらもいつも前向きで人に元気を与えている

ちなみに私は前向きな人はおばさんだとは思わない
おばさんは年齢ではないのだ それはともかく

そのhanaさんが趣味を生かして お年寄りに写真撮影を教えた 
震災後 家に閉じこもりがちの人が多くなった大槌町

そこはhanaさんの実家の町 ここも大きな被害を受けた
その人たちに少しでも外に出て明るく笑顔でいてもらいたい

カメラを持ったこともない人もいたが 写真撮影のために外に出る
人との会話もするようになった 撮った写真も人に見せなくてはもったいない 

大槌のおばあさんやおじいさんたちが写した町の様子
その写真展にまで話が進んだが 予算が足りない

そのための費用を「レデイーフォ」募金サイトで募った 
目標金額が集まらなけでば写真展開催は不可能

不安はあったと思うがhanaさんの人柄で既に100人以上が協力し
大槌 東京 横浜 での写真展の開催が決まった

震災で被害を受けた大槌町に笑顔を取り戻したいと
自らも被害を受けながらも 今できることかは何かを考え

それを行動に移したhanaさんの勇気に敬服する
写真展費用は多くても無駄にはならないはず

22日まではまだ資金の募集をしている いっぱい集まって
写真展が 全国で開催できれば なお嬉しい  READYFOR?

ちなみに東京会場は 品川区上大崎2-9-25
「ギャラリーやさしい予感」3月8日~3月11日 11時~20時

忘れられないあの東日本大震災から2年が経とうとする日だ
私は昨年このころ大槌町にいた 写真はその時のもの


年齢を感じさせない笑顔人 日本初の女性ジャーナリスト笹本恒子さん

2012-10-22 17:22:41 | 人間観察


歌舞伎観賞から帰るバスは各地に寄るので時間がかかる
『好奇心ガール、今98歳』と題した講演が終わるころ島田に着いた

聞くところによると会場は満席で どうせ入れなかったようだ
講師の笹本恒子さん日本初の女性ジャーナリスト その人に

今朝お会いした  カメラバックを肩にかけ笑顔が可愛い
この人のそばに寄れただけでパワーを頂いた気がした

ちょうど車に乗られる時にちかくをSLが通った
すぐに降りて コンデジカメラを出して撮影された

やはり現役だという証拠をこの目で確かめた
バックにはカメラが入っているのだ 

近くラジオ深夜便にも出演されるそうだ
録音できるラジオを購入しなければ私が起きれない


講義中空調効かしセミしぐれ

2012-08-04 18:00:06 | 人間観察


ケータイ安全教室担当者3名による 
シニア向けの役立つケータイのあれこれという話だった

おれおれ詐欺などの被害に遭わないための講義と
災害時の伝言板の使用方法を学んだ

さしずめ目新しい話はなかったが 暑い日だった
こんな日は空調の効いた部屋は外の暑さがしのげて快適だ 
 
始まる前から居眠りしていた人は話が始まっても起きない
貸し出してくれたケータイを使用して災害用伝言版の実践では

わからないところをスタッフが個々に教えてくれたがそれも断り眠っていた
そこにさほど興味のない話であれば セミしぐれにしか聞こえない

眠っても注意されることはない講座 叱れば帰ってしまう受講者
いかに人を引き付けて話せるか講師の力量が試されているのだ


メルマガから

2011-05-18 18:02:23 | 人間観察

月刊「致知」から送られてくるメルマガは深い
6月号の記事を紹介しその後の状況を知らせてくれた

20名の中国人研修生を津波から救い 自らはその研修生の見ている目の前で
津波に呑みこまれて亡くなった女川町の佐藤水産専務 佐藤充さんのことが載っている

その後台湾の経営者らが救急車や消防車の購入費として
1億3千万円を寄贈し救急車には「みつる号」と命名したい意向だという

また消防車には南三陸町で「早く逃げてください」と同報無線で呼び続け
自らは津波に流され亡くなった遠藤未希さんの名前が付けられる見通しだ

「みつる号」と「未希号」 二人の家族は了承しているという 
外国の心まで動かした 二人の行動がいつまでも後世に語り継がれる事をねがう


西川信義さん

2011-03-31 16:54:56 | 人間観察


朝配達される 昨日の夕刊に知人が載っていた
西川さん 知人といっても先輩で 78歳

旅行などでご一緒させてもらったことがある
その場を盛り上げるのが上手な方だった

趣味も多忙で 山岳 帆船体験 考古学などの話も尽きなかった
マジックや 似顔絵なども楽しみ優雅な定年後を送っている

いつも話題が尽きなく人を喜ばせることを誇りとしている
新聞にはマジックをやり始めた きっかけが紹介されていた

トラブルで緊急停止した列車に乗り合わせた外国人が
車内でマジックを披露してその場を和ませたことに感銘した

それは知らなかったし 聞きもしなかったが
電話して 「そうだったんですか」と言った